全国のコミュニティシネマの夏休みの特別企画上映情報

全国各地のミニシアターやコミュニティシネマでは、野外上映会やワークショップ、アニメーションの上映といった、子ども(幼児~高校生までを含めた若年層)を対象とした上映会や、夏の特別企画(平和を考える映画特集など)が、今年も活発に行われています!

コミュニティシネマセンターで把握できた上映情報をまとめました。

ぜひとも、お近くの上映会にご参加下さい!

夏休みの映画館2022

7月30日[土]~8月5日[金]

*日程は会場によって異なります

 横浜シネマ・ジャック&ベティ   シネマテークたかさき   大阪シネ・ヌーヴォ   松本CINEMAセレクト   元町映画館   Denkikan   鹿児島ガーデンズシネマ 

活弁付上映や、豪華ゲスト陣によるトーク、映画講座など、多彩なプログラムを実施!


『野火』アンコール上映

(2015/87分/日本)

8月15日(終戦の日)前後   フォーラム八戸[青森]ほか全国21館 

シネマリーン夏休み上映[岩手]

  シネマリーン(宮古)  

7.6[水]~8.11[木] 『ハケンアニメ!』(2022/128分/日本)
7.23[土]~8.11[木] 『映画クレヨンしんちゃん もののけ忍者珍風伝』(2022/100分/日本)


山をめぐる映画の旅[山形]

7.15日[金]~8月25日[木]  フォーラム山形  
『杜人 環境再生医 矢野智徳の挑戦』『神々の山嶺(いただき)』『山歌(サンカ)』ほか3作品


円山公園の緑の中でSDGsを体感できる野外上映会

SDGsゼロカーボン上映会[北海道]

円山公園  映画の空気(主催)  

7.22[金], 23[土]『グレタ ひとりぼっちの挑戦』(2020/101分/スウェーデン)+トーク

8.5[金], 6[土]『プラスチックの海』(2016/100分/英・香港)+トーク


今年の石巻の夏は、ポプラ社の映画を楽しもう!

いしのまきこども映画祭[宮城]

8.13[土]~14[日] 会場:シアターキネマティカ 『おまえうまそうだな』(2010/89分/日本)
8.14[日] 会場:かわまちオープンパーク 『映画かいけつゾロリ ZZのひみつ』(2017/70分/日本)


山形の夏にふさわしい太鼓の調べ

やまぎん県民ホール野外シネマ ~太鼓の宴~[山形]

8.21[日] やまぎん県民ホール イベント会場 

 山形県総合文化芸術館(主催) 山形国際ドキュメンタリー映画祭(共催) 
『戦慄せしめよ』(日本/2021/89分)

映画館で夏にダイブ!

プールサイドシネマ[東京]

7月15日[金]~   シモキタ‐エキマエ‐シネマ「K2」 
『スウィートビターキャンディー』『パーム・スプリングス』『フロリダ・プロジェクト』『ライフ・ウィズ・ミュージック』他


こども映画館2022年の夏休み[東京]

7月29日[金]~8月6日[土]    国立映画アーカイブ 
『銀河鉄道の夜』『時をかける少女』『東京の合唱』(活弁と生演奏)『思ひ出』(活弁と生演奏)


忘れられない映画に出会う、夏。

夏休みの映画館2022[群馬・横浜]

7月29日[金]~8月5日[木]   シネマテークたかさき 
7月30日[土]~8月5日[金]   横浜シネマ・ジャック&ベティ 


平和を考える映画特集[東京]

  シネマ・チュプキ・タバタ 
8.1[月]~16[火] 『あの日のオルガン』(2019/119分/日本)
8.5[金]~19[金] 『長崎の郵便配達』(2021/97分/日本)


アートセンターならではの体験を通じて映画を発見しよう!

夏休みワークショップ[神奈川]

8月6日[土]~15日[月]    川崎市アートセンター 

8.6[土] 映画音楽【映像の音づくりに挑戦】
8.7[日]-8[月] 映画弁士【弁士ってなあに?】
8.12[金] 作画アニメーション【絵を動かそう!】
8.15[月] キノーラ【むかしの映画?キノーラをつくろう!】


映画というタイムマシンに乗って、さまざまな時代をのぞいてみよう!

映画タイムマシンVOL.10[神奈川]

8月6日[土]~12日[金]   川崎市アートセンター 

『国士無双』『腰弁頑張れ』『おかあさん』『セロ弾きのゴーシュ』


麻生区の夏の風物詩「なつやすみ野外上映」を3年ぶりに開催!

なつやすみ野外上映会[神奈川]

8月20日[土] 川崎市立百合丘小学校 校庭

 KAWASAKIしんゆり映画祭(主催)  

『眠れない夜の月』(2015/27分/日本)
『プックラポッタと森の時間』(2021/16分/日本)

学校に行きづらい日は、映画館に行こう!

うえだ子どもシネマクラブ[長野]

 上田映劇   ※毎月実施

7月の予定:
7.11[月]『距ててて』(2021/78分/日本)+ワークショップ(加藤紗希、豊島晴香)
7/19[火]『ミューン 月の守護者の伝説』(2014/85分/フランス)


忘れられない映画に出会う、夏。

夏休みの映画館2022[長野]

7.24[日] 松本市芸術館
7.30[土]、8.2[火]~4[木] 波田文化センター

 松本CINEMAセレクト(主催) 

活弁・演奏付上映や、豪華ゲスト陣によるトークなど、多彩なプログラムを実施!

