Conference

全国各地で映画上映を行っている人たちの情報交換と研究報告、そしてディスカッション、交流の場として、1996年から毎年開催しています。全国の映画館や、映画祭、シネマテークや公共ホール、シネクラブ、自主上映団体、配給会社、映画や文化政策を学ぶ学生等々、コミュニティシネマの活動に関心のある人たちが集まります。海外のコミュニティシネマ関係者をゲストとして招くこともあります。上映活動を行う人たちが、ネットワークを広げるための大切な場となっています。興味のある方なら誰でも参加できます。

全国コミュニティシネマ会議2019 in 埼玉

レポート

24回目となる今年の会議は、2019年9月6日、7日に、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザで開催された。
全国各地から300人を超える参加者を迎え、2日間にわたって行われたディスカッションや分科会では、今後に向けての提案や可能性が話し合われ、活気のあるコミュニティシネマ会議となった。特に、初の試みとなった日韓の映画上映関係者同士の交流は、日韓両国の参加者にとって大きな刺激となり、今後の交流を期待する声が多く寄せられた。

◎ 9月6日(金)

「日韓コミュニティシネマ会議」では、韓国から、アート系映画館のネットワークである韓国芸術映画館協会の代表であり、ソウルのミニシアター「アートハウス・モモ」の副代表のチェ・ナギョン氏、ソウルのミニシアター「アートナイン」のチョン・サンジン代表とジュ・ヒ理事、仁川(インチョン)の「ミリム劇場」支配人のチェ・ヒョンジュン氏が登壇。韓国芸術映画館協会の活動や、それぞれの映画館についてのプレゼンテーションを行った。ディスカッションには、コミュニティシネマセンター代表理事であり「大分シネマ5」の支配人の田井肇氏、同センター理事であり、たかさきコミュニティシネマ代表の志尾睦子氏が登壇。司会は、コミュニティシネマセンター事務局長の岩崎ゆう子が務めた。


韓国と日本の映画上映における最も大きな違いとして、韓国では、アート系映画館に対する助成システムが確立されているという点があげられる。日本でも上映振興策の実現が待望されるが、助成制度がない中でも全国のミニシアターや自主上映団体が上映活動を続け、多くの観客の支持を得ていることや、映画上映関係者が集まり話し合う場として全国コミュニティシネマ会議が毎年開催されていることに、韓国の上映者は大きな関心と敬意を示していた。

韓国の登壇者の「全ての国民には多様な文化を享受する権利があり、その権利を守る存在であるアートシネマは、当然、国の振興策の対象となる」(チェ・ナギョン氏)、「私たちは現状を大きく変えることはできないが、映画を見せることができる。何かを見せることで、少しは変えられるのではないか」(ジュ・ヒ氏)、「シネコンの経営をしながらアートシネマを始めたのは、大資本にはない自由があったから。多様な映画を上映することによって文化的・社会的役割を果たしうる」(チョン・サンジン氏)、「地域コミュニティや地元アーティストらと共に、様々な文化芸術を分かち合い、地域にとって特別な文化的空間になることを夢見て頑張っていきたい」(チェ・ヒョンジュン氏)といった発言は、参加者に強い印象を与えた。

海を越えた隣国の、同じような活動をしている人たちに出会い交流できたことは、日韓の参加者にとって励みになる、勇気づけられることでもあった。韓国からは登壇者以外にも、パジュ市の「ヘイリシネマ」、アンドン市の「アンドンシネマ」、ソウルの「インディスペース」といった映画館からの参加があり、前日のワークショップやレセプションなどで、日本の参加者たちと積極的に交流する姿が見られた。


