上映者のためのコンプライアンス講座「コミュニティシネマをめぐる労働環境とハラスメントを考える」のご案内

コミュニティシネマセンターでは、8月21日から4回にわたり、上映者のためのコンプライアンス講座「コミュニティシネマをめぐる労働環境とハラスメントを考える」を実施いたします。

2019年6月、改正労働施策総合推進法が公布され、職場でのハラスメント対策の強化が企業に義務付けられました。
ミニシアターや劇場など、文化芸術の分野でのハラスメントも問題になることが増えています。
ミニシアターや上映団体が考えねばならないコンプライアンスとは何か。必要なガバナンスとは何か。
専門家の話を聞き、基本的な知識を得るとともに、自身の現状を見直し、対策を考えます。

この講座は、映画館(ミニシアター)やシネマテーク、映画祭事務局など、上映者を対象に実施いたします。
コミュニティシネマセンター会員以外で参加をご希望の方は、
コミュニティシネマセンター(Email: film@jc3.jp / Tel:050-3535-1573 )までお問い合わせ下さい。

コミュニティシネマのコンプライアンス講座
コミュニティシネマ(ミニシアター・上映者)をめぐる労働環境とハラスメントを考える
日程 ※2回目以降の日程は「予定」です。

(1) 2020年8月21日(金) 18:00~19:30
(2) 2020年9月24日(木)
(3) 2020年10月22日(木)
(4) 2020年11月26日(木)

オンライン講座(Zoomを予定)

全4回(1回ごとのお申込みはできません。)

定員

30名[上映者限定]
*定員になり次第受付終了。原則、コミュニティシネマセンター会員限定(団体会員優先)とします。

参加費

コミュニティシネマセンター会員は無料(会員以外の方はお問い合わせください)

申込方法

こちらのPDFをご参照下さい。

内容 ※講座の内容・順番は変更されることがあります。ご了承ください。

(1) 雇用に関すること
労働契約、正規・非正規、就業規則、労働時間の管理等々、雇用に関わる様々な問題を取り上げます。

(2) ハラスメントとは何か
2019年6月、改正労働施策総合推進法が公布され、職場でのハラスメント対策の強化が企業に義務付けられました。
新たに明記された企業の義務「パワハラ防止法」とは…。

(3) ガバナンスについて考える

(4) その他 上映者をめぐる法律について

講師

馬奈木厳太郎(まなぎいずたろう)弁護士
福島原発事故の被害者約4500名が国と東電に対し責任追及と被害救済を求めている「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団で事務局長を務めるほか、福島県広野町の高野病院、岩手県大槌町の旧役場�庁舎解体差止訴訟、N国党市議によるスラップ訴訟などの代理人を務める。演劇界や映画界の#Me Tooやパワハラ問題も取り組んでいる。
ドキュメンタリー映画『大地を受け継ぐ』(井上淳一監督/2015)企画、『誰がために憲法はある』(井上淳一監督/2019)製作、『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』(平良いずみ監督/2020)製作協力、『わたしは分断を許さない』(堀潤監督/2020)プロデューサーを務めた。演劇では、燐光群『憲法くん』(台本・演出坂手洋二/2019)の監修などを務めた。著書(共著)に、『あなたの福島原発訴訟』(2013年)、『国と東電の罪を問う』(2014年)、『福島を切り捨てるのですか』(2015年)などがある。SAVE the CINEMAプロジェクトの呼びかけ人でもある。

主催|一般社団法人コミュニティシネマセンター

WNCのWebシンポジウム「#この国は文化芸術を救えるのか」本日7/29YouTubeで配信!




本日7月29日(水)18:00より、We Need Culture主催のWebシンポジウム
「#この国は文化芸術を救えるのか 」がChoose Life Projectでライブ配信されます。
コロナ収束の見通しが立たない中、この国の文化芸術はどうなるのか?
今後の支援は?文化芸術分野の現状をみつめます。
第一部には、シネマ尾道の河本清順さんも出演されます。
是非ご覧ください。

Choose Life Project×WeNeedCulture 第2弾
#この国は文化芸術を救えるのか

配信日時:7月29日(水)18:00-20:00
配信URL:https://youtu.be/IGwrouGjuBc
[出演] ◉第一部
加藤梅造(ロフトプロジェクト社長)
河本清順(シネマ尾道支配人)
瀬戸山美咲(劇作家・演出家)
福島明夫(日本劇団協議会)
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)
◉第二部
浮島とも子(公明党・衆議院議員)
詩森ろば(劇作家・演出家)
スガナミユウ(LIVE HAUS)
[司会] 西原孝至(映画監督・CLP)