涼しいライブホールで一緒に宿題をした後に、劇場で映画を観よう!


夕方こどもシネマクラブ[富山]

 ほとり座  ※定期的に実施

7.25[月]~27[水]『私だけ聴こえる』(2022/76分/日本)


戦争と環境をめぐる若い世代へのメッセージ

『原田要 平和への祈り 元ゼロ戦パイロットの100年』トーク付き上映会[長野]

8.11[木]  長野ロキシー 

『原田要 平和への祈り 元ゼロ戦パイロットの100年』+トーク

大好評の「ピアノ付き上映会」が今年も開催

映画×ピアノ生伴奏 in 豊岡[兵庫]

7月16日[土] 豊岡劇場大ホール


 豊岡映画センター(主催) 

『チャップリンの移民』(1917/24分/アメリカ)
『海底王キートン』(1924/65分/アメリカ)
ピアノ伴奏:鳥飼りょう


戦争映画特集2022 [兵庫]

7月22日[金]~   宝塚シネ・ピピア 

『アンネ・フランクと旅する日記』『主戦場』『FLEE フリー』ほか、「戦争」を見つめた映画13本を上映!


忘れられない映画に出会う、夏。

夏休みの映画館2022[大阪・兵庫]

7月30日[土]~8月5日[金]  大阪シネ・ヌーヴォ   元町映画館 

活弁付上映や、豪華ゲスト陣によるトーク、映画講座など、多彩なプログラムを実施!


子どもによる、子どものための映画祭

京都国際子ども映画祭[京都]

8月5日[金]~7日[日]  京都文化博物館 


お子さまの映画館デビューに!

『パンダコパンダ』『パンダコパンダ雨ふりサーカスの巻』[京都]

8月19日[金]~25日[木]  京都みなみ会館 

『パンダコパンダ』(1972年/日本/35分)
『パンダコパンダ雨ふりサーカスの巻』(1973年/日本/39分)


2022アミティ子ども映画祭[兵庫]

『すみっこぐらし 青い月夜のまほうのコ』(2021/65分/日本)

8月20日[土] 兵西宮市民会館 

 兵庫県映画センター(主催) 

名画を見て考えよう 戦争と平和

平和のための特別上映会[兵庫]

8月31日[水] 加古川総合文化センター

 兵庫県映画センター(主催) 

『飛べ!ダコタ』(2013/109分/日本)
『ひまわり』(1970/107分/イタリア)

中高生に見てほしい珠玉の作品をお届け

土曜日の映画館[広島]

7月16日[土]  広島市映像文化ライブラリー 

『フロリダ・プロジェクト』(2017/115分/米)+トーク映像(ゆうたろう×枝優花)


『おかあさんの被爆ピアノ』と被爆ピアノ演奏会[広島]

7月18日[月・祝]   広島市映像文化ライブラリー 

『おかあさんの被爆ピアノ』(2020/113分/日本)

被爆ピアノ演奏:吉清彩香


活弁ワークショップ+活弁シアター『熱砂の舞』[広島]

7月23日[土]、24日[日]   広島市映像文化ライブラリー 

『熱砂の舞』(1926/68分/米)

ワークショップ講師(活動弁士):佐々木亜希子


戦争と平和特集2022

『この世界の片隅に』(2016/126分/日本)[広島]

7月30日[土]~8月5日[金]    シネマ尾道 


伴奏ワークショップ&ピアノ伴奏付上映

サウンド・アンド・サイレント[広島]

7月30日[土]、31日[日]    広島市映像文化ライブラリー 

7.30[土]『カメラを持った男』(1929/99分/ソ連)

7.31[日]『日曜日の人々』(1930/73分/独)

ワークショップ講師(ピアノ演奏):柳下美恵


幅広い世代に見てもらえる作品を上映

夏休み特集 みんなでシネマ[広島]

8月6日[土]  広島市映像文化ライブラリー 

『二重被爆 語り部山口彊の遺言』『ナガサキの少年少女たち』『ねむの木の詩がきこえる』ほか


ファミリーシアター[広島]

8月14日[日]  広島市映像文化ライブラリー 

『小さなバイキング ビッケ』(2019/77分/独・仏・ベルギー)


夏休みだ!そうだ 美術館へ行こう![高知]

8月15日[月]~17日[水] 高知県美術館ホール

 シネマ四国(主催) 

『人体のサバイバル!』『深海のサバイバル!』


第1回ひろしま国際平和文化祭

ひろしまアニメーション シーズン2022[広島]

8月17日[水]、18日[木]  広島市映像文化ライブラリー  

『くもとちゅうりっぷ』『桃太郎 海の神兵』『くじら』『白蛇伝』『風の谷のナウシカ』『火垂るの墓』ほか


日本最強の爆音映画祭

YCAM爆音映画祭2022[山口]

8月26日[金]~28日[日]  山口情報芸術センター(YCAM) 

『アメリカン・ユートピア』『ベルリン・天使の詩』『EUREKA/ユリイカ』『アネット』ほか

第6回 博多活弁パラダイス[福岡]

7月24日[日] 福岡市美術館 ミュージアムホール

 博多活弁パラダイス実行委員会(主催)  

『御誂治郎吉格子』(1931/79分/日本)

弁士:大森くみ子 楽士・ピアノ:鳥飼りょう


親子で楽しめるアニメーション映画[福岡]

7月27日[水]~31日[日]  福岡市総合図書館映像ホール 


忘れられない映画に出会う、夏。

夏休みの映画館2022[熊本・鹿児島]

7.30[土]、31[日]  Denkikan  

7月30日[土]~8月5日[金]  鹿児島ガーデンズシネマ 

活弁付上映や、豪華ゲスト陣によるトーク、映画講座など、多彩なプログラムを実施!