「上映者が作り手を育てる!」では、最初に、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭のプログラミング・ディレクターである長谷川敏行氏と、大阪シネ・ヌーヴォの支配人であり、京阪神の劇場で共同実施する「次世代映画ショーケース」の企画運営に携わる山崎紀子氏が、それぞれの活動のプレゼンテーションを行った。その後、自主上映団体としてインディペンデント映画の上映を20年以上続けてきた「松本CINEMAセレクト」代表の宮崎善文氏と、映画監督の山戸結希氏が登壇し、立命館大学映像教授である川村健一郎氏の司会のもと、映画鑑賞方法が多様化する中で映画を「上映」することの意義、また、インディペンデント映画を地方で上映することの難しさなど、様々な議題が話し合われた。山戸氏は、「多様な作品を上映するコミュニティシネマの存在は、地域にとっても、インディペンデント映画の作り手にとっても、大変重要であり、私たちの世代から変えていけることは確実にあると思う」と述べ、作り手自身も、映画館の現状や上映の過程を理解する必要があると話した。若い作り手の作品の上映を支援する映画上映振興策の必要性についても言及された。


恒例となった「プレゼンテーションマラソン2019」では、埼玉県で上映活動を行うSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ、深谷シネマ、川越スカラ座、埼玉映画ネットワーク、新所沢レッツシネパークと、北関東で上映を行うたかさきコミュニティシネマ、前橋シネマハウス、そして埼玉の農園についてのドキュメンタリー『お百姓さんになりたい』の原村政樹監督によるプレゼンテーションが行われた。


◎ 9月7日(土)

分科会1「やっぱりここで映画をみたい—映画館をつくる/映画館を再生する」には、再生映画館の関係者や、これから映画館をつくりたいと考える人など、定員を上回る80人以上の参加者が集まった。司会の櫛桁一則氏は、岩手県宮古市で「シネマリーン」が閉館した後も、月例上映会を行い、有志メンバーとともに市内の蔵を改築した新たな上映空間「シネマ・デ・アエル」を作り、地域での上映活動を続けている。パネリストとしては、閉館した映画館を再生して運営を続けている「高田世界館」(新潟県上越市)、「川越スカラ座」、「横浜シネマ・ジャック&ベティ」、また仁川の「ミリム劇場」の支配人が登壇し、それぞれの活動を紹介した。また、「豊岡劇場」や「桜坂劇場」、「シネマイーラ」からも、それぞれの映画館の再生~開館の経緯や現状などについて発言があり、映画館の設立や集客の苦労、新たな課題、地域の人口規模と劇場運営の関係性、地域の自治体やコミュニティとの連携などについて、参加者も含めてディスカッションが行われた。


分科会2「映画館におけるデジタルシネマの今後と公共施設におけるデジタルシネマの導入を考える」には、デジタルシネマ機の導入から10年近くとなり、今後の動向に関心を寄せる多くの映画館関係者が参加。まず、公共のシネマテークである「広島市映像文化ライブラリー」の導入に向けた取組みや、近年デジタルシネマ機を導入した「埼玉会館」の導入に至る過程、デジタルシネマ機導入のメリット・デメリット等についてのプレゼンテーションがあった。その後、アテネ・フランセ文化センターの堀三郎氏による司会のもとに、ディスカッションが行われた。事前アンケートの結果をもとに、導入に向けた疑問に対する回答や、既に導入している劇場のトラブル事例、今後の展開などについて話し合われた。分科会の最後には、コミュニティシネマの会員間で情報共有や協力していくためのネットワークをつくることが提案された。


分科会3の「子どもと映画プログラム~若年層の観客を開拓する」は、昨年のコミュニティシネマ会議の分科会「大学生・高校生と映画館」に続き、より年少の子どもを対象とする上映活動をテーマとして実施した。子ども向けの上映やワークショップを実施している「鎌倉市川喜多映画記念館」の阿部久瑠美氏、「川崎市アートセンター」の村上朗子氏、映画館「シネマ尾道」の河本清順氏、10年以上こどもプログラムを実施してきた自主上映団体「ちいさなひとのえいががっこう」の岡崎匡氏、そして川口市内の小学校と連携し、約50校で映像教育プログラムを実践している「デジタルSKIPステーション」の丸岡秀樹氏が登壇、それぞれの活動についてプレゼンテーションを行った。客席にも、こども向けプログラムを手掛けている人たちの姿が多く見られ、登壇者らがこれまで上映した作品をまとめたリストを基に、作品選定や映画料の交渉といった具体的な話や、学校との連携や広報の方法などについて、参加者を交えてディスカッションが行われた。岡崎氏は、繰り返し行うことが最も有効な広報であると述べ、ハードルを高く設け過ぎず、定期的に上映を続けることの重要性を伝えた。


