1/20[金]より「フランス映画の現在vol.04」が広島市映像文化ライブラリーで開催!「土曜日の映画館」もスタート

全国好評巡回中の「フランス映画の現在 vol.04~ジャン=マルク・ラランヌ(「レザンロキュプティーブル」編集長)によるセレクション」が、2023年1月20日[金]~2月5日[日]、広島市映像文化ライブラリーで開催!
レア・セドゥ、アデル・エグザルコプロス、ヴィルジニー・エフィラetc…、今まさに輝きを放つ旬な女優たちの作品など、話題のフランス映画を厳選して上映!
最新のフランス映画とともに、アラン・レネのミューズであり、シャンタル・アケルマンやマルグリット・デュラスの作品でも知られる女優、デルフィーヌ・セイリグのレトロスペクティブも上映します。
初日1月20日[金]の上映後には、坂本安美氏(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)によるアフタートークも行われます。

土曜日の映画館もスタート!

中学生や高校生、若い人たちに見てほしい珠玉の作品を上映する「土曜日の映画館」。
広島市映像文化ライブラリーでは、「夏休みの映画館2022」の上映プログラムを3回にわたり実施します!
映画を見て、トークを聞いて、もっと深く、もっと楽しく…。
1回目となる1月21日[土]は、『キャロル』を上映。上映後には坂本安美さんに、作品の魅力をじっくり話してもらいます。
どちらもお見逃しなく!

第4回映画/批評月間 フランス映画の現在~ジャン=マルク・ラランヌ(「レザンロキュプティーブル」編集長)によるセレクション

開催期間:2023年1月20日[]~12月9日[金]
会場:広島市映像文化ライブラリー
★1月20日[金] 坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)アフタートークがあります★
14:00-『恋するアナイス』上映後
18:00-『デルフィーヌとキャロル』上映後

※上映日程等、詳細はこちら

土曜日の映画館

会場:広島市映像文化ライブラリー
日程&プログラム:
❶1月21日[土]10:30-, 15:00-『キャロル』(2015/アメリカ/監督:トッド・ヘインズ/118分)
★10:30の回上映後、坂本安美さんのレクチャーがあります★
❷2月4日[土] 10:30-, 15:00-『タレンタイム~優しい歌』(2009/マレーシア/監督:ヤスミン・アフマド/115分)
★各回上映後、杉野希妃さんのアフタートーク(録画映像)を上映★
❸3月4日[土] 10:30-, 15:00-『ロシュフォールの恋人たち』(1966/フランス/監督:ジャック・ドゥミ/127分)
★各回上映後、Cine32のブランディーヌ・ボーヴィーさんによるフランスの映画の授業(録画映像)を上映★

「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」を開催しました!

11月18日(金)、19日(土)に岩手県盛岡市で「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」を開催しました。
東日本大震災から10年の節目となる2021年に、岩手県でコミュニティシネマ会議を開催する予定で準備を進めていましたが、コロナ禍でかなわず、1年越しで念願の盛岡開催を実現することができました。ご出演、ご参加くださいました皆様、どうもありがとうございます。
みやこ映画生協(みやこシネマリーン)の櫛桁一則さんをはじめ、盛岡の〈映画の力〉プロジェクトの皆さんや宮古や大槌など沿岸部から応援にかけつけてくださった皆さんに何もかもを支えていただいて、温かみのある素晴らしいコミュニティシネマ会議にしていただくことができました。

会議の冒頭では、この10年余りの岩手県内の上映活動の様子をまとめた映像が上映されました。
プレゼンテーション+ディスカッションⅠ「“映画祭”の時代」では、高崎映画祭・志尾睦子氏による基調プレゼンテーションに基づき、広島や盛岡の事例を聞き、3年ぶりに海外からお招きしたゲスト(クリストフ・ポスティック氏)に、フランスの“リュサス”という小さな町で行われている素晴らしい映画祭(リュサス国際ドキュメンタリー映画祭)をご紹介いただき、新しい時代の映画祭のあり方についてディスカッションを行いました。プレゼンテーション+ディスカッションⅡ「「上映活動支援」制度を実現するために」では、文化庁によるコロナ禍の緊急支援事業AFF及びAFF2を利用した上映者の事例報告をもとに、映画上映振興策、支援策の必要性について話し合いました。作り手たちによる「action4cinema(日本版CNC設立を求める会)」からは岨手由貴子監督がディスカッションに参加されました。おなじみの、プレゼンテーションマラソン2022では、岩手県内を中心とする12の上映団体等による連続プレゼンテーションを実施、大いに盛り上がりました。
初日の会議の内容については、シネマトゥデイでもご紹介いただいています。