2023(R5)年度新進芸術家海外研修制度募集のご案内

文化庁「新進芸術家海外研修制度」において、令和5(2023)年度の長期研修の募集が始まりました。

文化庁 新進芸術家海外研修制度

文化庁「新進芸術家海外研修制度」は、美術、音楽、舞踊、演劇、舞台美術等、映画、メディア芸術の各分野で活躍する人たちが、海外の大学や芸術団体、芸術家等のもとで実践的に研修従事することを支援する制度です。
映画もそのジャンルのひとつとなっており、映画のつくり手はもちろんのこと、映画館やコミュニティシネマ、映画祭、フィルムアーカイブで仕事をしている人、映画教育やアートマネジメントに携わる人たちも対象となっています。

令和5(2023)年度長期研修は、「書類提出先団体」であるコミュニティシネマセンターを通して申請することもできます。
対象期間:1年研修(200~350日)、2年研修(351~700日)、3年研修(701~1050日)、特別研修(20~80日) 
※研修開始日:2023年9月1日~2024年3月31日

コミュニティシネマセンター、または「新進芸術家海外研修制度事業」事務局に提出してください。

海外の先進的なシネマテークや、コミュニティシネマの状況、あるいは映画政策や映像振興策を、現地の機関で研修をしながら学ぶことは、現在の活動を見直したり、新しい展開を考えたりするための貴重な体験となります。
これまでにも、映画祭やアーカイブの調査・研究をした人、フィルムの修復を学んだ人、ヨーロッパで地域の映画館の運営や映画教育を学んだ人などがいて、現在もこの経験を活かして活動を続けています。
ぜひこの貴重な機会を活用してください。

*コミュニティシネマセンターを通して申請することを希望する場合は、募集要領等を読んだ上で、研修の内容や研修先を検討して、コミュニティシネマセンターまでご相談ください。
(お電話にて:050-3535-1573)

また、現在、2023年度長期研修とは別に、2022年度短期研修[後期]の募集も行われています。
対象期間:1ヵ月程度(20日~40日) 
※研修対象期間:2022年11月1日~2023年3月31日
⇒短期研修については、文化庁に直接申請して下さい。 *8月16日(火)必着

詳細はこちら https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/93730002.html

夏休みの映画館2022~忘れられない映画に出会う、夏。 各劇場のチラシ完成!

画像は元町映画館のチラシです。

7月30日[土]~8月5日[金]*に全国7会場で実施する「夏休みの映画館2022」
各会場のチラシができました!

サイレント映画の活弁・生演奏付上映や、チェロのミニコンサート・ワークショップといったライブ・イベントの内容、スケジュールなど、各会場によって少しずつ異なります。
お近くの会場のプログラムをぜひチェックしてみてください!

★チラシはこちら★
横浜シネマ・ジャック&ベティ[神奈川県横浜市]
開催期間:7月30日[土]~8月5日[金] 045-243-9800

シネマテークたかさき[群馬県高崎市] 
開催期間:7月29日[金]~8月4日[木] 027-325-1744

大阪シネ・ヌーヴォ[大阪市]
開催期間:7月30日[土]~8月5日[金] 06-6582-1416

元町映画館[兵庫県神戸市]
開催期間:7月30日[土]~8月5日[金] 078-366-2636

鹿児島ガーデンズシネマ[鹿児島市]
開催期間:7月30日[土]~8月5日[金] 099-222-8746

Denkikan[熊本市]
開催期間:7月30日[土]、31[日] 096-352-2121

松本CINEMAセレクト[長野県松本市]
開催期間:7月24日[土]、8月1日[月]~8月4日[木] 0263-98-4928

上映プログラム

🎥 映画のはじまり、はじまり。サイレント映画をライブ(活弁・演奏付)で楽しもう!

各劇場で活弁・生演奏付上映を実施!

*上映作品、出演者は会場によって異なります。

🎥 セロ弾きのゴーシュ

63分/1982年/監督・脚本:高畑勲/原作:宮沢賢治/日本

各劇場でチェロのミニコンサートやワークショップを開催!

🎥 夜明け告げるルーのうた

112分/2017年/監督:湯浅政明/日本


ミニシアターを応援する関西の学生グループ「映画チア部」によるトークイベントを実施!
トーク:小原篤(朝日新聞記者)、映画チア部

🎥 キャロル

118分/2015年/ PG12/監督:トッド・ヘインズ/アメリカ

トーク:坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)

🎥 タレンタイム~優しい歌

115分/2009年/監督:ヤスミン・アフマド/マレーシア

トーク:杉野希妃(俳優・監督・プロデューサー)聞き手:土田環(映画研究者/早稲田大学)

🎥 ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記

106分/2020年/監督:平良いずみ/日本/ドキュメンタリー

トーク:平良いずみ監督 聞き手:西原孝至(監督)

🎥 ロシュフォールの恋人たち

127分/1966年/監督:ジャック・ドゥミ/フランス

上映後、フランスのミニシアター「Cine32」のB・ボーヴィーさんによる解説動画を上映

夏休みの映画館2022、7/30~8/5に全国7会場で今年も開催!

