コミュニティシネマセンターからお知らせ

関係者の皆様

新年を迎えてすでに1ヶ月が過ぎ、2月となりました。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

先日、日本映画製作者連盟により「2023年(令和5年)日本映画産業統計」が発表されました。年間興行収入は前年比103.9%、興収発表以降で5番めの成績となり、2019年の数字には及ばないものの、平均的な水準にまで回復していることが報じられました。ミニシアターやコミュニティシネマの状況はそれほど楽観的とはいえないものの、様々な賞レースではミニシアターで上映された話題作の受賞、ノミネートのニュースが続き、盛り上がりをみせています。

今年もコミュニティシネマをよろしくお願いいたします。

◎現在進行中のふたつの企画をご紹介いたします。

映画批評月間
フランス映画の現在 スペシャル・エディション アルノー・デプレシャンとともに

アンスティチュ・フランセが、最新の、あるいは知られざるフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間」。コミュニティシネマセンターでは東京での開催後、全国各地に巡回しています。

現在、広島市映像文化ライブラリーにて開催中で、きょうと明日は坂本安美さんによるトークも行われます。
http://www.cf.city.hiroshima.jp/eizou/calendarThis.html?id=gaikoku

2月16日[金]からはシネマテークたかさきで、デプレシャン監督の5作品が上映されます。
https://takasaki-cc.jp/films_cat/soon/

この機会をお見逃しなく!

FUKUSHIMA with BÉLA TARR filmmakers in residence /福島映画教室

受講者 / 講師紹介・上映交流会
福島で2月にハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督による映画制作マスタークラス(ワークショップ)が行われます。世界中の200をこえる応 募者の中から、タル・ベーラ監督に選ばれた8名が福島でのワークショップに参加します。このワークショップのキックオフともいえるイベントが南相馬市朝日座で開催されます。コミュニティシネマセンターも協力しています。
シネマエール東北などで、たびたび訪れた「朝日座」に、タル・ベーラ監督、小田香監督、新しい作り手が集うイベントが開催されるとは‥楽しみです。
https://fukushimawithblatarr-0208.peatix.com/?utm_medium=web&utm_source=results&utm_medium=%3A%3A%3A0%3A3807862&utm_campaign=tag_ids_2795

日程:2024年2月8日(木)
会場:朝日座 (福島県南相馬市)南相馬市 原町区大町1丁目
料金:【午前の部】無料 【午後の部】一般:3,000円/住民:1,500円
プログラム:
①午前の部(無料)10:00 開場
10:30 – 12:00 受講者紹介
②午後の部(有料)13:00 開場
13:30 講師紹介および上映
13:30 ◎『鉱ARAGANE』[2015年 68分小田香監督作品]
15:00 ◎『ニーチェの馬』[2011年154分タル・ベーラ監督作品]
18:30 終了

どなたでもご参加いただけます。

ご参加をお待ちしております!

来年もよろしくお願いいたします。

関係者の皆様

今年も残りわずかとなりました。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
コミュニティシネマセンターの活動にご支援、ご協力、ご高配を賜り、ありがとうございます。

今年5月に新型コロナウィルスが5類に移行され、コミュニティシネマの上映活動も通常の形に戻りました。国際映画祭等は海外からも多くのゲストを迎え、コロナ前の盛り上がりを取り戻しました。一方、映画館の観客数はコロナ前には戻っておらず、閉館を余儀なくされる映画館が出るなど懸念される状況が続いています。多くの映画館がデジタルシネマ機の入替の時期を迎えており、困難な状況に拍車をかけています。
そのような中、多様な映画を上映する地域の映像文化の拠点としての活動を継続していくための募金やクラウドファンディングに挑戦する映画館も少なくありませんでした。そのほとんどが、目標とする金額を大きく上回る支援金を得ることができています。
今年は、多くの映画館が地域の“コミュニティシネマ”として認識され、無くしてはならない大切な場所となっているのだということを感じる年ともなりました。

2023年は、コミュニティシネマセンターの活動の原点である「コミュニティシネマ憲章~地域における豊かな映画環境の創造のために~」を発表して、20年の節目の年でもあります。この憲章は少し古めかしくなっているところもありますが、現在もなお有効です。
この憲章を読み返しながら、来年も活動を続けてまいります。
今後ともご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
末尾となりましたが、皆様が、よい新年を迎えられますようにお祈り申し上げます。

コミュニティシネマセンター

「日韓映写技師ミーティングin福岡」いよいよ明日より開催!

「日韓映写技師ミーティングin福岡」を福岡市総合図書館にて、明日10月27日から29日まで開催します!

