Conference

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全国各地で映画上映を行っている人たちの情報交換と研究報告、そしてディスカッション、交流の場として、1996年から毎年開催しています。全国の映画館や、映画祭、シネマテークや公共ホール、シネクラブ、自主上映団体、配給会社、映画や文化政策を学ぶ学生等々、コミュニティシネマの活動に関心のある人たちが集まります。海外のコミュニティシネマ関係者をゲストとして招くこともあります。上映活動を行う人たちが、ネットワークを広げるための大切な場となっています。興味のある方なら誰でも参加できます。

全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡

全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡

日程:2022年11月18日[金]・19日[土]
会場:岩手県公会堂(岩手県盛岡市)

岩手県盛岡市内丸11-2 tel.019-623-4681
盛岡駅東口より徒歩約20分 またはバス「県庁・市役所前」下車

◎申込受付中!(11月11日[金]まで

[会場参加]参加申込はPeatixにて受付中! https://cckaigi2022-morioka.peatix.com

*会場参加を希望する方は、11月11日[金]までにお申込みください。
*定員になり次第締め切らせていただきます。

会議 1,500円
*会場参加の参加費は、当日受付にて現金にてお支払いいただきます。
*コミュニティシネマセンター団体会員は1団体1名無料。
*11月18日、19日共に参加可。一部のみの参加も同じ。

レセプション 4,000円
映画上映 一般1,000円/高校生以下500円

*コミュニティシネマセンター団体会員は1団体1名無料。

★NEW★[オンライン参加]参加申込はPeatixにて受付中! https://cckaigi2022-online.peatix.com

*2日目(11月19日)のプログラム(分科会①~③/映画上映会)の配信はありません。
*オンライン参加は無料ですが、申込が必要です。
*オンライン参加の申込は、イベント開始時刻(11月18日[金]13:30)に締め切らせていただきます。

◎申込に関するお問い合わせ
コミュニティシネマセンター
TEL: 050-3535-1573 Email: film@jc3.jp

◎アクセスに関するお問い合わせ
全国コミュニティシネマ会議2022盛岡実行委員会
TEL: 0193-64-5588(みやこ生活協同組合)

文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、一般社団法人コミュニティシネマセンター、全国コミュニティシネマ会議2022盛岡実行委員会
後援:岩手県、盛岡市、岩手県興行生活衛生同業組合、「映画の街盛岡」推進事業実行委員会、公益財団法人盛岡観光コンベンション協会、盛岡広域フィルムコミッション
制作:コミュニティシネマセンター

今年の会議は、盛岡市で開催します。この10年余り、震災と津波の甚大な被害から立ち上がってきた被災地で行われてきた上映活動を振り返るとともに、変化のときを迎える“映画祭”の現在を考え、切に望まれる上映振興制度についてディスカッションを行います。
今年も、“映画上映の現在”を知り、これからの映画上映を豊かにするための、多彩なプログラムを準備しています。

◎プログラム
※出演者等は変更になる場合がございます。ご了承ください。

2022年11月18日[金]
会場:岩手県公会堂 大ホール [定員:300人]

13:00

開場

13:30

開会・主催者挨拶

13:40~13:45

11年間(2011-2022)の記録 (映像上映)

13:50~15:30

プレゼンテーション+ディスカッションⅠ
“映画祭”の時代

1980年代半ばから2000年代初頭にかけて、現在まで続く主要な映画祭が始まってから20~40年近くが経過しました。2000年代に入っても全国各地で150を越える映画祭が生まれていますが、その半数がすでに終了。映画館での公開本数は1000本を越え、配信でも膨大な映画・映像を見ることができる時代となり、2020~21年のコロナ禍は映画祭にも大きな影響を与えています。いま、映画祭はどこに向かおうとしているのか。映画祭の意味を問い直します。