夏休みの映画館2022、今年も開催します!

「夏休みの映画館」は、地域に暮らす子どもたち(小学生~高校生、大学生)が、夏休みに、地域の映画館(ミニシアター・コミュニティシネマ)を訪れ、多様な映画と初めての映画館に出会う、未来の観客を育てるとともに、地域と映画館のつながりを深める1週間の上映プログラムです。

横浜シネマ・ジャック&ベティシネマテークたかさきシネ・ヌーヴォ(大阪)、元町映画館(神戸)、Denkikan(熊本)、ガーデンズシネマ(鹿児島)、松本CINEMAセレクト全国7会場で実施します

今年は、サイレント映画の活弁・演奏付上映チェロ・ミニコンサートなどのライブイベントや、多彩なゲスト人によるトークを実施します。
さらに今年は、ミニシアターを応援する関西の学生グループ「映画チア部」が企画に協力、夏休みの映画館を盛り上げます!
アンスティチュ・フランセ日本の映画プログラム主任である坂本安美さんの「シネクラブ」(映画講座)や、フランスの「映画の授業」が体験できる解説動画の上映など、で魅力的なプログラム準備しています。

より一層パワーアップした「夏休みの映画館」を、どうぞご期待ください!

◎開催期間

7月31日[土]~8月5日[金](上映日程は会場によって多少異なります)

◎上映プログラム

小学生から大人まで楽しめる3つのプログラム

映画のはじまり、はじまり。

サイレント映画をライブ《活弁・演奏付》で楽しもう!

各会場独自のプログラムで、活動写真弁士やピアニストによるライブ上映会を開催!
※各会場のプログラムの詳細は近日発表


宮沢賢治の童話を高畑勲監督が映画化、日本アニメーション珠玉の名作!

『セロ弾きのゴーシュ』

63分|1982|日本|監督・脚本:高畑勲|原作:宮沢賢治

★関連企画★
上映にあわせて、各劇場でチェロのミニコンサートやワークショップを行います。

夏休みにぴったり!“美しい潮騒のミュージカル”!

『夜明け告げるルーのうた』

107分|2017|日本|監督:湯浅政明|アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞受賞!

★関連企画★
上映後、映画チア部によるトークイベントがあります。

中学生、高校生にみてほしい。“あなたの映画”がここにあるよ。

坂本安美さんの「シネクラブ」(映画講座)
映画の専門家・坂本安美さんが選んだ、中学生、高校生に見てほしい映画

『キャロル』

118分|2015|アメリカ|PG-12|監督:トッド・ヘインズ

★関連企画★
上映後、坂本安美さん(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)のミニレクチャーがあります。

恋する歓び、友への想いは、民族の違いも宗教の違いも越えてゆく!

『タレンタイム~優しい歌』

115分|2009|マレーシア|監督:ヤスミン・アフマド

★関連企画★
トークゲスト 杉野希妃さん(俳優・監督・プロデューサー)

とどいてほしい、ひとりの少女が紡いだ言葉。
あなたが知らない、沖縄の明るさの向こう側。

『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』

106分|2019|日本|監督:平良いずみ|ドキュメンタリー

★関連企画★
トークゲスト 平良いずみ監督

『ラ・ラ・ランド』にも影響を与えた
オシャレでキュートなフレンチミュージカル映画の傑作

『ロシュフォールの恋人たち』

123分|1966年|フランス|監督:ジャック・ドゥミ

★関連企画★
上映後、フランス・オーシュ市のミニシアター「Cine32」のブランディーヌ・ボーヴィーさんが、映画製作の舞台裏や、撮影方法などを丁寧に解説する動画を上映。
フランスの「映画の授業」を体験します。

実施期間:
2022年7月30日[土]~8月5日[金]
※会場によって上映日程が異なります

開催場所:
横浜シネマ・ジャック&ベティ
シネマテークたかさき ※開催日:7月29日[金]~8月4日[木]
シネ・ヌーヴォ(大阪)
元町映画館(神戸)
Denkikan(熊本) ※開催日:7月30日[土]、31日[日]
ガーデンズシネマ(鹿児島)
松本CINEMAセレクト ※開催日:7月24日[土](まつもと市民芸術館)、8月1日[火]~4日[木](波田文化センター)

料金:
高校生以下500円、大学生以上は劇場ごとに設定

各会場上映プログラムの詳細は、近日中に発表します。こうご期待!

主催:横浜シネマ・ジャック&ベティ/シネマテークたかさき/NPO法人松本CINEMAセレクト/シネ・ヌーヴォ/元町映画館/DENKIKAN/鹿児島コミュニティシネマ
共催:コミュニティシネマセンター
企画協力:映画チア部、SAVE the CINEMA
協力:ミニシアターパーク

鑑賞ノート作成:「こどもと映画」プログラム・ワーキンググループ

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業(申請中)

映画上映に関する調査報告書 『映画上映活動年鑑』発行!

映画上映に関する調査報告書
『映画上映活動年鑑』発行!