10月27日・29日の「移動映写機ワークショップ」・「フィルム映写ワークショップ 基礎編」には、それぞれに定員を上回るお申し込みをいただきました。
韓国からはゲストのキム・ソンウクさん(シネマテーク・ソウルアートシネマ)をはじめ、10名以上の方が参加されます。日本と韓国の映写技師の同士の交流も盛りあがりそうです!

10月28日(土)のシンポジウムには、お申込みは必要ありません。

日韓映写技師ミーティングin福岡 SYMPOSIUM

2023年10月28日[土]14:00-16:40(予定)

14:00

開会 開会の挨拶

14:15

◎映画上映『ゴビを渡るフィルム』
(2001/23 分/モンゴル 監督:D.ツェンドルジ、T.サラントヤー)
福岡市総合図書館所蔵作品
◎ミニ・レクチャー:フィルムで観る映画について
松本圭二(福岡市総合図書館)

14:55

◎フィルム上映を理解するための解説
石井義人(映写技師/映写技師会議イン福岡・準備会)

15:05

◎プレゼンテーション:韓国におけるフィルム上映の現状
キム・ソンウク(プログラム・ディレクター/シネマテーク・ソウルアートシネマ)

15:30

◎プレゼンテーション:日本におけるフィルム上映の現状
神田麻美(映写技師/Fシネマ・プロジェクト)

15:45

◎映写技師座談会
キム・ソンウク、パク・サンへ、キム・ヨンヘ(映写技師/シネマテーク・ソウルアートシネマ)
石井義人、神田麻美
司会 碓井千鶴(映画キュレーター)

16:40

終了(予定)

※日韓映写技師ミーティング in 福岡は、コミュニティシネマセンター(「Fシネマ・プロジェクト)」と、映写技師を中心に組織する「映写技師会議イン福岡・準備会」、そして、フィルム上映を維持するため独自に映写機の整備方法を模索しているフィルムアーカイブ「福岡市総合図書館」が、協働で実施します。

各プログラムの詳細は こちらをご覧ください。
皆さまのご来場、お待ちしております!

全国コミュニティシネマ会議2023イン高崎 上映会チラシが完成!

「全国コミュニティシネマ会議2023イン高崎」

既にたくさんのお申し込みをいただいております!特に分科会やレセプションは、残りの参加枠が僅かとなってきました。

参加申し込みは9月15日[金]までです。以下リンクより、お早めにお申し込みください!
Peatix(https://cckaigi2023-takasaki.peatix.com)

また、本日会議開催記念上映会のチラシが完成しました!(※こちらは当日券のみ。)

高崎でうまれた、見逃せない貴重な作品ばかりです。

【上映作品】

「第16回国民文化祭・ぐんま2001 in たかさき」シンポジウム関連作品
「2001 映画と旅」(15分/黒沢清監督)/「新世界」(18分/阪本順治監督)/「すでに老いた彼女のすべてについては語らぬために」(51分/青山真治監督)※トークゲスト 阪本順治監督
『珈琲時光』(2004年/103分/侯孝賢監督) 35ミリフィルムでの上映!
この上映会は、フィルムでの上映環境を確保するための「Fシネマ・プロジェクト」の一環として実施します。
『家族のレシピ』(2017年/89分/エリック・クー監督)
上映会にもぜひともご参加ください。

全国コミュニティシネマ会議2023イン高崎

2023年9月22日[金]・23日[土・祝] 高崎芸術劇場ほかにて
プログラムの詳細は、全国コミュニティシネマ会議WEBページをご覧ください。

皆さまのご参加をお待ちしております!

コミュニティシネマセンター

「夏休みの映画館2023」(8月の上映)はいよいよ今週末から!鑑賞ノートとインタビュー映像が完成

お盆が過ぎて猛暑の中にも少し涼しさを感じるようになりました。
台風で被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

7月に小学生以下の子どもたちを対象として各地で盛りあがりを見せた「夏休みの映画館2023」。
いよいよ今週末・来週末、中学生以上対象プログラムとして、宮崎駿監督の初めての劇場公開作品『ルパン三世 カリオストロの城』(1979 ※デジタルリマスター版)とニコラ・フィリペール監督のドキュメンタリー映画『音のない世界で』(1992)の上映が始まります!

©TMS
©1999 Public Policy Productions, Inc.