[登壇者]
志尾睦子[シネマテークたかさき/高崎映画祭][基調プレゼンテーション]
高崎映画祭
地方でなかなか観られない映画を「観たい」「観せたい」という思いが原動力となって1987年第1回高崎映画祭開催。2022年、35回を迎えた。企画・制作・運営全てボランティアスタッフが行い、上映プログラムは「ディレクター主義」を貫く。日本映画に対する授賞の審査は映画祭プロデューサー及びプログラマーが行う。若手監督の発掘と育成にも力を入れている。「映画祭は作り手と観客を繋ぐ場であり、地域と映画をつなぐ場である」をモットーとする。

高橋大[盛岡〈映画の力〉プロジェクト]
「映画の力」プロジェクト/盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭
3.11震災後、盛岡出身の大友啓史監督の呼びかけをきっかけに発足した任意団体。大友監督を始め、岩手・盛岡にゆかりがある作品の上映の応援や映画撮影のサポートなど、「映画」を通じてみんなが楽しく集まることができる企画に取り組む。2020年より盛岡市内を流れる3つの川のそばなどでの野外上映会「盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭」を開催している。

クリストフ・ポスティック[リュサス国際ドキュメンタリー映画祭プログラムディレクター]
リュサス国際ドキュメンタリー映画祭
フランス南東部、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方のアルデッシュ県に位置する人口約1000人の小さな村リュサスで、毎年夏に開催されるドキュメンタリー映画祭。1989年に設立され、プログラムの質の高さによって国内外にも広く知られ、期間中には村の人口の数倍以上の観客が訪れる。「ドキュメンタリーを映画のみならず、歴史的、政治的、経済的な側面から思考する」という目的を掲げ、作品とさまざまな人びととの出会いの場として機能してきた。山形国際ドキュメンタリー映画祭との交流を継続的に行っている。
(山形国際ドキュメンタリー映画祭HP参照)

宮崎しずか[アニメーション作家/ひろしまアニメーションシーズンアーティスティックディレクター]
ひろしまアニメーションシーズン
「ひろしまアニメーションシーズン」は、今年第一回が開催された「ひろしま国際平和文化祭」のメディア芸術部門のメイン事業で、環太平洋・アジア地域を中心に全世界のアニメーションが集う国際映画祭。8月17~21日に開催された。育成し学び合う「アカデミー」、表現を競い合う「コンペティション」、顕彰や評価を行う「アワード」の3本柱からなる。宮﨑しずか氏は、山村浩二氏とともにアーティスティック・ディレクターを務めている。

司会:土田環[早稲田大学理工学部、司会]

15:45~17:30

プレゼンテーション+ディスカッションⅡ
「上映活動支援」制度を実現するために

2003年に提言「これからの日本映画の振興について~日本映画の再生のために」が出されて20年、様々な振興策が立案され、実現してきました。けれど、現在に至るまで、映画館(とりわけミニシアター)への支援、観客開拓のための施策はほとんど実現していません。コロナ禍の中、作り手や観客の中から「ミニシアター・エイド基金」「SAVE the CINEMA」といったミニシアター支援の動きが生まれ、映画映像を統括する機関の創設を目指す「action4cinema」が設立されるなど、映画振興策への関心が高まっています。コロナ禍を経た映画館・上映者のプレゼンテーションを元に、上映振興策早期実現の可能性を探ります。

[登壇者]
岨手由貴子[映画監督/action4cinema(日本版CNC設立を求める会)] 田井肇[シネマ5(大分)代表、コミュニティシネマセンター代表理事]、とちぎあきら[フィルム・アーキビスト、コミュニティシネマセンター理事/司会] 渡辺祐一「配給会社「東風」/現代アートハウス入門」、櫛桁一則[みやこ映画生活協同組合(シネマリーン)](プレゼンテーション)、黒岩美智子[ガーデンズシネマ(鹿児島)/「夏休みの映画館」](プレゼンテーション)