コミュニティシネマセンターでは、映画上映に関する調査報告書『映画上映活動年鑑』(A4変形/ 212ページ)を作成しました。
この年鑑では、映画館での上映、映画館以外の場所での上映、映画祭等々、
2021年の様々な映画上映の状況を、最新のデータや資料と論考によって紹介しています。

【POINT】

映画館での上映

映画館での上映(興行)に関する様々なデータ(観客数、興行収入、映画館数、スクリーン数、公開作品数等々)を見ることができます。
また、過去10年間の変化を、表やグラフとともに提示、詳細な分析や解説をしています。

  • ☞コロナ禍の2020-2021年、映画上映がどのような影響を受けたのか。データで見ることができます。
  • ☞アメリカ、フランス、韓国など、諸外国のデータも提示。日本との比較も。
  • ☞1000本を越える劇場公開作品を、公開規模(上映館数)や種類別に数値化。どのような作品がどのような映画館で公開されているかを見ることができます。

公共上映

  • ☞映画専門施設や公共ホール等多様な場所で行われている上映データを提示
  • ☞特別調査として、「映画館以外」の上映活動(シネクラブや公共ホールの上映事業等)の調査を実施、200以上の上映団体一覧を掲載
  • ☞コロナで大きな影響を受けた国内約180の映画祭の実施状況(リアル|配信|中止ほか)を掲載

特集|コロナ禍のミニシアター・上映者

コロナ禍における映画上映者の現状や新たな取り組みについて、解説や分析を交えて報告しています。

  • ☞2022年2月開催「全国コミュニティシネマ会議2021」より、プレゼンテーションとディスカッションを収録
  • ☞コロナ禍の上映活動を振り返る「コロナ禍のミニシアター・上映者の2年間」を掲載
  • ☞2020年1月~2022年2月まで、コロナ関連事項と上映に関する出来事を時系列で追った「年表」を掲載

都道府県別映画上映施設一覧

  • 全国47都道府県の全映画館リスト(過去10年間の映画館の開館・閉館がわかる)、各都道府県で行われる映画祭・公共上映のデータを作成
  • ☞地域別の映画館・公共上映マップを掲載

年鑑の一部は、コミュニティシネマセンターウェブサイトResearch&Reportsでもお読みいただけます。
年鑑の購入を希望される方は、ウェブサイトよりご注文ください。

注文はこちら:http://jc3.jp/wp/books/
※コミュニティシネマセンター会員の皆様には本報告書をお送りしています。

『映画上映活動年鑑』に関するお問い合わせ:コミュニティシネマセンター
Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

映画上映活動年鑑2021

A4変形/ 212ページ/2022年3月刊行
文化庁「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

-目次-

I 映画館での上映
概況|公開本数・公開作品|諸外国との比較|都道府県別概況|全国映画館リスト2021

Ⅱ 公共上映
公共の映画専門施設(シネマテーク)及び上映事業を行う美術館
上映事業を行っている公共ホールなど

Ⅲ 特別調査|映画館以外で行われる上映活動 一覧

Ⅳ 特集|コロナ禍の中のミニシアター・上映者
全国コミュニティシネマ会議2021
プレゼンテーション|コロナ禍の中で、始めました。
ディスカッション|“持続可能”な映画館/コミュニティシネマ
コロナ禍の中の映画祭2021
コロナ禍のミニシアター・上映者の2年間
資料|年表:新型コロナウイルスの感染拡大とミニシアター・上映者(2020-2021)

Ⅴ 都道府県別上映施設一覧

Ⅵ 上映に関わる用語

新年のご挨拶~全国コミュニティシネマ会議は、2/3にユーロライブ(渋谷)で開催します!

明けましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いいたします!

コロナの感染者の増加が気がかりな新年のはじまりとなりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

昨年は、たびたび緊急事態宣言やまん延防止重点措置が出される中、文化庁の「ARTS for the future!-コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業(AFF)」が始まり、多くの上映者、配給者等、映画関係者が、この支援事業を活用することができました。
とりわけ、秋~冬にかけては、全国各地で多彩な特集上映やイベントが開催され、困難な中でも、映画館やコミュニティシネマの魅力を伝える様々な試みが行われました。AFF事業は、来年度も後継事業が継続される見込みですが、このような映画館や上映者を支援し、上映活動を活性化するための施策が恒常的に行われるように、コミュニティシネマセンターでは他の団体と連携をして活動を続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

全国コミュニティシネマ会議、2月3日にユーロライブ(渋谷)で開催!

今年の「全国コミュニティシネマ会議」は、「コロナ禍の中で考える“持続可能な”コミュニティシネマ」(仮)というテーマで、2月3日(木)に開催します。
この2年間、コロナ禍の中でも、新しい映画館が開館し、ミニシアター(コミュニティシネマ)が映画の製作や配給、あるいは配信に挑戦したり、オンラインを活用したイベントが行われたり‥と、様々な新しい試みが始められました。コロナ以前から考えられてきた企画も多いのですが、コロナによって、これまでペンディングにしてきた課題が顕在化し先送りできなくなった、あるいは、この機会に思い切って新しいことに挑戦してみようということもあったように思われます。できるだけ多くの活動を盛り込んだ内容にしたいと考えています。
今回も、会場参加に加え、オンラインでの配信も行います。
ご参加をお待ちしております。

全国コミュニティシネマ会議2021

日程|2022年2月3日[木]
会場|ユーロライブ(東京・渋谷) 会場参加、オンライン参加ともに可

◎プログラム(予定):
プレゼンテーション|コロナ禍の中で始めたこと(仮)