多様な作品が観られるために、今求められるミニシアター支援とは?(11月30日/シネマトゥデイ)
https://www.cinematoday.jp/news/N0133848

2日目は分科会「①本と映画がであう場所—図書館・まちの書店とコミュニティシネマ—」、「②映画館(ミニシアター)における「こどもと映画プログラム」-若年層の観客を開拓する」、「③「”シアター未満”・”シアター以上”」-まちに創造される新たな上映空間。」を実施しました。
3年ぶりの通常のかたちでの開催で、参加(出演)した皆さんの強いおもいやエネルギーを感じられる会議となりました。
会議にあわせて実施したフィルム上映会(『息子』山田洋次監督/『ハゲタカ』大友啓史監督)には、盛岡出身の大友啓史監督がかけつけてくださり、監督の盛岡への思いのこもるトークで会議を締めくくってくださいました。

来年の全国コミュニティシネマ会議も、どうぞご期待ください!
引き続きどうぞよろしくお願いします。

コミュニティシネマセンター

プログラム紹介②「本と映画がであう場所―図書館・まちの書店とコミュニティシネマ―」

11月18日[金]、19日[土]に岩手県盛岡市で開催する「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」。
きょうは、2日目のプログラム、分科会❶「本と映画がであう場所―図書館・まちの書店とコミュニティシネマ—」について紹介します!
明日は、分科会❷映画館(ミニシアター)における「こどもと映画プログラム」-若年層の観客を開拓する」、
明後日は、分科会❸「”シアター未満”・”シアター以上”」-まちに創造される新たな上映空間。について紹介します。

分科会❶
本と映画がであう場所―図書館・まちの書店とコミュニティシネマ―

近年、本屋やカフェなどが複合したユニークな個人店やミニシアター、また、多様なメディアに強い図書館が登場しています。そこでは、上映はもちろん、地元の映画館や映画祭などとの連携など、本と映画という同じ《複製メディア》の相性の良さからか、まさにそれらを媒介としたさまざまな取り組みが見られます。現場からの報告とともに、その可能性と未来を考えます。

全国の自治体から注目を集める紫波町の官民複合施設「オガールプラザ」の中心にある「紫波町図書館」の主任司書であり、自主上映団体「シワキネマ」のメンバーでもある手塚美希氏、上映空間と約3000冊の蔵書を有する読書スペースがある「映画と本とパンの店 シネコヤ」(神奈川県藤沢市)の竹中翔子氏、京都のミニシアター「出町座」の1階にある書店「CAVA BOOKS」のオーナーを務める宮迫憲彦氏が登壇、司会は、図書館を含む複合文化施設の先駆けである「せんだいメディアテーク」学芸員(映像分野)の小川直人氏が務めます。

[登壇者]
手塚美希[紫波町図書館]紫波町図書館 http://lib.town.shiwa.iwate.jp/
竹中翔子[映画と本とパンの店「シネコヤ」/藤沢市]シネコヤ https://cinekoya.com/
宮迫憲彦[CAVA BOOKS(「出町座」内)/京都市]CAVA BOOKS https://cvbks.jp/
小川直人[せんだいメディアテーク、司会]せんだいメディアテーク https://www.smt.jp/

★★全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡 参加申込はお早めに★★
参加予定の方は、申し込みをお早めに!
申込はこちら:https://cckaigi2022-morioka.peatix.com/
※申込締切は11月11日[金]。定員になり次第受付終了

「映画/批評月間 フランス映画の現在vol.4」好評開催中! 来週末より関西でも。

第4回 映画/批評月間 フランス映画の現在 ~ジャン=マルク・ラランヌ(「レザンロキュプティーブル」)によるセレクション好評開催中!