17:45~19:00

プレゼンテーションマラソン2022

「映画の街盛岡」推進事業実行委員会、〈映画の力〉プロジェクト(盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭)、ラヂオもりおか音楽映画祭、みやこ映画生活協同組合(シネマリーン)、シネマ・デ・アエルプロジェクト(宮古)、シワキネマ(紫波町)、カシオペア映画祭/萬代館(一戸町)
岩手県内の映画館 南部興行(盛岡ルミエール、盛岡ピカデリー)、中央映画劇場(中劇)、フォーラム(フォーラム盛岡、アートフォーラム)、一関シネプラザ
岩手県外から 秋田アウトクロップ・シネマ

19:15~20:30

レセプション
会場:岩手県公会堂 [定員:100人]

2022年11月19日[土]
会場:岩手県公会堂

分科会

10:00~12:00

①本と映画がであう場所—図書館・まちの書店とコミュニティシネマ—[定員:50人]
近年、本屋やカフェなどが複合したユニークな個人店やミニシアター、また、多様なメディアに強い図書館が登場しています。そこでは、上映はもちろん、地元の映画館や映画祭などとの連携など、本と映画という同じ《複製メディア》の相性の良さからか、まさにそれらを媒介としたさまざまな取り組みが見られます。現場からの報告とともに、その可能性と未来を考えます。

[登壇者]
小川直人[せんだいメディアテーク、司会]、手塚美希(紫波町図書館主任司書)、竹中翔子(シネコヤ/藤沢市)、宮迫憲彦[CAVA BOOKS(「出町座」内)プロデューサー/京都市]

②映画館(ミニシアター)における「こどもと映画プログラム」-若年層の観客を開拓する[定員:50人]
コミュニティシネマ会議では、たびたび映画教育プログラムや若年層の観客開拓プログラムをテーマに取り上げてきました。けれど、大半のミニシアターでは「必要だけれど取り組む余裕がない」というのが実状です。そんな中、近年、少しずつ、子ども(小中高校生、大学生など若年層)と映画プログラムに取り組むミニシアターが出てきています。具体的な事例を元に、その課題と可能性を話し合います。

[登壇者]
横浜シネマジャック&ベティガーデンズシネマ(鹿児島)、土田環コミュニティシネマセンターほか

③「”シアター未満”・”シアター以上”」-まちに創造される新たな上映空間。[定員:50人]
1990年代初頭には、全国に1500館以上あった映画館が、2021年には約600館ほどに減り、全国各地に「映画館のない町」ができました。そんな中、映画館とは違う形で、映画を届ける人たちがいます。長い歴史のある”自主上映”ですが、その在り方は変化しつづけています。様々な事例を聞いて、あなたの町でも「新しい上映空間」(コミュニティシネマ)作りに挑戦してみませんか。

[登壇者]
有坂民夫[シネマ・デ・アエルプロジェクト、司会]、佐々木友輔[映像作家/鳥取大学地域学部、「映画愛の現在」] 、武井みゆき[配給会社「ムヴィオラ」] 、東盛あいか[映画監督『ばちらぬん』]、宮嵜善文[NPO法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト]

12:15~12:45

全体会

14:00~

全国コミュニティシネマ会議開催記念 フィルム上映会[Fシネマ・プロジェクト]

❶14:00-『息子』(1991/監督:山田洋次/121分)
❷16:30-『ハゲタカ』(2009/監督:大友啓史/134分) 上映後、大友啓史監督のトークあり

これまでの全国コミュニティシネマ会議

2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年

2021年

2月3日(木) [会場:ユーロライブ(東京・渋谷)]*オンライン配信も実施

– プレゼンテーション コロナ禍の中で始めました。
– ディスカッション:“持続可能” な映画館/コミュニティシネマ
– 『こころの通訳者たち What a Whonderful World』プレミア上映[ユニバーサル上映]

▷ コミュニティシネマ会議2021チラシ

2020年

12月16日(水) [会場:ユーロライブ(東京・渋谷)]*オンライン配信も実施

– 報告 コロナ禍と映画上映 これまで・現在・これから
・国内の映画館・上映者
・海外のアートハウスの状況(アメリカ、フランス、韓国)
– ディスカッション SAVE the CINEMA!