『音のない世界で』での上映の際には、例年ご好評をいただいている鑑賞ノートを配布、上映後には聴覚障がいのある当事者の方などへのインタビュー映像の上映も行います。本編と合わせて、より豊かな鑑賞体験をお届けします。

インタビュー映像『音のない世界で』についてもう少しだけ考えるために 概要

『音のない世界で』(1992)は、約30年前にフランスで制作されたドキュメンタリー映画です。ろう者を取り巻く環境は、日本とフランスでは異なっているのでしょうか?…このインタヴューでは、聴覚障がいのある当事者の方々、そのサポートに携わる人々の4名の方々に映画をご覧になっていただき、具体的に印象に残った場面や登場人物について挙げてもらいました。

出演:
廣川麻子(特定非営利活動法人 シアター・アクセシビリティ・ネットワーク 理事長)/那須映理(手話エンターテイナー)/和田夏実(CODA/インタープリター)/平塚千穂子(CINEMA Chupki TABATA代表)
手話通訳:小松智美
制作:早稲田大学土田是枝研究室
協力:松田高加子、宮野亮子、岡本香音、特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)

皆さま、ぜひお近くの劇場まで足をお運びください!

◎8月19日・20日の開催

・シネマテークたかさき[群馬県高崎市]
 027-325-1744
・東京都写真美術館[東京都目黒区]
 03-3280-0099
・横浜シネマ・ジャック&ベティ[神奈川県横浜市]
 045-243-9800
・Denkikan[熊本市]
 096-352-2121
・鹿児島ガーデンズシネマ[鹿児島市]
 099-222-8746

◎8月26日・27日の開催

・大阪シネ・ヌーヴォ[大阪市]
 06-6582-1416
・元町映画館[兵庫県神戸市]
 078-366-2636
・松本CINEMAセレクト[長野県松本市]
 0263-98-4928

☀「夏休みの映画館2023」詳細はホームページをチェック☀

https://kodomoeigakan.jp/natsuyasumi/

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コミュニティシネマセンター 志尾睦子さんが新しい代表理事に就任

6月28日、コミュニティシネマセンターの定時役員会・定時社員総会を開催しました。
社員総会では、新役員の選任について議決が行われました。
留任の理事に加え、諏訪敦彦さん(映画監督)、土田環さん(早稲田大学理工学部専任講師) 、山下宏洋さん(イメージフォーラム支配人/イメージフォーラムフェスティバルディレクター)、岩崎ゆう子(コミュニティシネマセンター事務局長)が、新しい理事として選任されました。
また、新理事による理事会において、新しい代表理事に志尾睦子さん(NPO法人たかさきコミュニティシネマ代表理事)に就任していただくことを決定し、副代表理事はとちぎあきらさん(フィルムアーキビスト)と北條誠人さん(ユーロスペース支配人)に再任していただくこととなりました。

新代表理事・志尾睦子さんのコメント

志尾睦子
志尾睦子

この度、代表理事を務めさせていただくことになりました、志尾睦子です。
NPO法人たかさきコミュニティシネマの代表理事をしております。
全国の上映者が集まり、年に一度開催していた映画上映ネットワーク会議が、その名を全国コミュニティシネマ会議と改めたのが2004年のこと。地域の映画文化の裾野を広げ、より充実した活動を目指そうとするコミュニティシネマの理念を冠に、上映者の皆さんとともにひた走ってきた20年でした。
2009年に社団法人となったコミュニティシネマセンターは、創設理事長の堀越謙三さん、前理事長の田井肇さんというカリスマの行動力に引っ張られ、事務局長の岩崎ゆう子さんの力強い支えで、ここまでやってこられました。私は、それを引き継ぐ統率力はまるでないと先にお伝えしてしまいますが、上映仲間の皆さんと一緒に和気藹々と何事にもへこたれることなく進むことはできると思っております。これからも、どうぞよろしくお願いします。

コミュニティシネマセンターの新しい理事会のメンバーは下記の通りです。

  • 小川直人 (せんだいメディアテーク学芸員)
  • 櫛桁一則 (みやこ映画生活協同組合)
  • 坂本安美 (アンスティチュフランセ日本 映画プログラム主任)
  • 志尾睦子 (NPO法人たかさきコミュニティシネマ代表理事)
  • 諏訪敦彦 (映画監督)
  • 田井肇 (シネマ5代表(大分))
  • 土田環 (早稲田大学理工学部専任講師)
  • とちぎあきら (フィルムアーキビスト)
  • 北條誠人 (ユーロスペース支配人)
  • 松本正道 (アテネ・フランセ文化センター主任/映画美学校代表理事)
  • 宮嵜義文 (NPO法人松本CINEMAセレクト代表理事)
  • 山崎紀子 (シネ・ヌーヴォ支配人(大阪))
  • 山下宏洋 (シアター・イメージフォーラム支配人/イメージフォーラム・フェスティバル ディレクター)
  • 岩崎ゆう子 (一般社団法人コミュニティシネマセンター事務局長)

理事会、総会を終え、本格的に新しい年度が始まります。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

コミュニティシネマセンター

『映画上映活動年鑑2022』(A4変形/222頁)発行!