来週末より関西(出町座・京都、大阪シネ・ヌーヴォ)で上映、11月末には横浜シネマ・ジャック&ベティでも。

アンスティチュ・フランセが、フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新のフランス映画を選りすぐり、ご紹介する「映画批評月間」が始まりました。

第4回目となる今回は、フランスの人気カルチャー・マガジン「レザンロキュプティーブル」の編集長ジャン=マルク・ラランヌにセレクションを依頼。同氏が2020年以降の最も刺激的なフランス映画を選りすぐった「Best of 2020-2022」の上映とともに、『去年マリエンバートで』、『ロバと王女』、『夜霧の恋人たち』などで知られる神話的女優デルフィーヌ・セイリグの特集上映も行われています。「フランスで、いや世界でおそらく最も偉大な女優」(マルグリット・デュラス)であり、アーティスト、女性の権利、自由のために果敢に闘ってきたセイリグの代表作が上映されます。
来週末にはラランヌ氏が来日、レクチャーやトークが行われます。
(ユーロスペースでの上映では映画監督の黒沢清、三宅唱、エディター&ライターの月永理絵、豪華ゲストを迎えたトークショーも! ユーロスペースでの上映についてはこちらでご確認ください)

コミュニティシネマセンターでは東京で上映される作品の中から厳選した12作品を全国に巡回、以下の会場での上映が決まっています。

◎ 10月14日[金]~11月3日[木・祝] 出町座(京都)

10月18日 ジャン=マルク・ラランヌ氏レクチャー有
https://demachiza.com/movies/12325

◎ 10月15日[土]~11月2日[水] シネ・ヌーヴォ(大阪)

10月16日 ジャン=マルク・ラランヌ氏レクチャー有
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/eigahihyou2022/eigahihyou2022.html

◎ 11月26日[土]~12月9日[金] 横浜シネマ・ジャック&ベティ

◎ 来年1月末には広島市映像文化ライブラリーでの上映も決定しています。

本企画の上映に関心をお持ちの方は、コミュニティシネマセンターまでお問い合わせください。
Tel.050-3535-1573 Fax.03-3461-0760 e-mail:film@jc3.jp

(左上)『ドン・ジュアン』© LesFilmsPelléas、(右上)『デルフィーヌとキャロル』
(左下)『インディア・ソング』、(右下)『恋するアナイス』©Les Films Pelléas Année Zéro
第4回映画/批評月間 フランス映画の現在~ジャン=マルク・ラランヌ(「レザンロキュプティーブル」)によるセレクション

巡回作品

ジャン=マルク・ラランヌ氏が選ぶ2020年-2022年ベストBest of 2020-2022

セヴェンヌ山脈のアントワネット Antoinette dans les Cévennes de Caroline Vignal

2020年/98分/カラー/フランス 監督:キャロリーヌ・ヴィニャル
出演:ロール・カラミー、バンジャマン・ラヴェルネ
セザール賞最優秀女優賞受賞

マンディビュル ―2人の男と巨大なハエ Mandibules de Quentin Dupieux

2020年/77分/カラー/フランス 監督:カンタン・デュピュー
出演:ダヴィ・マルセ、グレゴワール・ルディック、 アデル・エグザルコプロス
ヴェネツィア国際映画祭正式出品

恋するアナイス Les Amours d’Anaïs de Charline Bourgeois-Tacquet

2021年/98分/カラー/フランス 監督:シャルリーヌ・ブルジョワ=タケ
出演:アナイス・ドゥムースティエ、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ドゥニ・ポダリデス
第74回カンヌ国際映画祭批評家週間出品

フランス France de Bruno Dumont

2021年/134分/カラー/フランス=ドイツ=イタリア=ベルギー 監督:ブリュノ・デュモン
出演:レア・セドゥ、バンジャマン・ビオレ、ユリアーネ・ケーラー
第74回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品

そんなの気にしない Rien à foutre d’Emmanuel Marre et Julie Lecoustre

2022年/115分/カラー/フランス=ベルギー 監督:エマニュエル・マール、ジュリー・ルクストル
出演:アデル・エグザルコプロス、アレクサンドル・ペリエ、マーラ・タキン
第75回カンヌ国際映画祭批評家週間出品

愛と激しさをもって Avec amour et acharnement de Claire Denis

2022年/116分/カラー/フランス 監督:クレール・ドゥニ
出演:ジュリエット・ビノッシュ、ヴァンサン・ランドン、グレゴワール・コラン、マティ・ディオップ、ビュル・オジエ
第72回ベルリン映画祭最優秀監督賞受賞