シネマネコ(青梅)、jig theater(鳥取)、小野沢シネマ(島根) K2(下北沢)、ほとり座+Da Friends(富山)、うえだ映劇/うえだ子どもシネマクラブ(上田)、Asian Film Joint(福岡)、チャーリー・バワーズ特集(神戸)ほか
『誰かの花』(横浜シネマ・ジャック&ベティ)、『きょう、映画館に行かない?』(元町映画館)、『こころの通訳者たち』(シネマ・チュプキ・タバタ)、『フタリノセカイ』(シネマテークたかさき/高崎映画祭)
その他 SAVE the CINEMA  ほか

ディスカッション|コロナの中で考える“持続可能な”映画館/コミュニティシネマ

【主なトピックス】
・関西の映画館の連携にみる「持続可能性の模索」
・労働環境・ジェンダー問題を考える
・劇場公開と配信の関係
・国際映画祭のあり方 など

近日中に詳細をお知らせします。

「ジョージア映画祭2022」スタート!~1月29日(土)より、岩波ホールにて

映画の王国ジョージア(グルジア)、ソ連時代(1921~91)の歴史的名作、サイレントの傑作から、コメディー、ミュージカル、社会派作品まで、政治体制の抑圧にもかかわらず、人間味にあふれ、独創的で、映画への愛がこめられた黄金期のジョージア映画、全34作品を一堂に集めて一挙上映します。

ピロスマニのアラベスク
ピロスマニのアラベスク

-岩波ホールでの上映についてはこちら
-全国の巡回情報についてはこちら

【主催】ジョージア映画祭2022実行委員会 企画:はらだたけひで/企画協力・日本語字幕:児島康宏/上映素材制作:大谷和之
【共催】一般社団法人コミュニティシネマセンター
【協力】ジョージア国立フィルムセンター、ジョージア国立アーカイブ、ジョージア・フィルム、ジョージア映画発展基金、ジョージア映画アカデミー
【後援】在日ジョージア大使館
【上映・巡回に関するお問い合わせ】
コミュニティシネマセンター Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

「映画上映活動年鑑2021」制作中!(3月末発行予定)


このほかにも様々な事業を実施いたします。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。

岩崎ゆう子 小川茉侑
コミュニティシネマセンター事務局一同

今年も実施決定!12/19-ミニシアター地域交流上映会@横浜+大阪

ミニシアターの交流企画、今年も開催!

大阪シネ・ヌーヴォ 京都みなみ会館 神戸元町映画館 × 横浜シネマ・ジャック&ベティ

それぞれの街に、愛される映画館、大切な映画がある

ミニシアター地域交流上映会

12/19[日]、20日[月] 横浜シネマ・ジャック&ベティ
12/26[日] 大阪シネ・ヌーヴォで開催!

今年1月に実施した横浜と尾道のミニシアター交流企画に引き続き、12月19日より、横浜と関西のミニシアターの交流イベントを開催します!
12月19日(日)、20日(月)に横浜シネマ・ジャック&ベティ、12月26日(日)に大阪シネ・ヌーヴォで、横浜、大阪、京都、神戸にゆかりのある映画を上映、豪華ゲストによるトークを実施します。

「次世代映画ショーケース」や「Save our local cinemas」など、上映者連携企画を積極的に行っている関西のミニシアター・ネットワーク。
「全国コミュニティシネマ会議2017イン横浜」以降、ミニシアター・映画祭・自主上映団体らが一緒に企画し、「映画の街ヨコハマ」の魅力を発信している横浜シネマネットワーク。
それぞれの地域で活躍する上映者たちが、豪華ゲストとともに、まち、映画、映画館の魅力について、語りつくします!

横浜シネマ・ジャック&ベティ

横浜市中区若葉町3-51 https://jackandbetty.net/

12月19日[日]

14:40-『月夜釜合戦』

大阪(2017年/115分/監督・脚本:佐藤零郎)
上映後トーク:川瀬陽太(俳優)、佐藤零郎(監督)×山崎紀子(シネ・ヌーヴォ支配人)

17:45-『夜は短し歩けよ乙女』

京都(2017年/93分/監督:湯浅政明)
上映後トーク:湯浅政明(監督)×吉田由利香(京都みなみ会館館長)

20:00- 関西3館支配人・館長によるスペシャルトーク

ゲスト:山崎紀子(シネ・ヌーヴォ)、吉田由利香(京都みなみ会館)、林未来(元町映画館)

12月20日[月]

13:00-『ハッピーアワー』

神戸(2015年/317分/監督:濱口竜介)
上映後トーク:濱口竜介(監督)×林未来(元町映画館支配人)

大阪シネ・ヌーヴォ

大阪市西区九条1-20-24 http://cinenouveau.com/

12月26日[日]

12:40-『我が人生最悪の時』

横浜(1994年/92分/監督:林海象)
上映後トーク:林海象(監督)×梶原俊幸(ジャック&ベティ支配人)、八幡温子(横浜シネマリン支配人)、福島成人(ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員長、横浜シネマネットワーク実行委員長)

横浜シネマ・ジャック&ベティでのイベント詳細はこちら
大阪シネ・ヌーヴォでのイベント詳細はこちら

※画像をクリックするとチラシPDFに移動します。

イベントに関しては、各会場にお問い合わせ下さい。
横浜シネマジャック&ベティ tel 045-243-9800
大阪シネ・ヌーヴォ tel 06-6582-1416

主催:横浜シネマネットワーク実行委員会 共催:一般社団法人コミュニティシネマセンター
協力:シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、元町映画館 助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2021
文化庁「ARTS for the Future!」補助対象事業

映画批評月間 フランス映画の現在vol.3—11月20日より横浜で開催!