コミュニティシネマセンターでは、映画上映に関する調査報告書『映画上映活動年鑑2022』(A4変形/ 222頁)を作成しました。

この年鑑では、映画館での上映に加え、映画館以外の場所での上映、映画祭等々、2022年の様々な映画上映の状況を、最新のデータや資料と論考によって紹介しています。
特別調査では、「映画祭の現在」、「映画振興策の現在」を実施。
「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」の2つのディスカッションの採録や、2003年以降の日本の映画振興策がどのように実施してきたのか、上映振興を中心に検証し、実現が望まれる「上映支援策」のコンセプトを提示しています。

【POINT】

映画館での上映

  • 映画館での上映(興行)に関する様々なデータ[観客数、興行収入、映画館数、スクリーン数、公開作品]を表やグラフとともに提示、詳細な分析や解説も。
  • シネコン・ミニシアターの映画館数の10年間の変化を、都道府県別に掲載。
  • アメリカ、フランス、韓国など、諸外国のデータも掲載。日本との比較も。

公共上映

  • 映画専門施設や公共ホール、新たな上映スペース等、映画館以外の多様な場所で行われている上映に関するデータを提示。

特集1|映画祭の現在

  • 全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡(2022年11月開催)より国内外4つの映画祭のプレゼンテーションを収録。
  • 2022年1月~2023年3月に日本で開催された映画祭(国際映画祭/地域映画祭)のリストを掲載。(コロナによる影響も付記)

特集2|映画振興策の現在

  • 2003年に発表された提言「これからの日本映画の振興について~日本映画の再生のために~」以降、映画振興策がどう展開されたのか、提言の「12本の柱」に沿って、グラフや表を用いながら細やかに検証。
  • 全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡の「ディスカッション:「上映活動支援制度」を実現するために」を収録。
  • 今後見直されるであろう映画振興策において実現が望まれる「上映支援策」のコンセプトを提示。

都道府県別映画上映施設一覧

  • 全国47都道府県の全映画館リスト(過去10年間の映画館の開館・閉館がわかる)、各都道府県で行われる映画祭・公共上映のデータを作成
  • 地域別の映画館・公共上映マップを掲載

年鑑の一部は、コミュニティシネマセンターウェブサイトResearch&Reportsでもお読みいただけます。
年鑑の購入を希望される方は、ウェブサイトよりご注文ください。
注文はこちら:http://jc3.jp/wp/books/
※コミュニティシネマセンター会員の皆様には本報告書をお送りしています。

『映画上映活動年鑑』に関するお問い合わせ:コミュニティシネマセンター
Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

映画上映活動年鑑2022

A4変形/ 222ページ/2023年3月刊行 文化庁「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

― 目次 ―

I 映画館での上映

概況|公開本数・公開作品|諸外国との比較|都道府県別概況|全国映画館リスト2022

Ⅱ 公共上映

公共の映画専門施設(シネマテーク)及び上映事業を行う美術館
映画館以外で行われる上映活動

Ⅲ 特集1|映画祭の現在

新たな“映画祭の時代”
プレゼンテーション:
高崎映画祭によって育まれる高崎の「映画文化」|リュサス国際ドキュメンタリー映画祭
ひろしまアニメーションシーズン|〈映画の力〉プロジェクト
全国映画祭リスト2022

Ⅳ 特集2|映画振興策の現在

新たな映画上映振興策に向けて、前提として考えておきたいこと
日本における映画政策の展開 ─「これからの日本映画の振興について」以降の20年─
新しい上映振興策について
全国コミュニティシネマ会議2022 ディスカッション|「上映活動支援制度」を実現するために

Ⅴ 都道府県別上映施設一覧

Ⅵ 上映に関わる用語

Arthouse Pressで「特集:映画振興策の現在」連載スタート!初回は「ディスカッション:上映活動支援制度を実現するために」

◆Arthouse Press新着記事◆「特集:映画振興策の現在」連載スタート!
(1)全国コミュニティシネマ会議2022ディスカッション:「上映活動支援制度」を実現するために

Arthouse Pressでは、「特集:映画振興策の現在」が始まります。
この特集では、2003年に発表された提言「これからの日本映画の振興について~日本映画の再生のために~」以降、映画振興策がどのように実現してきたのか、映画の上映振興を中心に検証し、これからの「映画振興策」について考えます。

初回は、全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡(2022年11月18-19日開催)の「プレゼンテーション+ディスカッション:上映活動支援制度を実現するために」のディスカッションの採録です。
https://arthousepress.jp/articles/discussion_eigashinko_cckaigi2022/

映画の作り手、配給者、上映者が、それぞれの立場から、望ましい映画振興策についての意見を述べ、ディスカッションしました。これからの上映振興策を考えるための示唆に富んだ内容となっています。とても貴重な資料も満載です。
ぜひ最後までお読みください。

来週以降も、「特集:映画振興策の現在」の記事が続きます。どうぞご期待ください!