ドン・ジュアン Don Juan de Serge Bozon

2022年/100分/カラー/フランス 監督:セルジュ・ボゾン
出演:ヴィルジニー・エフィラ、タハール・ラヒム
第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門出品

デルフィーヌ・セイリグ特集Rétrospective Delphine Seyrig

アラン・レネのミューズ、60年代の演劇界の女王であり、トリュフォーやドゥミからも賛美されたデルフィーヌ・セイリグ(1932-1990)。その名声の絶頂期であった70年代にフェミニズムの闘いに身を投じ、新しい形式やヴィジョン、テーマを歓迎する女性監督たちと仕事しています。当時25歳のシャンタル・アケルマンと傑作『ジャンヌ・ディエルマン』を生み出し、マルグリット・デュラスからは「フランスで、いやおそらく世界で最も偉大な女優」と評されました。自分のイメージを壊すことを恐れず、変化し続けていった自由な女性デルフィーヌ・セイリグのフィルモグラフィーを辿ります。

去年マリエンバートで L’Année dernière à Marienbad d’Alain Resnais

1961年/94分/モノクロ/フランス=イタリア 監督:アラン・レネ
出演:ジョルジョ・アルベルタッツィ、サッシャ・ピトエフ
第22回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞し大成功を収めた本作によってセイリグは国際的な名声を得た。

ミュリエル Muriel ou le temps d’un retour d’Alain Resnais

1963年/118分/カラー/フランス 監督:アラン・レネ
出演:ジャン=バティスト・チェーレ、ジャン=ピエール・ケリアン、ニタ・クライン
再びレネと組んだ本作で、セリングは一転、初老の女性に挑んだ。
「『ミュリエル』には10、20の主題がある。レネや(原作者の)ジャン・ケイヨールさえ考えもしなかったテーマさえ存在している。それが偉大な映画の力である」(アンリ・ラングロワ)

インディア・ソング India Song de Marguerite Duras

1974年/120分/カラー/フランス 監督:マルグリット・デュラス
出演:ミシェル・ロンスダール、マチュー・カリエール、クロード・マン
セイリグの女優としての才能を高く評価し、映画、舞台で共に仕事をし続けたデュラスは、「彼女の自由を妨げるものは、他者に加えられた不正だけだ」と述べ、その人間性にも敬意を払っていた。

《ジャンヌ・ディエルマン》をめぐって Autour de « Jeanne Dielman » de Sami Frey

1975年/78分/モノクロ/フランス *ビデオ映像 監督:サミー・フレー
出演:シャンタル・アケルマン
『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン』の撮影中に、セイリグの恋人であったサミー・フレーが撮影し、シャンタル・アケルマンが編集したドキュメンタリー。

デルフィーヌとキャロル Delphine et Carole de Callisto McNulty

2019年/68分/モノクロ/フランス=スイス 監督:カリスト・マクナルティー
出演:キャロル・ロッソプロス、 マルグリット・デュラス、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、シャンタル・アケルマン)
セイリグと、フランスで2台目(1台目を手に入れたのはジャン=リュック・ゴダール)のビデオカメラを手に入れ、やがてフランスにおけるビデオアートのパイオニア的存在となったキャロル・ロッソプロスの出会いを描く。

全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡 開催情報

The National Conference of Community Cinemas

11月18日[金], 19日[土]に岩手県公会堂で実施する「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」
2日間にわたり、下記のディスカッションや分科会を行う予定で準備を進めています。
3年ぶりの東京以外での全国コミュニティシネマ会議。
例年にもまして、充実した内容でお届けできそうです。
内容詳細や各プログラムの登壇者は、来週発表を予定しています。
どうぞご期待ください!

変化のときを迎えつつある”映画祭”の現在を考えるディスカッション
“映画祭”の時代
切に望まれる上映振興制度
「上映活動支援」制度を実現するために
岩手県内や東北地域での上映活動を紹介する
プレゼンテーションマラソン
3つの分科会
❶ 本と映画が出会う場所 —独立系書店・公共図書館とコミュニティシネマ—
❷ こどもと映画プログラム ~若年層の観客を開拓する
❸ 自主上映とコミュニティシネマ「映画館以外の映画の場所」
開催記念フィルム上映会

全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡
http://jc3.jp/wp/conference/

開催日:
2022年11月18日[金]、19日[土]

会場:
岩手県公会堂

参加申込:
10月18日[火]よりオンライン上で受付開始

お問い合わせ:
コミュニティシネマセンター
TEL:050-3535-1573 email:film@jc3.jp

好評巡回中のジョージア映画祭2022、9月に名古屋と広島で開催!