▷ コミュニティシネマ会議2020チラシ

2019年

9月6日(日)、7日(月) 埼玉[会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ]

– プレゼン+ディスカッションI :日韓コミュニティシネマ会議
– プレゼン+ディスカッションII:上映者が作り手を育てる
– プレゼンテーションマラソン2019
– 分科会1:やっぱり、ここで映画をみたい―映画館をつくる/映画館を再生する
– 分科会2:映画館におけるデジタルシネマの今後と公共施設におけるデジタルシネマの導入を考える
– 分科会3:子どもと映画プログラム~若年層の観客を開拓する

▷ コミュニティシネマ会議2019チラシ

2018年

9月28日(金)、29日(土) 山形[会場:山形グランドホテルほか]

– ディスカッション:映像文化創造都市の可能性-“映画”が都市を魅力的にする
– プレゼンテーション+ディスカッション:映画上映の現在と未来―映画配信時代の上映
– 分科会1:地域の映像アーカイブとその活用について
– 分科会2:Fシネマで行こう!フィルム上映を企画しよう!
– 分科会3:若年層の観客を開拓する―大学生・高校生と映画館
– 分科会4:劇場の運営効率化を現場レベルで考えよう!
– 分科会5:上映初心者のための分科会~上映会企画ワークショップ

▷ コミュニティシネマ会議2018チラシ

2017年

9月8日(金)、9日(土) 横浜 [会場:横浜市開港記念会館]

– 講演 ヨーロッパの映画館の現在と未来
– レクチャー:“上映”を定義する(仮)―映写の資源と映画館文化―
– ディスカッション:“上映”とは何か。~多様化する「上映」を考える
– プレゼンテーションマラソン “映画都市・横浜!”を中心に
– トーク:映画の世界へ誘う、字幕という仕事
– ディスカッション:あしたの映画館のすがた―続・ミニシアターの20年
▷ コミュニティシネマ会議2017チラシ

2016年

9月30日(金)、10月1日(土) 高崎 [会場:高崎電気館]

– プレゼンテーション:高崎における“コミュニティシネマ”~高崎映画祭からシネマテークたかさき、高崎電気館へ
– ディスカッション:温故知新?~コミュニティシネマのこれまでとこれから
– 特別上映+トーク:『煙突と映画館 みやこシネマリーン閉館の記録(仮題ダイジェスト版)
– コミュニティシネマ“プレゼンテーション・マラソン!”
– ディスカッション:地域のミニシアターの20年
– トーク:「映画の本『ジャックと豆の木』創刊関連トーク“劇場と映画と観客を結ぶ”
– コミュニティシネマの映画“コミュニティシネマのシネマ”のススメ
▷ コミュニティシネマ会議2015チラシ

2015年

9月4日(金)、5日(土) 新潟 [会場:新潟県民会館小ホール/リュートピア 新潟市民芸術文化会館]

– 基調報告:文化創造都市・新潟と映画
– ディスカッション:文化政策の中の映画上映振興策
– プレゼンテーション:新潟のコミュニティシネマ
– ディスカッション:新しい映画上映のかたち~これから映画上映をはじめる人たちのために
– 分科会1:小さな町のコミュニティシネマ
– 分科会2:大きな町のコミュニティシネマ
▷ コミュニティシネマ会議2015チラシ

2014年

10月22日(水)、23日(木) 東京 [会場:東京国立近代美術館フィルムセンター]
スクリーン体験フォーエバー! ~私たちはスクリーンで映画をみたい/みせたい

– トーク:香川京子(女優) 「映画は大きなスクリーンでみてほしい」
– プレゼンテーション: 「スクリーン体験」をめぐる現状 / 新しい映画上映振興策について
– ディスカッション: 映画上映の現状と望ましい映画上映振興策 ~その実現に向けて
– 映画上映と解説: 「MoMAニューヨーク近代美術館映画コレクション」関連企画
– 『ニューヨークの地下鉄』 他 上映  解説: MoMAフィルムコレクションの魅力とFシネマ・プロジェクト
– コミュニティシネマのプレゼンテーション
– セッション1:コミュニティシネマとしての映画館(シネマ・シンジケート・プロジェクト)
– セッション2:Fシネマ・プロジェクト ~フィルムの上映環境を確保するために(シネマテーク・プロジェクト)
– セッション3:コミュニティの中の映画祭の可能性
▷ コミュニティシネマ会議2014チラシ