7/18に「ミニシアターを救え!合同報告会」を無料ライブ配信|SAVE the CINEMA 署名活動は7/15[水]まで

SAVE the CINEMA / ミニシアター・エイド基金 / SAVE the CINEMA movement合同報告会
7月18日[土]18:30より、YouTubeにて無料ライブ配信

新型コロナウィルスの影響が拡大する中、ミニシアターを救うために、SAVE the CINEMAをスタートしました。
時を同じくして、映画監督の深田晃司・濱口竜介らが発起人となって「ミニシアター・エイド基金」が立ち上げられました。
それから3ヶ月、日本のクラウドファンディング史上最速・最高額を記録する3億3000万円が寄せられ、SAVE the CINEMAには9万人を越える署名が集まりました。
SAVE the CINEMA、ミニシアター・エイド基金、SAVE the CINEMA movementの3ヵ⽉間の活動を振り返る合同報告会を実施、ライブ配信します。

2020年7月18日[土] 18:30-21:00
配信URL:https://youtu.be/uew1tMyNRxU
※どなたでも無料でご覧いただけます。
※当日、配信トラブル等があった場合は、SAVE the CINEMA公式Twitterにて随時最新の情報を配信いたします。
タイムスケジュール(予定)*出席者、内容は当日変更となる可能性がございます。
第⼀部 これまでの活動報告

1.SAVE the CINEMA
諏訪敦彦[映画監督], 馬奈木厳太郎[弁護士/映画製作], 西原孝至[映画監督], 岩崎ゆう子[コミュニティシネマセンター]ほか

2.ミニシアター・エイド基⾦の活動
深田晃司[映画監督], 大高健志[Motion Gallery代表]ほか

3.SAVE the CINEMA movement の活動

第⼆部 パネルディスカッション「ミニシアターと映画界のこれから」(仮)

小林三四郎[STC/配給会社太秦代表], 舩橋淳[STC/映画監督], 北條誠人[STC/ユーロスペース支配人], 深田晃司, 井上淳一[STC/映画監督(司会)]ほか

第三部 プレス関係者との質疑応答
SAVE the CINEMA 要望書への署名運動は7月15日[水]12時まで!

4月6日にスタートした要望書への署名活動は、7月18日の合同報告会を前に、7月15日の12時をもって終了する事となりました。
SAVE the CINEMA「ミニシアターを救え!」プロジェクト 署名がまだの方はこちら:http://chng.it/ptsSjPxyqZ

コミュニティシネマセンターは、SAVE the CINEMAともに、ミニシアター(小規模映画館等)を支援する活動を続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

公式HP(これまでの活動記録も掲載):https://savethecinema.org/
公式Twitter: https://twitter.com/save_the_cinema
公式FB: https://www.facebook.com/save.the.cinema2020/

『映画上映活動年鑑2019』のご案内

 
コミュニティシネマセンターでは、映画上映に関する報告書『映画上映活動年鑑2019』を作成しました。
この年鑑は、映画館での上映(興行)の動向に関する既存の情報に映画祭や公共上映等のデータ等、2019年の映画の上映に関する様々なデータを掲載しています。

本年鑑の編集作業を行っていた時期、徐々に新型コロナウィルスの感染が深刻な状況となり、外出自粛要請~緊急事態宣言~全国の映画館の休館・上映事業の休止という事態に進行していきました。
「2019年は、2000年代に入って最高の興行収入を記録した」と書いたのが1月末、それから2ヵ月後にこのようなことが起こるとは想像もできないことでした。上映者は現在もなお、コロナ禍の渦中にあり、この年鑑で紹介している「鶴岡まちなかキネマ」は閉館に追い込まれました。
2020年の映画上映活動年鑑がどのようなものになるのか予想できない状況です。
このような状況ではありますが、『映画上映活動年鑑2019』を何かの役に立てていただければ、嬉しく思います。