好評巡回中のジョージア映画祭2022
9月に名古屋と広島で開催!

9月10日(土)~22日(木)@名古屋シネマテーク
9月23日(金・祝)~25日(日)@広島市映像文化ライブラリー *祈り3部作のみ

ジョージア映画祭2022

東京・岩波ホールでスタートし、全国で好評巡回中の「ジョージア映画祭2022」。
9月10日(土)より名古屋シネマテーク、9月23日(金・祝)より広島市映像文化ライブラリーで上映します。

お近くにお住まいの方、この貴重な機会を、どうぞお見逃しなく!

◎名古屋シネマテーク 
9月10日(土)~22日(木)

チラシ 会場HP

【上映作品】:
『青い山―本当らしくない本当の話』(E.シェンゲラヤ監督/1983/97分)
『エリソ』(N.シェンゲラヤ監督/1928/80分)/『アラヴェルディの祭』(G.シェンゲラヤ監督/1962/52分)
『ピロスマニ』(ギオルギ・シェンゲラヤ監督/1969/88分)
『ピロスマニのアラベスク』(セルゲイ・パラジャーノフ監督/1985/23分)/『ピロスマニ・ドキュメンタリー』(ギオルギ・シェンゲラヤ監督/1990/49分)
『マグダナのロバ』(チヘイゼ+アブラゼ共同監督/1955/71分)
『ナイロンのクリスマスツリー』(レゾ・エサゼ監督/1985/77分)/『幸福』(サロメ・アレクシ監督/2009/30分)
『ブバ』(ヌツァ・ゴゴベリゼ監督/1930/39分)/『ウジュムリ』(ヌツァ・ゴゴベリゼ監督/1934/56分)
『インタビュアー』(ラナ・ゴゴベリゼ監督/1977/95分)
『結婚式』(1964/21分)/『傘』(1967/21分) /『音楽家たち』(1969/14分) /『井戸』(2020/21分)
『祈り』(テンギズ・アブラゼ監督/1967/78分)
『希望の樹』(テンギズ・アブラゼ監督/1976/107分)
『懺悔』(テンギズ・アブラゼ監督/1984/153分)
『ケトとコテ』(タブリアシュヴィリ+ゲデヴァニシュヴィリ共同監督/1948/90分)
『喜びの家』(メラブ・ココチャシュヴィリ監督/2008/64分)/『「ケトとコテ」を求めて』(ダヴィト・グジャビゼ監督/2009/66分)

◎広島市映像文化ライブラリー 
9月23(金・祝)~25日(日)

チラシ 会場HP

上映作品:
『祈り』(テンギズ・アブラゼ監督/1967/78分)
『希望の樹』(テンギズ・アブラゼ監督/1976/107分)
『懺悔』(テンギズ・アブラゼ監督/1984/153分)

ジョージア映画祭2022

HP https://georgiafilmfes.jp/
Twitter https://twitter.com/georgiafilmfes

コーカサスからの風――
映画の王国ジョージア(グルジア)、失われていたソヴィエト連邦時代(1921~91)の名作が修復され、あるいはロシアから戻り、今、蘇ろうとしている。政治体制の抑圧にもかかわらず、人間味にあふれ、独創的であり、映画への愛がこめられた黄金期のジョージア映画――その魅惑にみちた歴史的作品の数々を一挙上映!

日本・ジョージア国交樹立30周年記念
[主催] ジョージア映画祭2022実行委員会
[企画] はらだたけひで/[企画協力・日本語字幕] 児島康宏/[上映素材制作] 大谷和之
[共催] 一般社団法人コミュニティシネマセンター
[協力] ジョージア国立フィルムセンター、ジョージア国立アーカイブ、ジョージア・フィルム、ジョージア映画発展基金、ジョージア映画アカデミー
[後援] 在日ジョージア大使館

[上映・巡回に関するお問い合わせ]
コミュニティシネマセンター
Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

夏休みの映画館2022、7/30~8/5に全国7会場で今年も開催!