2013年

9月6日(金)、7日(土) 浜松市 [会場:クリエート浜松]
コミュニティシネマのリノベーション! ~映画を軸にクリエイティブなまちづくりを考える~

– ワークショップ: あなたの劇場の「デジタル化」の現状を話し合おう!
– ディスカッション: 映画館(コミュニティシネマ)のリノベーション!
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『楽隊のうさぎ』(監督:鈴木卓爾/2013年/97分) *プレミア上映
– 分科会1: 映画祭の現在―魅力的なプログラムのあり方
– 分科会2: Fシネマ・プロジェクト~フィルムの上映環境を確保するために
– 分科会3: シネマ・シンジケート・プロジェクトを検証する
– プレゼンテーション: 『楽隊のうさぎ』ができるまで
– ディスカッション: 映画をつくること/映画を上映すること/コミュニティをつくること
– ワークショップ: 作品に即した広報宣伝戦略とは ~『楽隊のうさぎ』をモデルケースに~
▷ コミュニティシネマ会議2013チラシ

2012年

9月8日(土)、9日(日) 那覇市 [会場:桜坂劇場]
魅力的なまち、居心地のいい場所≒コミュニティシネマ

– プレゼンテーション: 魅力的なまち・那覇をかたちづくる人たち ~桜坂劇場のまわりにいる人たち~
– ディスカッション: 居心地のよい場所≒コミュニティシネマ ~桜坂劇場 大解剖!~
– 報告: 「シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト」 レポート
– ディスカッション: 残す? 残さない? -35ミリ上映環境の確保について考える
– 映画上映: 『ビラルの世界』(監督:ソーラヴ・サーランギ/2008年/88分) *コミュニティシネマ賞授賞作品
– ディスカッション: 高校生の映画館 イン 桜坂
▷ コミュニティシネマ会議2012チラシ

2011年

9月2日(金)、3日(土) 広島市 [会場:広島市映像文化ライブラリー他]
シネマエール東北 ~映画の可能性を信じて

– 基調報告: 映画応援団―シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト
– ディスカッション: 映画に何ができるのか
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『広島・長崎における原子爆弾の影響』 (1946年/164分) *部分上映
– 講義: ヨーロッパにおける映画教育の現在
– 報告とディスカッション: 高校生のための映画館(仮)プロジェクトの実施について
– 映画上映:
『ボクシング・ジム』(監督:フレデリック・ワイズマン/2010) *日本初上映
『ニュース映画に見るヒロシマ、ナガサキ、ビキニ』
『二十万の亡霊 200000 Phantoms』(監督:ジャン・ガブリエル・ペリオ/2007)
▷ コミュニティシネマ会議2011チラシ

2010年

9月10日(金)、11日(土) 山口市 [会場:山口情報芸術センター(YCAM)]
“メディア芸術センター”としてのコミュニティシネマの可能性

– 基調報告: メディア芸術センターとしてのコミュニティシネマ
– 基調報告Ⅰ: 山口情報芸術センターの中の“映像”
– 基調報告Ⅱ: コミュニティシネマの未来系 “映像メディアセンター”プラン
– プラン1: 弘前市吉井酒造煉瓦倉庫アートメディアセンター構想
– プラン2: 「空想のメディア芸術センター」構想
– ディスカッション: “メディア芸術センター”としてのコミュニティシネマの可能性
– 新しいコミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 名画座フォーラム: 日本映画クラシック作品の上映環境を考える
– 講義: デジタルシネマの現在
– 映画上映:
『海炭市叙景』(監督:熊切和嘉/2010) *シネマ・シンジケート作品
『トラス・オス・モンテス』(監督:アントニオ・レイス/1976) *シネマテーク・プロジェクト作品
▷ コミュニティシネマ会議2010チラシ

