コミュニティシネマセンター 2019年度巡回企画のご案内

 
新年度がスタートし、春の日差しが心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
コミュニティシネマセンターでは、新年度も様々な事業を展開します!
きょうは、2019年度の巡回企画をご案内します。

上映を希望される方は、お早めにコミュニティシネマセンターまでお問い合わせください。
本企画は、コミュニティシネマセンター会員を優先とさせていただきます。

会員登録はこちら http://jc3.jp/wp/entry/

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。


(ジョージア映画祭『ブラインド・デート』)

ジョージア(グルジア)映画祭

昨年秋、岩波ホール創立50周年記念特別企画として開催され、大きな話題を呼んだ「ジョージア(グルジア)映画祭・コーカサスの風」で上映された作品を全国に巡回します!


(フレデリック・ワイズマン『大学―At Berkeley』)

フレデリック・ワイズマン!

コミュニティシネマセンターでは、1998年に「フレデリック・ワイズマン映画祭」を開催して以来、少しずつ上映できる作品を追加し、ワイズマン作品を上映しつづけてきました。
長年未公開となっていた『大学―At Berkeley』(2013)は、2019年3月にアテネ・フランセ文化センターで初公開され、好評を得ました。
コミュニティシネマセンターでは、フレデリック・ワイズマン監督作品のうち、36作品を貸出しています。
(貸出作品一覧はこちら http://jc3.jp/wp/jccc-film-list/#FW
他の作品とあわせ、是非とも上映を企画してください!


Fシネマ・プロジェクト「フランス映画の巨匠〇〇レトロスペクティブ」

現在企画中!乞うご期待!


こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!

2018年度にスタートした「こども映画館 スクリーンでみる日本アニメーション!」。
とても好評で、2018年度だけで10会場で開催していただくことができました。
今年度もさらに上映できる作品を追加し、より充実したプログラムをお届けします。

こども映画館Webサイト http://kodomoeigakan.jp/


企画の詳細は、こちらをご参照ください。

フレデリック・ワイズマンのすべて 明日3/23(土)上映後ノ濱口竜介氏&細馬宏通氏トークほか、注目の上映が続きます!

アテネ・フランセ文化センターで開催中の特集「フレデリック・ワイズマンのすべて」
上映も、あと7日を残すのみとなりました。

明日3月23日(土)の上映は、13:00から『パブリック・ハウジング』(1997/195分)、16:40から『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』(2002/160分)、そして、19:30からは、濱口竜介氏(映画監督)と細馬宏通氏(滋賀県立大学人間文化学部教授)によるトークがあります!

 

シカゴのアイダ・B・ウェルズ公営住宅団地の日常を描いた『パブリック・ハウジング』
舞台となるシカゴ郊外サウスサイドというエリアは全米屈指の犯罪多発地域として知られ、オバマ米前大統領が社会活動家としてキャリアをスタートした場所でもあります。
まちづくりや都市計画に関心がある人にも見ていただきたい一本です。
家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス)の当事者たちの裁判所での審議が記録された『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』
94年に「女性に対する暴力防止法」が連邦議会で可決されて以来、保護施設やカウンセリング制度等が整備されていったアメリカ。家庭というプライベートな場所への公権力の介入が可能となったとき、公私の線引きは可能なのかという根本的な問いが、観客に投げかけられます。
上映後には、昨年9月に公開された『寝ても覚めても』の監督である濱口竜介氏と、人間行動学者である細馬宏通氏によるトーク。
お二人がワイズマン作品をどうみるのか、どんなトークになるのか、楽しみです。

いよいよ来週は最終週。
3月27日(水)『メイン州ベルファスト』(1999)上映後のトーク(ジュリアン・ジェステール[リベラシオン紙文化欄チーフ、映画批評家]、坂本安美[アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任]や、3月29日(金)、30日(土)には、『大学―At Berkeley』(2013/日本初公開!)があります!

最後までお見逃しなきように、会場でお待ちしております!

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フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.3
フレデリック・ワイズマンのすべて
『大学―At Berkeley』(2013/日本初公開!)を含む、現在上映可能なワイズマン監督作40本、一挙上映!

会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
日程:2019年2月18日[月]~3月2日[土]|3月18日[月]~30日[土]
特集サイトhttp://jc3.jp/wiseman2018/
アテネ・フランセ文化センターWebサイト:http://www.athenee.net/culturalcenter/
上映作品・スケジュールは、チラシPDFをご参照ください。

今後のトークの予定
3月23日[土]16:40『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』上映後
濱口竜介(映画監督)+細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部教授)
3月27日[水]16:00『メイン州ベルファスト』上映後
ジュリアン・ジェステール(リベラシオン紙文化欄チーフ、映画批評家)+坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)
*本特集の半券をお持ちの方ならトークにご参加いただけます。

学校、病院、警察、軍隊、図書館…様々な組織を撮り続けたフレデリック・ワイズマンが描く“大学”『大学―At Berkeley』、ついに日本初公開!