映画/批評月間
フランス映画の現在 vol.3
~マルコス・ウザル(カイエ・デュ・シネマ)によるセレクション~

11月20日[土]、横浜シネマ・ジャック&ベティでスタート!

アンスティチュ・フランセが、フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新の、あるいは知られざるフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間 フランス映画の現在」。Vol.3は、映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」の編集長マルコス・ウザルが作品選定を担当しています。

アルノー・デプレシャン、フィリップ・ガレルの最近作を含む「2019~2020ベストセレクション」、新世代のふたりの映画作家と2021年7月に惜しくも亡くなったジャン=フランソワ・ステヴナンの小特集、「カイエ・デュ・シネマ」70周年記念特集として、ジャック・リヴェットの長編第1作とリヴェットとセルジュ・ダネーの対話を撮った貴重なドキュメンタリーからなる全15作品を一挙上映!90年代末のタリバン支配下のアフガニスタンの首都カブールを描いた『カブールのツバメ』も特別上映します。

上映期間中、大九明子(映画監督)[11/23(火・祝)]、加瀬亮(俳優)[11/27(土)]、月永理絵(映画ライター)[12/2(木)]、坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本)[11/20(土)]ら豪華ゲストによるトークも開催!中高生向けの映画講座「中高生の映画館×シネ・リセ」も実施します。トークやイベントについては、また追ってご案内します。

東京での上映を見逃した方、どうぞ横浜へ!

開催期間|11月20日[土]~12月10日[金]
会場|横浜シネマ・ジャック&ベティ
上映作品|17作品

ベスト・セレクション2019-2020

ルーベ、嘆きの光
Roubaix, une lumière 
2019年/監督:アルノー・デプレシャン
バーニング・ゴースト
Vif-argent 
2019年/監督:ステファン・バチュ
涙の塩
Le Sel des larmes 
2020年/監督:フィリップ・ガレル
思春期 彼女たちの選択
Adolescentes 
2019年/監督:セバスチャン・リフシッツ

ソフィー・ルトゥルヌール特集

思い出の船乗り
Le Marin masque 
2011年
セックス・アンド・ザ・フェスティヴァル
Les Coquillettes 
2013年
奥様は妊娠中
Énorme 
2020年

エマニュエル・ムレ特集

カプリス
Caprice 
2015年
言葉と行動(ラヴ・アフェアズ)
Les Choses qu’on dit, les choses qu’on fait 
2020年

ジャン=フランソワ・ステヴナン特集

― 監督作品
防寒帽
Passe montagne 
1978年
男子ダブルス
Double Messieurs 
1986年
― 出演作品
走り来る男
Peaux de vaches 
1988年

『カイエ・デュ・シネマ』創刊70周年記念特集

現代の映画作家シリーズ|ジャック・リヴェット 夜警
Jacques Rivette, le veilleur (Cinéma, de notre temps) 
1990年/監督:クレール・ドゥニ、セルジュ・ダネー
パリはわれらのもの
Paris nous appartient 
1961年/監督:ジャック・リヴェット

特別上映

カブールのツバメ
Les Hirondelles de Kaboul 
2019年/監督:ザブー・ブライトマン&エレア・ゴベ・メヴェレック
ロシュフォールの恋人たち
Les Demoiselles de Rochefort 
1966年/監督:ジャック・ドゥミ

上映スケジュール、作品情報は、チラシをご参照下さい。


チラシ画像をクリックするとチラシPDFにリンクします。

お問い合わせ:コミュニティシネマセンター(Tel. 050-3535-1573 Email. film@jc3.jp)

全国コミュニティシネマ会議2021について

コロナの状況が落ち着くことを期待しながら、全国コミュニティシネマ会議2021は、
11月に岩手県盛岡市での開催を予定しておりましたが、
まだ、予断を許さない情勢等を踏まえ、盛岡での開催は見合わせることといたしました。

今年度の全国コミュニティシネマ会議は、2022年2月始めに東京で実施いたします。
昨年同様、会場参加とオンライン参加を併用して、全国から多くの皆様にご参加いただけるよう、準備を進めて参ります。

詳しい日程や内容については、改めてご案内させていただきます。 
どうぞよろしくお願いいたします。

コミュニティシネマセンター


フランス映画の現在vol.3~10/24より広島市映像文化ライブラリーで巡回スタート!

映画/批評月間 フランス映画の現在 vol.3
~マルコス・ウザル(カイエ・デュ・シネマ)によるセレクション~

10月24日より広島市映像文化ライブラリーで上映、11月には横浜シネマジャック&ベティでも。

アンスティチュ・フランセが、フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新の、あるいは知られざるフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間」。Vol.3は、ゴダール、トリュフォーらヌーヴェルヴァーグの映画監督を輩出したことでも有名なフランスの映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」の編集長マルコス・ウザルと共にセレクションが行われました。
コミュニティシネマセンターでは、アンスティチュ・フランセ東京で上映された作品の中から厳選した作品を全国に巡回します。