【近日公開予定】
・新たな映画上映振興策に向けて、前提として考えておきたいこと
・日本における映画政策の展開 ―「これからの日本映画の振興について」以降の20年―
・新しい上映振興策について

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「現代アートハウス入門 vol.3『書かれた顔』トーク:甫木元空(映画監督/Bialystocks)×須藤健太郎(映画批評家)」のレポートを公開!

コミュニティシネマセンターが運営する「Arthouse Press 藝術電影館通信」では、「現代アートハウス入門Vol.3」(2022年10-12月開催)のトークの様子をまとめたレポートを、順次掲載します。

第1弾として、2022年10月22日にユーロスペース(東京)にて『書かれた顔』(ダニエル・シュミット監督|1995)上映後に行われた、映画監督の甫木元空さんと映画批評家の須藤健太郎さんによるトークを、本日公開しました。

上映作品『書かれた顔』(ダニエル・シュミット|1995)
トーク:甫木元空(映画監督/Bialystocks)×須藤健太郎(映画批評家)
連続講座「現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑 Vol.3」(1)

https://arthousepress.jp/articles/kakaretakao_1022eurospace/

初めて観たアートハウス系映画が、大学の授業で見た『書かれた顔』だったという甫木元空さん。映し出される人物たちの身振りや、映画がとらえた、失われつつあるものについて、大変興味深い内容となっています。
ぜひともお読みください。

◆『書かれた顔 4Kレストア版』ユーロスペースほか全国公開中◆

公式HP https://kakaretakao.com/
劇場情報 https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=kakaretakao

次回は、11/4大阪シネ・ヌーヴォで『書かれた顔』上映後に行われた、映画作家の小田香さんと、映画音響技師の菊池信之さんによるトークレポート公開します!
お楽しみに!

2021年に始まった「現代アートハウス入門」。第3弾となる「現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑」は2022年10月より、18名の映画作家らへのアンケート結果をもとに7作品の“ドキュメンタリー映画”が全国の映画館で上映されました。東京、大阪、名古屋、京都、湯梨浜(鳥取)の5つの会場ではトークも開催されました。

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コミュニティシネマセンター

Arthouse Press レポート記事「ひろしまアニメーションシーズン2022」を公開!

「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」採録順次公開中本日、プレゼンテーション「ひろしまアニメーションシーズン」を公開しました!

3月に入り、「大阪アジアン映画祭」や「高崎映画祭」、「新潟国際ドキュメンタリー映画祭」など、連日各地で映画祭が開催されています。3年ぶりに通常の形で開催される映画祭、今年から始まる映画祭もあり、にわかに映画祭が活況を呈し、注目を集めている感があります。

2022年11月に開催した「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」では、「プレゼンテーション+ディスカッション:“映画祭”の時代」というプログラムを実施しました。
国内外の4つの映画祭のディレクターが出演、それぞれの映画祭についてのプレゼンテーションを行い、コロナ禍を経た映画祭の意味についてディスカッションを行いました。

コミュニティシネマセンターが運営する「Arthouse Press 藝術電影館通信」では、このプログラムの採録を掲載しています。
「仏リュサス国際ドキュメンタリー映画祭」「高崎映画祭」に続き、きょう、「ひろしまアニメーションシーズン」のプレゼンテーションを公開しました。

「ひろしま国際平和文化祭」のメディア芸術部門のメイン事業として、2022年8月に第一回が開催された「ひろしまアニメーションシーズン」。アーティスティックディレクターを務める宮﨑しずかさんに、始まったばかりの映画祭ついてお話いただいたものです。
「仏リュサス国際ドキュメンタリー映画祭」や「高崎映画祭」の記事とともに、大変読み応えのある内容となっています。
是非ともお読みください。

Arthouse Press レポート
プレゼンテーション+ディスカッション「”映画祭”の時代」:
③ひろしまアニメーションシーズン

ひろしまアニメーションシーズン

Arthouse Pressでは、引き続き、「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」の採録や映画上映に関する記事を順次公開します。
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