映画上映活動年鑑2019
A4変形 / 224ページ / 2020年3月刊行

  • 国内外の映画館での興行に関するデータを、わかりやすくグラフ化(詳細な解説付き)
  • 全国の映画祭や、映画上映を行う公共ホール公共の映画上映施設(シネマテーク)リストを掲載
  • 2010年代以降に全国各地で生まれた“新しいコミュニティシネマ/映画の場所”を調査&レポート
  • 韓国のミニシアターやシネマテークなど、韓国各地のコミュニティシネマのレポートを収録
  • 2019年9月に実施した「全国コミュニティシネマ会議2019イン埼玉」のディスカッションや分科会の採録も掲載
『映画上映活動年鑑2019』内容
I 映画館での上映
[資料]

論考:次世代映画ショーケースの試み
全国コミュニティシネマ会議2019採録:上映者が作り手を育てる!

Ⅱ 公共上映
[資料] 全国コミュニティシネマ会議2019採録:子どもと映画プログラム 若年層の観客を開拓する
Ⅲ 特別調査
[資料] 全国コミュニティシネマ会議2019採録:やっぱり、ここで映画をみたい 映画館をつくる/映画館を再生する
Ⅳ 韓国のコミュニティシネマ
アートハウスモモ|アートナイン|サンサンマダン・シネマ|アートシネマ・シニョン劇場
シネマテーク・ソウル・アートシネマ|インディスペース その他
[資料] 全国コミュニティシネマ会議2019採録:日韓コミュニティシネマ会議
Ⅴ 都道府県別上映施設一覧
地方別上映施設地図
北海道・東北地方|関東地方|中部地方
近畿地方|中国・四国地方|九州地方・沖縄
※文化庁「2019度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
購入を希望される方は、コミュニティシネマセンターWebサイトよりご注文ください。
注文はこちら:http://jc3.jp/wp/books/
※コミュニティシネマセンター会員の皆様には本報告書をお送りしています。

ミニシアターやコミュニティシネマへの応援をよろしくお願いいたします!(5/25更新)

コミュニティシネマセンター会員団体
新型コロナ禍の全国の映画館、シネマテーク、上映団体の取り組みをご紹介します。



新型コロナウイルス感染症の影響で、全国の映画館やシネマテーク、上映団体では上映休止の状態が続いています。

全国各地のコミュニティシネマ(映画館/シネマテーク/映画祭/自主上映)では、新型コロナウイルス禍を乗り越えるために、
クラウドファンディングや特別な会員や寄付の募集、グッズ販売など、様々な取り組みを始めています!
コミュニティシネマセンター会員館(団体)の休館情報や取り組みをまとめました。
★コミュニティシネマセンター会員団体の取り組み(PDF)*5/25更新

会員以外の劇場でも、いろいろな取り組みが行われています。
ミニシアターやコミュニティシネマへの応援をよろしくお願いします。

#SaveTheCinemaによる署名活動(http://chng.it/CtVfVZ6qgV)、政府や省庁への支援要請、
ミニシアター・エイド基金によるクラウドファンディングは、現在も続いています。
(ミニシアター・エイド基金は5/15に終了しました。)

引き続き、ご支援、ご協力くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。



SAVE the CINEMA

    
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 公式サイト

    

コミュニティシネマセンター
Facebook Twitter

#SaveTheCinema「ミニシアターを救え!」プロジェクトが始まりました!

新型コロナウィルスによって大きな打撃を受けている小規模映画館(ミニシアター)を支援するための、
#SaveTheCinema「ミニシアターを救え!」プロジェクトが始まりました!
コミュニティシネマセンターも、#SaveTheCinemaと一緒に、ミニシアターを支援する活動を続けます。