分科会後の全体会終了後には、『「映画ミーツ浪曲」プレミア上映会』として、サイレント映画『出来ごころ』の坂本頼光氏による活弁、及び曲師・沢村美舟氏による演奏付上映と、玉川太福氏による浪曲の実演、活動弁士と浪曲師と周防正行監督によるトークが行われた。三味線演奏付の活弁上映は、活弁士と曲師の両者にとって初の試みであったが、『出来ごころ』の作品内容と相性が良く、参加者からも大変好評だった。浪曲実演後、活弁士と浪曲師の二人に、最新作『カツベン!』の公開を控えた周防正行監督が加わったトークでは、日本の語り芸の歴史と魅力、『カツベン!』撮影にまつわるエピソードなどで大いに盛り上がり、今年の全国コミュニティシネマ会議のプログラムが全て終了した。


これまでの全国コミュニティシネマ会議

2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年
2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年

2018年

9月28日(金)、29日(土) 山形[会場:山形グランドホテルほか]

– ディスカッション:映像文化創造都市の可能性-“映画”が都市を魅力的にする
– プレゼンテーション+ディスカッション:映画上映の現在と未来―映画配信時代の上映
– 分科会1:地域の映像アーカイブとその活用について
– 分科会2:Fシネマで行こう!フィルム上映を企画しよう!
– 分科会3:若年層の観客を開拓する―大学生・高校生と映画館
– 分科会4:劇場の運営効率化を現場レベルで考えよう!
– 分科会5:上映初心者のための分科会~上映会企画ワークショップ

▷ コミュニティシネマ会議2018チラシ

2017年

9月8日(金)、9日(土) 横浜 [会場:横浜市開港記念会館]

– 講演 ヨーロッパの映画館の現在と未来
– レクチャー:“上映”を定義する(仮)―映写の資源と映画館文化―
– ディスカッション:“上映”とは何か。~多様化する「上映」を考える
– プレゼンテーションマラソン “映画都市・横浜!”を中心に
– トーク:映画の世界へ誘う、字幕という仕事
– ディスカッション:あしたの映画館のすがた―続・ミニシアターの20年

▷ コミュニティシネマ会議2017チラシ

2016年

9月30日(金)、10月1日(土) 高崎 [会場:高崎電気館]

– プレゼンテーション:高崎における“コミュニティシネマ”~高崎映画祭からシネマテークたかさき、高崎電気館へ
– ディスカッション:温故知新?~コミュニティシネマのこれまでとこれから
– 特別上映+トーク:『煙突と映画館 みやこシネマリーン閉館の記録(仮題ダイジェスト版)
– コミュニティシネマ“プレゼンテーション・マラソン!”
– ディスカッション:地域のミニシアターの20年
– トーク:「映画の本『ジャックと豆の木』創刊関連トーク“劇場と映画と観客を結ぶ”
– コミュニティシネマの映画“コミュニティシネマのシネマ”のススメ

▷ コミュニティシネマ会議2015チラシ

2015年

9月4日(金)、5日(土) 新潟 [会場:新潟県民会館小ホール/リュートピア 新潟市民芸術文化会館]

– 基調報告:文化創造都市・新潟と映画
– ディスカッション:文化政策の中の映画上映振興策
– プレゼンテーション:新潟のコミュニティシネマ
– ディスカッション:新しい映画上映のかたち~これから映画上映をはじめる人たちのために
– 分科会1:小さな町のコミュニティシネマ
– 分科会2:大きな町のコミュニティシネマ