2009年

9月4日(金)、5日(土) 川崎市 [会場:川崎市アートセンター ほか]
政策の中の映画

– 基調講演:岡島尚志(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹/国際フィルム・アーカイヴ連盟会長)
「フィルム・アーカイヴと映画上映の未来」
– プレゼンテーション: 映画館と映像のまちづくり
– ディスカッション: 政策の中の映画
– 分科会1: 映画祭/シネクラブ~地域における映画祭を考える~アジア映画の魅力
– 分科会2: シネマテーク・プロジェクト+映像教育部
– 分科会3: シネマ・シンジケート~ 映画館における“アウトリーチ”を考える
– 映画上映:
『オルエットの方へ』(監督:ジャック・ロジェ/1969年/154分)
– 「生誕百年記念 映画監督 山中貞雄」シンポジウム(シネマテーク・プロジェクト関連企画)
シンポジウム:
青山真治(映画監督/小説家)、西山洋市(映画監督)、
廣瀬純(龍谷大学経営学部教員)、クリス・フジワラ(映画批評家)
上映作品:『河内山宗俊』(監督:山中貞雄/1936年/81分)
▷ コミュニティシネマ会議2009チラシ

2008年

8月29日(金)、8月30日(土) 仙台市 [会場;せんだいメディアテーク]
都市に映画の文脈(コンテクスト)を育む

– 基調講演: ワン・パイジャン(「台北之家」プログラム・ディレクター)
「台湾のコミュニティシネマ “台北之家”について」
– プレゼンテーションとディスカッション: 都市に映画の文脈(コンテクスト)を育む
– 分科会1: シネマテーク・プロジェクト
– 分科会2: シネマ・シンジケート
– 分科会3: 映画祭/シネクラブ
– 分科会4: 映像学芸員 ―資格の新設とその目的
– 分科会5: 子どものための映画映像教育
– 映画上映:
『秉愛』(監督:馮艶(フォン・イェン)/2007) *監督舞台挨拶
『シャーリーの転落人生』(監督:冨永昌敬/2008)
『罪の天使たち』(監督:ロベール・ブレッソン/1943)
▷ コミュニティシネマ会議2008チラシ

2007年

8月31日(金)、9月1日(土) 東京 [会場:東京国立近代美術館フィルムセンター]
映画を伝達する ~批評、メディア、観客

– 基調講演:蓮實重彦(映画批評家/東京大学元総長)
「『モンゴメリー・クリフ(ト)問題』について―映画史のカノン化は可能か?」
– ディスカッション1: 映画を伝達する─批評、メディア、観客
– ディスカッション2: 上映システムを強化する
– 分科会1: アートシネマ・シンジケート(仮称)構想
– 分科会2: シネマテーク・プロジェクト構想
– 映画上映:
『煙り草物語』(1924)、『斬人斬馬剣』(1929)、『石川五右衛門の法事』(1930)、『國士無双』(1932)、
『RHYTHM [リズム]』(1935)『百年後の或る日』(1933)
– コミュニティシネマのプレゼンテーション
▷ コミュニティシネマ会議2007チラシ

2006年

9月8日(金)、9日(土) 札幌市 [主催:NPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌]
デジタル時代の映画上映 ~上映することの意味を考える

– 基調講演: 中谷健太郎(由布院「亀の井別荘」主人) 「ソコが、ココになる日~由布院盆地は再生するか?」
– プレゼンテーションとディスカッション: デジタル時代の映画上映
– 分科会1: 映画教育について考える ~学校と映画の関係
– 分科会2: デジタル上映とは何か ~デジタルシネマの世界的動向から日々の上映まで
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『壁男』(監督:早川渉/2006年/98分) *プレミア上映
▷ コミュニティシネマ会議2006チラシ