今回のプログラムは、アルノー・デプレシャン、フィリップ・ガレルの最近作を含む「2019~2020フランス映画ベストセレクション」、新世代のふたりの映画作家(ソフィー・ルトゥルヌール、エマニュエル・ムレ)と2021年7月に惜しくも亡くなったジャン=フランソワ・ステヴナンの小特集、それに「カイエ・デュ・シネマ」70周年記念特集として、ジャック・リヴェットの長編第1作とリヴェットとセルジュ・ダネーの対話を撮った貴重なドキュメンタリーからなる全15作品。上映会場を募集しています。

10月24日~広島市映像文化ライブラリー、11月20日~横浜シネマ・ジャック&ベティで上映がスタートします!
*広島市映像文化ライブラリーでの上映に関する詳細はこちら(作品解説も読むことができます。)

本企画の上映に関心をお持ちの方は、コミュニティシネマセンターまでお問い合わせください。
Tel.050-3535-1573 Fax.03-3461-0760 e-mail:film@jc3.jp


映画/批評月間~フランス映画の現在
~マルコス・ウザル(カイエ・デュ・シネマ)によるセレクション~

マルコス・ウザル Marcos Uzal
1973年生まれ。セルジュ・ダネーらが創刊した季刊誌「トラフィック」や「Vertigo」にて映画批評を書き始める。2017年より「リベラシオン」で映画批評を執筆。2020年5月「カイエ・デュ・シネマ」の編集長に就任、創刊から70周年を迎える老舗の映画雑誌に新たな息吹を与えるべく、意欲的な企画や特集を提案し続けている。
◎巡回作品 ※全作品日本語字幕付

マルコス・ウザル ベスト・セレクション2019-2020

ルーベ、嘆きの光 Roubaix, une lumière

2019年/120分/カラー/デジタル/フランス語 監督:アルノー・デプレシャン
出演:ロシュディ・ゼム、レア・セドゥ、サラ・ファレスティエ、アントワーヌ・レナルツ
2019年カンヌ国際映画祭コンペティション出品

バーニング・ゴースト Vif-argent

2019年/106分/カラー/デジタル/フランス語 監督:ステファン・バチュ
出演:ティモテ・ロバール、ジュディット・シュムラ、ジョロフ・エムベング
2019年カンヌ映画祭ACID 上映

涙の塩 Le Sel des larmes

2020年/100分/モノクロ/デジタル/フランス語 監督:フィリップ・ガレル
出演:ロガン・アンチュオフェルモ、ウラヤ・アマムラ、アンドレ・ウィルム

思春期 彼女たちの選択 Adolescentes

2019年/135 分/カラー/デジタル/フランス語
監督:セバスチャン・リフシッツ 出演:アナイス、エマ
2020年ルイ・デュリュック賞受賞

ソフィー・ルトゥルヌール特集|コメディの産科学

思い出の船乗り Le Marin masqué

2011年/35分/モノクロ/デジタル/フランス語
出演:ソフィー・ルトゥルヌール、レティシア・ゴフィ、ジョアン・リベロー

セックス・アンド・ザ・フェスティヴァル Les Coquillettes

2013年/75分/カラー/デジタル/フランス語
出演:カミーユ・ジュノー、キャロル・ル・パージュ、ソフィー・ルトゥルヌール、ジュリアン・ジェステール、ルイ・ガレル

奥様は妊娠中 Énorme

2020年/101分/カラー/デジタル/フランス語/R12+
出演:マリナ・フォイス、ジョナタン・コーエン、ジャクリーン・カコー

エマニュエル・ムレ特集|愛する術

カプリス Caprice

2015年/100分/カラー/デジタル/フランス語
出演:アナイス・ドゥムースティエ、エマニュエル・ムレ、ヴィルジニー・エフィラ

言葉と行動(ラヴ・アフェアズ) Les Choses qu’on dit, les choses qu’on fait

2020年/122分/カラー/デジタル/フランス語
出演:カメリア・ジョルダナ、ニールス・シュネデール、エミリー・ドゥケンヌ、ヴァンサン・マケーニュ

ジャン=フランソワ・ステヴナン特集|逃走の悦楽

[監督作品]

防寒帽 Passe montagne

1978年/110分/カラー/デジタル
出演:ジャン=フランソワ・ステヴナン、ジャック・ヴィルレ、イヴ・ル・モワニュ

男子ダブルス Double Messieurs

1986年/90分/カラー/デジタル/フランス語
出演:ジャン=フランソワ・ステヴナン、イヴ・アフォンソ、キャロル・ブーケ

[出演作品]

走り来る男 Peaux de vaches

1988年/87分/カラー/デジタル/フランス語 監督:パトリシア・マズィ
出演:ジャン=フランソワ・ステヴナン、サンドリーヌ・ボネール、ジャック・スピエセル

『カイエ・デュ・シネマ』創刊70周年記念特集

現代の映画作家シリーズ|ジャック・リヴェット 夜警
Jacques Rivette, le veilleur (Cinéma, de notre temps)

1990年/127分/カラー&モノクロ/ビデオ/フランス語 監督:クレール・ドゥニ、セルジュ・ダネー
出演:ジャック・リヴェット、セルジュ・ダネー、ビュル・オジエ、ジャン=フランソワ・ステヴナン

パリはわれらのもの Paris nous appartient

1961年/142分/モノクロ/デジタル/フランス語 監督:ジャック・リヴェット
出演:ベティ・シュナイダー、ジャニ・エスポジート、フランソワーズ・プレヴォ、ジャン=クロード・ブリアリ