▷ コミュニティシネマ会議2015チラシ

2014年

10月22日(水)、23日(木) 東京 [会場:東京国立近代美術館フィルムセンター]
スクリーン体験フォーエバー! ~私たちはスクリーンで映画をみたい/みせたい

– トーク:香川京子(女優) 「映画は大きなスクリーンでみてほしい」
– プレゼンテーション: 「スクリーン体験」をめぐる現状 / 新しい映画上映振興策について
– ディスカッション: 映画上映の現状と望ましい映画上映振興策 ~その実現に向けて
– 映画上映と解説: 「MoMAニューヨーク近代美術館映画コレクション」関連企画
– 『ニューヨークの地下鉄』 他 上映  解説: MoMAフィルムコレクションの魅力とFシネマ・プロジェクト
– コミュニティシネマのプレゼンテーション
– セッション1:コミュニティシネマとしての映画館(シネマ・シンジケート・プロジェクト)
– セッション2:Fシネマ・プロジェクト ~フィルムの上映環境を確保するために(シネマテーク・プロジェクト)
– セッション3:コミュニティの中の映画祭の可能性

▷ コミュニティシネマ会議2014チラシ

2013年

9月6日(金)、7日(土) 浜松市 [会場:クリエート浜松] コミュニティシネマのリノベーション! ~映画を軸にクリエイティブなまちづくりを考える~

– ワークショップ: あなたの劇場の「デジタル化」の現状を話し合おう!
– ディスカッション: 映画館(コミュニティシネマ)のリノベーション!
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『楽隊のうさぎ』(監督:鈴木卓爾/2013年/97分) *プレミア上映
– 分科会1: 映画祭の現在―魅力的なプログラムのあり方
– 分科会2: Fシネマ・プロジェクト~フィルムの上映環境を確保するために
– 分科会3: シネマ・シンジケート・プロジェクトを検証する
– プレゼンテーション: 『楽隊のうさぎ』ができるまで
– ディスカッション: 映画をつくること/映画を上映すること/コミュニティをつくること
– ワークショップ: 作品に即した広報宣伝戦略とは ~『楽隊のうさぎ』をモデルケースに~

▷ コミュニティシネマ会議2013チラシ

2012年

9月8日(土)、9日(日) 那覇市 [会場:桜坂劇場]
魅力的なまち、居心地のいい場所≒コミュニティシネマ

– プレゼンテーション: 魅力的なまち・那覇をかたちづくる人たち ~桜坂劇場のまわりにいる人たち~
– ディスカッション: 居心地のよい場所≒コミュニティシネマ ~桜坂劇場 大解剖!~
– 報告: 「シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト」 レポート
– ディスカッション: 残す? 残さない? -35ミリ上映環境の確保について考える
– 映画上映: 『ビラルの世界』(監督:ソーラヴ・サーランギ/2008年/88分) *コミュニティシネマ賞授賞作品
– ディスカッション: 高校生の映画館 イン 桜坂

▷ コミュニティシネマ会議2012チラシ

2011年

9月2日(金)、3日(土) 広島市 [会場:広島市映像文化ライブラリー他]
シネマエール東北 ~映画の可能性を信じて

– 基調報告: 映画応援団―シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト
– ディスカッション: 映画に何ができるのか
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『広島・長崎における原子爆弾の影響』 (1946年/164分) *部分上映
– 講義: ヨーロッパにおける映画教育の現在
– 報告とディスカッション: 高校生のための映画館(仮)プロジェクトの実施について
– 映画上映:
『ボクシング・ジム』(監督:フレデリック・ワイズマン/2010) *日本初上映
『ニュース映画に見るヒロシマ、ナガサキ、ビキニ』
 
『二十万の亡霊 200000 Phantoms』(監督:ジャン・ガブリエル・ペリオ/2007)

▷ コミュニティシネマ会議2011チラシ

2010年

9月10日(金)、11日(土) 山口市 [会場:山口情報芸術センター(YCAM)]
“メディア芸術センター”としてのコミュニティシネマの可能性

– 基調報告: メディア芸術センターとしてのコミュニティシネマ
– 基調報告Ⅰ: 山口情報芸術センターの中の“映像”
– 基調報告Ⅱ: コミュニティシネマの未来系 “映像メディアセンター”プラン
– プラン1: 弘前市吉井酒造煉瓦倉庫アートメディアセンター構想
– プラン2: 「空想のメディア芸術センター」構想
– ディスカッション: “メディア芸術センター”としてのコミュニティシネマの可能性
– 新しいコミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 名画座フォーラム: 日本映画クラシック作品の上映環境を考える
– 講義: デジタルシネマの現在
– 映画上映:
『海炭市叙景』(監督:熊切和嘉/2010) *シネマ・シンジケート作品
『トラス・オス・モンテス』(監督:アントニオ・レイス/1976) *シネマテーク・プロジェクト作品