2005年

11月11日(金)、12日(土) 金沢市 [会場:金沢市文化ホール、金沢21世紀美術館]
芸術の創造力がまちを再生する -映画とまちの関係を考える –

– 基調講演:ジャン=ルイ・ボナン(フランス・ナント市文化局長) 「文化でよみがえるフランスの都市ナント」
– プレゼンテーション:
公設民営映像ホールの実現に向けて (KAWASAKIしんゆり映画祭)
金沢コミュニティシネマ構想 (金沢コミュニティシネマ推進委員会)
– ディスカッションⅠ: 芸術の創造力がまちを再生する――映画とまちの関係を考える
– プレゼンテーション:
アーティストと子どもたちの出会い ~ASIASの試み
フィルム・アーカイヴによる映画教育プログラムの可能性
– ディスカッションⅡ: 子どもたちと映画 ~映画上映と教育プログラム
– コミュニティシネマに関するフリーディスカッション
– 映画上映: アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品
『トロピカル・マラディー』(2004)、『アイアン・プッシーの大冒険』(2003)、
『ブリスフリー・ユワーズ』(2002)、『真昼の不思議の物体』(2000)
▷ コミュニティシネマ会議2005チラシ

2004年

8月20日(金)、21日(土) 高知市 [会場:高知県立美術館]
映画教育について考える

– 基調講演1: アラン・ベルガラ(パリ第三大学映画教授、映画作家・研究者)
「フランスにおける映画教育」
– 基調講演2: ウェンディ・アール(英国映画協会BFI教育部門リソース・エディター)
「イギリスにおける映画教育の実践」
– ディスカッション:映画教育を考える
– 映画教育に関するプレゼンテーションⅠ:高知における教育プログラムの事例報告
– 映画教育に関するプレゼンテーションⅡ:国内の映画教育実践報告
– アラン・ベルガラ氏によるワークショップ
– コミュニティシネマに関するフリーディスカッション
– ワークショップと映画の上映: のぞいてみようよ 映画の国 『菊次郎の夏』(監督:北野武/1999年/121分)
▷ コミュニティシネマ会議2004チラシ

2003年以前の会議

映画上映ネットワーク会議2003イン大阪 (9月 大阪市)
“コミュニティシネマ”宣言!

映画上映者ネットワーク会議2002 (9月 岐阜市)
地域における映画環境の変化と“コミュニティシネマ”(公共映画館)の可能性

基調講演: ポク・ファンモ(韓国湖南大学演劇映像学科助教授) 「韓国の映画振興制度」

映画上映者ネットワーク会議2001 (11月 東京)
日本における映画文化の振興を考える 地域の活性化(まちづくり、都市計画)と映画

映画上映者ネットワーク会議2000 (11月 高崎市)
地域の活性化・映画の活性化

基調講演: デビー・シルバーファイン(ニューヨーク州芸術評議会副理事、電子メディア・映画部門ディレクター)
「ニューヨーク文化はいかにしてつくられるか」

映画上映者ネットワーク会議1999 (9月 青森市)
地域における映画・映像上映・創造の拠点づくり~地域を結ぶネットワークの将来像~

基調講演: カレン・アレクサンダー(英国映画協会BFIマーケティング部門責任者)
「英国における公共上映の状況――BFIの活動を中心に」

映画上映者ネットワーク会議1998 (9月 山形市)
公共上映の諸問題――日々の上映活動を考える

基調講演: マーク・ノーネス(ミシガン大学助教授)
「アメリカにおける公共上映の状況――ミシガン州アン・アーバー」

映画上映者ネットワーク会議1997 (8月 萩市)
地域の映画祭・映画上映を考える

基調講演1: ペーター・ベア(マンハイム・コミュナール・キノ「シネマクアドラ」)
「ドイツの都市・地方自治体における文化事業としての映画の上映活動について」
基調講演2: マリー=クリスチーヌ・ド・ナヴァセル(東京日仏学院院長、当時)
「フランスにおける映画とオーディオ・ヴィジュアル作品」

映画上映ネットワーク会議1996 (7月 福岡市)
地域の映画祭・映画上映を考える

基調講演: 高野悦子(岩波ホール総支配人) 「映画がつくる文化交流」