新型コロナウィルス禍は、文化の一翼を担う映画の上映者にも大きな打撃を与えています。
とりわけ、インディペンデントの小規模映画館(ミニシアター)や上映事業者は甚大なダメージを受けています。
地域やコミュニティに根差した上映活動を行う、コミュニティシネマの中核となるミニシアターは、単なる娯楽施設ではなく、地域に多様な文化芸術体験を提供し、コミュニティの「文化権」を確保する重要な文化芸術拠点であり、美術館、劇場・音楽堂等の公立文化施設や、劇団、楽団、美術作家等と同様に、社会に欠くことのできない大切な存在です。
ミニシアターは、地元の小規模事業者やNPO、個人によって経営されるものが圧倒的多数を占めています。
諸外国と異なり、運営に対する公的な支援を受けていないミニシアターは、公立文化施設以上に苦しい状況に置かれています。
新型コロナウィルスが大きな問題となって以降、映画館の集客は30~50%以上減少しました。さらに、3月26日に東京周辺での「外出の自粛」要請が発表された後は、日を追うごとに観客数が減少は急激に加速しています。また、ミニシアターの興行を支えている良質な映画作品の配給者が、次々と新作の公開延期を決めており、今後の見通しもますます悪化しています。
この状況のもと、緊急事態宣言対象地域となった都府県の映画館の多くが休館を決めました。他府県の映画館や上映事業者も、自らの責任で、運営や活動の休止を決断するよう迫られているのが実状です。しかし、何の経済的補償もない中での「休館」は、そのまま「閉館」に繋がってしまうことになりかねません。今の状態が6月まで続けば、夏を待たずに閉館する映画館が続出することが予想されます。
いま、「映画」を届ける文化芸術拠点が地域から失われてしまう瀬戸際にあります。

映画と観客を結ぶ架け橋、映画という表現の最前線である「映画館」をどうしても守りたいという想いを抱く、映画監督、作家、ミニシアター関係者たちが集まって、SaveTheCinemaプロジェクトが始まりました。
4月6日には、賛同をよびかける署名が始まりました。
サイト:http://chng.it/Sk6V6Vhc7g

*このサイトでは署名のみを集めています。全国のミニシアターに応援を届けるクラウドファンディングは、4月13日からhttps://motion-gallery.net/でスタートします。応援いただけますと幸いです。
*チェンジオルグ上のお金の応援はチェンジオルグの運営への応援になります。

SaveTheCinemaプロジェクトは、すでにステートメントが発表されたクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」(4月13日スタート)とも連携しています。
今後は、政府へミニシアターへの支援を求める要望書を提出する予定です。
現在のミニシアターの状況や取り組み、映画館を愛する俳優・監督からのメッセージなどを盛り込んだSAVE the Cinema のウェブサイトもできます。
公式Twitter: https://twitter.com/save_the_cinema
公式FB: https://www.facebook.com/save.the.cinema2020/

どうぞ、みなさま、SaveTheCinema「ミニシアターを救え!」プロジェクトにご支援、ご協力ください。
このプロジェクトにつきましては、コミュニティシネマセンターもSNSやWebサイトを通じて随時発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

連絡先:一般社団法人コミュニティシネマセンター
Mail: film@jc3.jp
Tel:050-3535-1573 (平日12:00-18:00)

「映画/批評月間《フランス映画の現在をめぐって》vol.2」が開幕します!オリヴィエ・ペール氏のレクチャーも開催。

 
アンスティチュ・フランセ日本主催の「映画批評月間《フランス映画の現在をめぐって》vol.2」がまもなく開幕します!
第2回目となる今回は、フランスだけではなく、世界的に作家主義的な作品の製作を積極的に支援しているアルテ・フランス・シネマ ディレクター、元ロカルノ映画祭ディレクターのオリヴィエ・ペールにフランスの近作よりもっとも優れた作品のセレクションを依頼。作品の上映と共に、オリヴィエ・ペール氏と、日本の映画批評家たち、監督たちとのディスカッションも行われます。

◎大阪・京都は3月6日~
https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/mdckansai-2020-02-20/
◎東京・横浜は3月12日~
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema200312/

コミュニティシネマセンターでは、アンスティチュ・フランセ東京とともに、今回の上映作品のセレクターとして来日するオリヴィエ・ペール氏(アルテ・フランス・シネマディレクター)のレクチャー「映画を見せること、語ること、作ること―上映、製作、配給の現在、そして国際共同製作の可能性について」を開催します。

オリヴィエ・ぺール氏は、シネマテーク・フランセーズでプログラム編成を行いながら映画批評を書き始め、その後、カンヌ国際映画祭監督週間のディレクター、ロカルノ国際映画祭のアーティスティック・ディレクターを務めたのち、現在は、アルテARTE・フランス・シネマのディレクターとして、フランスのみならず、ヨーロッパ、世界の映画作家たちが作品を生み出すために、多大なる支援を続けています。

フィルムからデジタルへ移行、映画館、映画祭のみならず配信でどこでも映画が見られる環境が生まれ、資本主義社会の中で翻弄されていく映画というアートの現在。現在、映画を見せること、語ること、そして製作することにはどのような有機的なつながりがあるのか、あるいはありえるのか。お話いただきます。