▷ コミュニティシネマ会議2010チラシ

2009年

9月4日(金)、5日(土) 川崎市 [会場:川崎市アートセンター ほか]
政策の中の映画

– 基調講演:岡島尚志(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹/国際フィルム・アーカイヴ連盟会長)
「フィルム・アーカイヴと映画上映の未来」
– プレゼンテーション: 映画館と映像のまちづくり
– ディスカッション: 政策の中の映画
– 分科会1: 映画祭/シネクラブ~地域における映画祭を考える~アジア映画の魅力
– 分科会2: シネマテーク・プロジェクト+映像教育部
– 分科会3: シネマ・シンジケート~ 映画館における“アウトリーチ”を考える
– 映画上映:
『オルエットの方へ』(監督:ジャック・ロジェ/1969年/154分)
– 「生誕百年記念 映画監督 山中貞雄」シンポジウム(シネマテーク・プロジェクト関連企画)
 シンポジウム:
 青山真治(映画監督/小説家)、西山洋市(映画監督)、
 廣瀬純(龍谷大学経営学部教員)、クリス・フジワラ(映画批評家)
 上映作品:『河内山宗俊』(監督:山中貞雄/1936年/81分)

▷ コミュニティシネマ会議2009チラシ

2008年

8月29日(金)、8月30日(土) 仙台市 [会場;せんだいメディアテーク]
都市に映画の文脈(コンテクスト)を育む

– 基調講演: ワン・パイジャン(「台北之家」プログラム・ディレクター)
「台湾のコミュニティシネマ “台北之家”について」
– プレゼンテーションとディスカッション: 都市に映画の文脈(コンテクスト)を育む
– 分科会1: シネマテーク・プロジェクト
– 分科会2: シネマ・シンジケート
– 分科会3: 映画祭/シネクラブ
– 分科会4: 映像学芸員 ―資格の新設とその目的
– 分科会5: 子どものための映画映像教育
– 映画上映:
『秉愛』(監督:馮艶(フォン・イェン)/2007) *監督舞台挨拶
『シャーリーの転落人生』(監督:冨永昌敬/2008)
『罪の天使たち』(監督:ロベール・ブレッソン/1943)

▷ コミュニティシネマ会議2008チラシ

2007年

8月31日(金)、9月1日(土) 東京 [会場:東京国立近代美術館フィルムセンター]
映画を伝達する ~批評、メディア、観客

– 基調講演:蓮實重彦(映画批評家/東京大学元総長)
「『モンゴメリー・クリフ(ト)問題』について―映画史のカノン化は可能か?」
– ディスカッション1: 映画を伝達する─批評、メディア、観客
– ディスカッション2: 上映システムを強化する
– 分科会1: アートシネマ・シンジケート(仮称)構想
– 分科会2: シネマテーク・プロジェクト構想 
– 映画上映:
『煙り草物語』(1924)、『斬人斬馬剣』(1929)、『石川五右衛門の法事』(1930)、『國士無双』(1932)、
『RHYTHM [リズム]』(1935)『百年後の或る日』(1933)
– コミュニティシネマのプレゼンテーション

▷ コミュニティシネマ会議2007チラシ

2006年

9月8日(金)、9日(土) 札幌市 [主催:NPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌]
デジタル時代の映画上映 ~上映することの意味を考える

– 基調講演: 中谷健太郎(由布院「亀の井別荘」主人) 「ソコが、ココになる日~由布院盆地は再生するか?」
– プレゼンテーションとディスカッション: デジタル時代の映画上映
– 分科会1: 映画教育について考える ~学校と映画の関係
– 分科会2: デジタル上映とは何か ~デジタルシネマの世界的動向から日々の上映まで
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『壁男』(監督:早川渉/2006年/98分) *プレミア上映