夏休みの映画館2022、今年も開催します!

「夏休みの映画館」は、地域に暮らす子どもたち(小学生~高校生、大学生)が、夏休みに、地域の映画館(ミニシアター・コミュニティシネマ)を訪れ、多様な映画と初めての映画館に出会う、未来の観客を育てるとともに、地域と映画館のつながりを深める1週間の上映プログラムです。

横浜シネマ・ジャック&ベティシネマテークたかさきシネ・ヌーヴォ(大阪)、元町映画館(神戸)、Denkikan(熊本)、ガーデンズシネマ(鹿児島)、松本CINEMAセレクト全国7会場で実施します

今年は、サイレント映画の活弁・演奏付上映チェロ・ミニコンサートなどのライブイベントや、多彩なゲスト人によるトークを実施します。
さらに今年は、ミニシアターを応援する関西の学生グループ「映画チア部」が企画に協力、夏休みの映画館を盛り上げます!
アンスティチュ・フランセ日本の映画プログラム主任である坂本安美さんの「シネクラブ」(映画講座)や、フランスの「映画の授業」が体験できる解説動画の上映など、で魅力的なプログラム準備しています。

より一層パワーアップした「夏休みの映画館」を、どうぞご期待ください!

◎開催期間

7月31日[土]~8月5日[金](上映日程は会場によって多少異なります)

◎上映プログラム

小学生から大人まで楽しめる3つのプログラム

映画のはじまり、はじまり。

サイレント映画をライブ《活弁・演奏付》で楽しもう!

各会場独自のプログラムで、活動写真弁士やピアニストによるライブ上映会を開催!
※各会場のプログラムの詳細は近日発表


宮沢賢治の童話を高畑勲監督が映画化、日本アニメーション珠玉の名作!

『セロ弾きのゴーシュ』

63分|1982|日本|監督・脚本:高畑勲|原作:宮沢賢治

★関連企画★
上映にあわせて、各劇場でチェロのミニコンサートやワークショップを行います。

夏休みにぴったり!“美しい潮騒のミュージカル”!

『夜明け告げるルーのうた』

107分|2017|日本|監督:湯浅政明|アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞受賞!

★関連企画★
上映後、映画チア部によるトークイベントがあります。

中学生、高校生にみてほしい。“あなたの映画”がここにあるよ。

坂本安美さんの「シネクラブ」(映画講座)
映画の専門家・坂本安美さんが選んだ、中学生、高校生に見てほしい映画

『キャロル』

118分|2015|アメリカ|PG-12|監督:トッド・ヘインズ

★関連企画★
上映後、坂本安美さん(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)のミニレクチャーがあります。

恋する歓び、友への想いは、民族の違いも宗教の違いも越えてゆく!

『タレンタイム~優しい歌』

115分|2009|マレーシア|監督:ヤスミン・アフマド

★関連企画★
トークゲスト 杉野希妃さん(俳優・監督・プロデューサー)

とどいてほしい、ひとりの少女が紡いだ言葉。
あなたが知らない、沖縄の明るさの向こう側。

『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』

106分|2019|日本|監督:平良いずみ|ドキュメンタリー

★関連企画★
トークゲスト 平良いずみ監督

『ラ・ラ・ランド』にも影響を与えた
オシャレでキュートなフレンチミュージカル映画の傑作

『ロシュフォールの恋人たち』

123分|1966年|フランス|監督:ジャック・ドゥミ

★関連企画★
上映後、フランス・オーシュ市のミニシアター「Cine32」のブランディーヌ・ボーヴィーさんが、映画製作の舞台裏や、撮影方法などを丁寧に解説する動画を上映。
フランスの「映画の授業」を体験します。

実施期間:
2022年7月30日[土]~8月5日[金]
※会場によって上映日程が異なります

開催場所:
横浜シネマ・ジャック&ベティ
シネマテークたかさき ※開催日:7月29日[金]~8月4日[木]
シネ・ヌーヴォ(大阪)
元町映画館(神戸)
Denkikan(熊本) ※開催日:7月30日[土]、31日[日]
ガーデンズシネマ(鹿児島)
松本CINEMAセレクト ※開催日:7月24日[土](まつもと市民芸術館)、8月1日[火]~4日[木](波田文化センター)

料金:
高校生以下500円、大学生以上は劇場ごとに設定

各会場上映プログラムの詳細は、近日中に発表します。こうご期待!