レクチャー
「映画を見せること、語ること、作ること
 ― 上映、製作、配給の現在、そして国際共同製作の可能性について

講師:
オリヴィエ・ペール(アルテ・フランス・シネマディレクター)(聞き手:土田環)
開催日時:
2020年3月14日(土)13:00~14:30(開場12:45)
会場:
アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場方法:
無料、12:45より先着順にご入場ください

詳細は、PDFまたは下記Webサイトをご参照ください。
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema2003141300/

この貴重な機会に、是非ともご参加ください。
(レクチャーの前後には上映もあります。こちらにもご来場ください)


> 東京版チラシPDF(約1MB)

「映画批評月間《フランス映画の現在をめぐって》vol.2」については、チラシや、アンスティチュ・フランセ東京(及び関西)のウェブサイトをご参照ください。

新型コロナウィルスの一日も早い終息を祈っております。

「映画/批評月間~フランス映画の現在Vol.01」 巡回スタート!

巡回企画:映画/批評月間 フランス映画の現在Vol.1
~「リベラシオン」ジュリアン・ジェステールによるセレクション

全国巡回がスタート!2/14[金]~京都みなみ会館、3/11[水]~広島市映像文化ライブラリーで開催!

   


アンスティチュ・フランセがフランスの映画メディア(新聞、雑誌、テレビ局、ウェブ媒体…)、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新のフランス映画を選りすぐり、紹介する特集「映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって」。
Vol.01では、フランスの映画批評家で日刊紙「リベラシオン」の文化欄チームエディターのジュリアン・ジェステール氏とともにセレクションが行われ、2019年春にアンスティチュ・フランセ東京等で上映されました。

「巡回企画:映画/批評月間~フランス映画の現在Vol.01」では、昨年アンスティチュ・フランセ東京で上映された作品から、2019年11月に惜しまれながら亡くなった映画批評家ジャン・ドゥーシェ氏についてのドキュメンタリーを含む11本を厳選して、全国に巡回します。
SF、刑事もの、コメディ、アクション、青春、エロス…、新しい世代やベテランの作家たちが様々なジャンルに果敢に挑んでいるフランス映画の現在が見える作品や、近年フランスで再評価の機運が高まっている知られざる映画作家ギイ・ジルの作品など、フランス映画を堪能することができるプログラムとなっています。
どうぞお見逃しなく!

「映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~Vol.02」は、
3月~東京(アンスティチュ・フランセ東京ほか)、大阪(シネ・ヌーヴォ)、京都(出町座ほか)で開催!
アンスティチュ・フランセ日本Webサイト


巡回企画
映画/批評月間~フランス映画の現在Vol.01
~「リベラシオン」ジュリアン・ジェステールによるセレクション

★京都みなみ会館<京都>
期間:2020年2月14日[金]〜27日[木] Webサイト
*2月16日[日] 15:00-『宝島』上映後、北小路隆志氏(映画批評家/京都造形芸術大学教授)によるトーク実施!

★広島市映像文化ライブラリー<広島>
期間:2020年3月11日[水]~4月4日[土] Webサイト

【上映作品】 ※全作品日本語字幕付
―果敢な女性監督たち―
ポール・サンチェスが戻ってきた! パトリア・マズィ監督/2018年/101分
20年後の私も美しい ソフィー・フィリエール監督/2018年/95分
マイ・レボリューション ジュディット・デヴィス監督/2019年/88分

―あらたなる風景、若者の現在―
ソフィア・アンティポリス ヴィルジル・ヴェルニエ監督/2018年/98分
ワイルド・ボーイズ ベルトラン・マンディコ監督/2018年/110分
僕らプロヴァンシアル ジャン=ポール・シヴェラック監督/2018年/137分
宝島 ギヨーム・ブラック監督/2018年/97分

―批評家のドキュメンタリー―
ジャン・ドゥーシェ、ある映画批評家の肖像 監督:F.アジェージュ、G.ナミュール、V.アセール/2017年/85分

―見出された映画作家ギイ・ジル―
海辺の恋 1963年/73分
オー・パン・クペ 1967年/71分
地上の輝き 1969年/102分

巡回主催・お問合せ:コミュニティシネマセンター TEL:050-3535-1573