▷ コミュニティシネマ会議2006チラシ

2005年

11月11日(金)、12日(土) 金沢市 [会場:金沢市文化ホール、金沢21世紀美術館]
芸術の創造力がまちを再生する -映画とまちの関係を考える –

– 基調講演:ジャン=ルイ・ボナン(フランス・ナント市文化局長) 「文化でよみがえるフランスの都市ナント」
– プレゼンテーション:
 公設民営映像ホールの実現に向けて (KAWASAKIしんゆり映画祭)
 金沢コミュニティシネマ構想 (金沢コミュニティシネマ推進委員会)
– ディスカッションⅠ: 芸術の創造力がまちを再生する――映画とまちの関係を考える
– プレゼンテーション:
 アーティストと子どもたちの出会い ~ASIASの試み
 フィルム・アーカイヴによる映画教育プログラムの可能性
– ディスカッションⅡ: 子どもたちと映画 ~映画上映と教育プログラム
– コミュニティシネマに関するフリーディスカッション
– 映画上映: アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品
『トロピカル・マラディー』(2004)、『アイアン・プッシーの大冒険』(2003)、
『ブリスフリー・ユワーズ』(2002)、『真昼の不思議の物体』(2000)

▷ コミュニティシネマ会議2005チラシ

2004年

8月20日(金)、21日(土) 高知市 [会場:高知県立美術館]
映画教育について考える

– 基調講演1: アラン・ベルガラ(パリ第三大学映画教授、映画作家・研究者)
「フランスにおける映画教育」
– 基調講演2: ウェンディ・アール(英国映画協会BFI教育部門リソース・エディター)
「イギリスにおける映画教育の実践」
– ディスカッション:映画教育を考える
– 映画教育に関するプレゼンテーションⅠ:高知における教育プログラムの事例報告
– 映画教育に関するプレゼンテーションⅡ:国内の映画教育実践報告
– アラン・ベルガラ氏によるワークショップ
– コミュニティシネマに関するフリーディスカッション
– ワークショップと映画の上映: のぞいてみようよ 映画の国 『菊次郎の夏』(監督:北野武/1999年/121分)

▷ コミュニティシネマ会議2004チラシ

2003年以前の会議

映画上映ネットワーク会議2003イン大阪 (9月 大阪市)
“コミュニティシネマ”宣言!

映画上映者ネットワーク会議2002 (9月 岐阜市)
地域における映画環境の変化と“コミュニティシネマ”(公共映画館)の可能性

基調講演: ポク・ファンモ(韓国湖南大学演劇映像学科助教授) 「韓国の映画振興制度」

映画上映者ネットワーク会議2001 (11月 東京)
日本における映画文化の振興を考える 地域の活性化(まちづくり、都市計画)と映画

映画上映者ネットワーク会議2000 (11月 高崎市)
地域の活性化・映画の活性化

基調講演: デビー・シルバーファイン(ニューヨーク州芸術評議会副理事、電子メディア・映画部門ディレクター)
「ニューヨーク文化はいかにしてつくられるか」

映画上映者ネットワーク会議1999 (9月 青森市)
地域における映画・映像上映・創造の拠点づくり~地域を結ぶネットワークの将来像~

基調講演: カレン・アレクサンダー(英国映画協会BFIマーケティング部門責任者)
「英国における公共上映の状況――BFIの活動を中心に」

映画上映者ネットワーク会議1998 (9月 山形市)
公共上映の諸問題――日々の上映活動を考える

基調講演: マーク・ノーネス(ミシガン大学助教授)
「アメリカにおける公共上映の状況――ミシガン州アン・アーバー」

映画上映者ネットワーク会議1997 (8月 萩市)
地域の映画祭・映画上映を考える

基調講演1: ペーター・ベア(マンハイム・コミュナール・キノ「シネマクアドラ」)
「ドイツの都市・地方自治体における文化事業としての映画の上映活動について」
基調講演2: マリー=クリスチーヌ・ド・ナヴァセル(東京日仏学院院長、当時)
「フランスにおける映画とオーディオ・ヴィジュアル作品」

映画上映ネットワーク会議1996 (7月 福岡市)
地域の映画祭・映画上映を考える

基調講演: 高野悦子(岩波ホール総支配人) 「映画がつくる文化交流」