主催:横浜シネマ・ジャック&ベティ/シネマテークたかさき/NPO法人松本CINEMAセレクト/シネ・ヌーヴォ/元町映画館/DENKIKAN/鹿児島コミュニティシネマ
共催:コミュニティシネマセンター
企画協力:映画チア部、SAVE the CINEMA
協力:ミニシアターパーク

鑑賞ノート作成:「こどもと映画」プログラム・ワーキンググループ

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業(申請中)

映画上映に関する調査報告書 『映画上映活動年鑑』発行!

映画上映に関する調査報告書
『映画上映活動年鑑』発行!

コミュニティシネマセンターでは、映画上映に関する調査報告書『映画上映活動年鑑』(A4変形/ 212ページ)を作成しました。
この年鑑では、映画館での上映、映画館以外の場所での上映、映画祭等々、
2021年の様々な映画上映の状況を、最新のデータや資料と論考によって紹介しています。

【POINT】

映画館での上映

映画館での上映(興行)に関する様々なデータ(観客数、興行収入、映画館数、スクリーン数、公開作品数等々)を見ることができます。
また、過去10年間の変化を、表やグラフとともに提示、詳細な分析や解説をしています。

  • ☞コロナ禍の2020-2021年、映画上映がどのような影響を受けたのか。データで見ることができます。
  • ☞アメリカ、フランス、韓国など、諸外国のデータも提示。日本との比較も。
  • ☞1000本を越える劇場公開作品を、公開規模(上映館数)や種類別に数値化。どのような作品がどのような映画館で公開されているかを見ることができます。

公共上映

  • ☞映画専門施設や公共ホール等多様な場所で行われている上映データを提示
  • ☞特別調査として、「映画館以外」の上映活動(シネクラブや公共ホールの上映事業等)の調査を実施、200以上の上映団体一覧を掲載
  • ☞コロナで大きな影響を受けた国内約180の映画祭の実施状況(リアル|配信|中止ほか)を掲載

特集|コロナ禍のミニシアター・上映者

コロナ禍における映画上映者の現状や新たな取り組みについて、解説や分析を交えて報告しています。

  • ☞2022年2月開催「全国コミュニティシネマ会議2021」より、プレゼンテーションとディスカッションを収録
  • ☞コロナ禍の上映活動を振り返る「コロナ禍のミニシアター・上映者の2年間」を掲載
  • ☞2020年1月~2022年2月まで、コロナ関連事項と上映に関する出来事を時系列で追った「年表」を掲載

都道府県別映画上映施設一覧

  • 全国47都道府県の全映画館リスト(過去10年間の映画館の開館・閉館がわかる)、各都道府県で行われる映画祭・公共上映のデータを作成
  • ☞地域別の映画館・公共上映マップを掲載

年鑑の一部は、コミュニティシネマセンターウェブサイトResearch&Reportsでもお読みいただけます。
年鑑の購入を希望される方は、ウェブサイトよりご注文ください。

注文はこちら:http://jc3.jp/wp/books/
※コミュニティシネマセンター会員の皆様には本報告書をお送りしています。

『映画上映活動年鑑』に関するお問い合わせ:コミュニティシネマセンター
Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

映画上映活動年鑑2021

A4変形/ 212ページ/2022年3月刊行
文化庁「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

-目次-

I 映画館での上映
概況|公開本数・公開作品|諸外国との比較|都道府県別概況|全国映画館リスト2021

Ⅱ 公共上映
公共の映画専門施設(シネマテーク)及び上映事業を行う美術館
上映事業を行っている公共ホールなど

Ⅲ 特別調査|映画館以外で行われる上映活動 一覧

Ⅳ 特集|コロナ禍の中のミニシアター・上映者
全国コミュニティシネマ会議2021
プレゼンテーション|コロナ禍の中で、始めました。
ディスカッション|“持続可能”な映画館/コミュニティシネマ
コロナ禍の中の映画祭2021
コロナ禍のミニシアター・上映者の2年間
資料|年表:新型コロナウイルスの感染拡大とミニシアター・上映者(2020-2021)

Ⅴ 都道府県別上映施設一覧

Ⅵ 上映に関わる用語

新年のご挨拶~全国コミュニティシネマ会議は、2/3にユーロライブ(渋谷)で開催します!

明けましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いいたします!

コロナの感染者の増加が気がかりな新年のはじまりとなりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

昨年は、たびたび緊急事態宣言やまん延防止重点措置が出される中、文化庁の「ARTS for the future!-コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業(AFF)」が始まり、多くの上映者、配給者等、映画関係者が、この支援事業を活用することができました。
とりわけ、秋~冬にかけては、全国各地で多彩な特集上映やイベントが開催され、困難な中でも、映画館やコミュニティシネマの魅力を伝える様々な試みが行われました。AFF事業は、来年度も後継事業が継続される見込みですが、このような映画館や上映者を支援し、上映活動を活性化するための施策が恒常的に行われるように、コミュニティシネマセンターでは他の団体と連携をして活動を続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

全国コミュニティシネマ会議、2月3日にユーロライブ(渋谷)で開催!

今年の「全国コミュニティシネマ会議」は、「コロナ禍の中で考える“持続可能な”コミュニティシネマ」(仮)というテーマで、2月3日(木)に開催します。
この2年間、コロナ禍の中でも、新しい映画館が開館し、ミニシアター(コミュニティシネマ)が映画の製作や配給、あるいは配信に挑戦したり、オンラインを活用したイベントが行われたり‥と、様々な新しい試みが始められました。コロナ以前から考えられてきた企画も多いのですが、コロナによって、これまでペンディングにしてきた課題が顕在化し先送りできなくなった、あるいは、この機会に思い切って新しいことに挑戦してみようということもあったように思われます。できるだけ多くの活動を盛り込んだ内容にしたいと考えています。
今回も、会場参加に加え、オンラインでの配信も行います。
ご参加をお待ちしております。

全国コミュニティシネマ会議2021

日程|2022年2月3日[木]
会場|ユーロライブ(東京・渋谷) 会場参加、オンライン参加ともに可

◎プログラム(予定):
プレゼンテーション|コロナ禍の中で始めたこと(仮)

シネマネコ(青梅)、jig theater(鳥取)、小野沢シネマ(島根) K2(下北沢)、ほとり座+Da Friends(富山)、うえだ映劇/うえだ子どもシネマクラブ(上田)、Asian Film Joint(福岡)、チャーリー・バワーズ特集(神戸)ほか
『誰かの花』(横浜シネマ・ジャック&ベティ)、『きょう、映画館に行かない?』(元町映画館)、『こころの通訳者たち』(シネマ・チュプキ・タバタ)、『フタリノセカイ』(シネマテークたかさき/高崎映画祭)
その他 SAVE the CINEMA  ほか

ディスカッション|コロナの中で考える“持続可能な”映画館/コミュニティシネマ

【主なトピックス】
・関西の映画館の連携にみる「持続可能性の模索」
・労働環境・ジェンダー問題を考える
・劇場公開と配信の関係
・国際映画祭のあり方 など

近日中に詳細をお知らせします。

「ジョージア映画祭2022」スタート!~1月29日(土)より、岩波ホールにて

映画の王国ジョージア(グルジア)、ソ連時代(1921~91)の歴史的名作、サイレントの傑作から、コメディー、ミュージカル、社会派作品まで、政治体制の抑圧にもかかわらず、人間味にあふれ、独創的で、映画への愛がこめられた黄金期のジョージア映画、全34作品を一堂に集めて一挙上映します。

ピロスマニのアラベスク
ピロスマニのアラベスク

-岩波ホールでの上映についてはこちら
-全国の巡回情報についてはこちら

【主催】ジョージア映画祭2022実行委員会 企画:はらだたけひで/企画協力・日本語字幕:児島康宏/上映素材制作:大谷和之
【共催】一般社団法人コミュニティシネマセンター
【協力】ジョージア国立フィルムセンター、ジョージア国立アーカイブ、ジョージア・フィルム、ジョージア映画発展基金、ジョージア映画アカデミー
【後援】在日ジョージア大使館
【上映・巡回に関するお問い合わせ】
コミュニティシネマセンター Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

「映画上映活動年鑑2021」制作中!(3月末発行予定)


このほかにも様々な事業を実施いたします。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。

岩崎ゆう子 小川茉侑
コミュニティシネマセンター事務局一同