 

ワイズマンの最高傑作のひとつ、これまでのキャリアに基づく映画作りの集大成。
–Leslie Felperin, VARIETY

国家が誇る傑作。できるだけ多くの人が見るべき極めて重要な作品。
–Oliver Lyttleton, The Playlist

コミュニティシネマセンターは、3月29日[金]、30日[土]に、世界屈指の名門公立大学カリフォルニア大学バークレー校の2010年秋学期を描いた未公開作『大学—At Berkeley』(2013)を日本で初公開します。

UCLAなど、10大学からなるカリフォルニア州立大学群の中で最も古い歴史をもつバークレー校。100人以上のノーベル賞受賞者を輩出し、優れた教育研究機関として世界的に知られています。同大学を追う今作は、講義や研究の風景や課外活動、授業料値上げに抗議する学生たち、資金難に直面し奮闘する経営陣など、大学の様々な側面を映し出しています。
「現存の最も偉大なドキュメンタリー作家」と称されるワイズマンの作品を年代順に追ってきた昨年秋からの特集「フレデリック・ワイズマンの足跡」の総集編「フレデリック・ワイズマンのすべて」の最後を飾る『大学―At Berkeley』。
“世界で最も有名な図書館”の舞台裏を追った新作『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の5月公開前に是非とも見てもらいたい作品です。
ご来場を心よりお待ちしております。

大学―At Berkeley
At Berkeley/2013年/244分/DCP/監督:フレデリック・ワイズマン/撮影:ジョン・デイヴィー
カリフォルニア大学バークレー校は、1868年に創設された州立カリフォルニア大学の発祥地であり、アメリカで最も古く権威のある総合大学。世界有数の研究教育機関であり、学生運動の拠点にもなったリベラルな校風でも知られる。知的・社会的使命を果たすための授業や研究活動、構内で行われる学生たちの様々な活動やイベント、大学を維持・管理・経営していくための無数の会議や行政との折衝など、あらゆる活動を追う。

会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
上映日時:3月29日[金]17:30- | 3月30日[土]13:00- / 17:30- *3回のみ
料金:一般|1300円 学生/シニア|1000円 アテネ・フランセ文化センター会員|900円
*当日券のみ。連日1回目の上映開始20分前から当日上映分のチケットを販売。特集上映のお得な3回券もあり。

★★特集「フレデリック・ワイズマンのすべて」好評実施中★★
公式サイト http://jc3.jp/wiseman2018/
アテネ・フランセ文化センター公式サイト http://www.athenee.net/culturalcenter/
上映作品やスケジュールなどの詳細については、上記のウェブサイトをご参照ください。

フレデリック・ワイズマンのすべて  樋口泰人氏、相澤虎之助氏、土田環氏によるトークを実施します!

現在、アテネ・フランセ文化センターで開催中の特集「フレデリック・ワイズマンのすべて」
今週末3月2日[土]には、『チチカット・フォーリーズ』(1967)、『福祉』(1975)を上映。
上映後には、樋口泰人氏(boid主宰、爆音映画祭プロデューサー)、相澤虎之助氏(映像制作集団「空族」、映画監督・脚本家)、土田環氏(早稲田大学基幹理工学部専任講師)を迎え、トークイベントを実施します。

デビュー作にして衝撃作『チチカット・フォーリーズ』と、相澤さんお気に入りの一本『福祉』は、この日で今季最後の上映となります。
貴重なトークとともに、どうぞお見逃しなく!

3月2日[土]
14:00 チチカット・フォーリーズ
(1967/84分)
16:00 福祉(1975/167分)
19:00 トーク…樋口泰人(boid主宰、爆音映画祭プロデューサー)、相澤虎之助(映像制作集団「空族」、映画監督・脚本家)
聞き手:土田環(早稲田大学基幹理工学部専任講師)

★トークゲスト紹介★ *両者ともにboidマガジンより転載
樋口泰人
映画批評家、boid主宰、爆音映画祭プロデューサー。98年に「boid」設立。04年から吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。08年より始まった「爆音映画祭」は全国的に展開中。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、編書に『ロスト・イン・アメリカ』(デジタルハリウッド)、『恐怖の映画史』(黒沢清、篠崎誠著/青土社)など。

相澤虎之助
映画監督、脚本家。映像制作集団「空族」の一員。主な監督作に『花物語バビロン』(97)、『かたびら街』(03)、『バビロン2 – THE OZAWA -』(12)、共同脚本作に『国道20号線』(07)、『サウダーヂ』(11)、『バンコクナイツ』(16、以上富田克也監督)、『菊とギロチン』(18、瀬々敬久監督)など。

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フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.3
フレデリック・ワイズマンのすべて
『大学―At Berkeley』(2013/日本初公開!)を含む、現在上映可能なワイズマン監督作40本、一挙上映!

会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
日程:2019年2月18日[月]~3月2日[土]|3月18日[月]~30日[土]
特集サイト:http://jc3.jp/wiseman2018/
アテネ・フランセ文化センターWebサイト:http://www.athenee.net/culturalcenter/
上映作品・スケジュールは、チラシPDFをご参照ください。

今後のトークの予定
3月23日[土]16:40『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』上映後
…濱口竜介(映画監督)、細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部教授)
3月27日[水]16:00『メイン州ベルファスト』上映後
…ジュリアン・ジェステールJulien Gester(リベラシオン紙文化部チーフ、映画批評家) 
聞き手:坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)

*本特集の半券をお持ちの方ならトークにご参加いただけます。

「フレデリック・ワイズマンの足跡」最終章 日本初公開『大学―At Berkeley』含む40本を2/18より一挙上映!

コミュニティシネマセンターは、巨匠フレデリック・ワイズマン監督のデビュー作から最新公開作まで40作を網羅する総特集を、アテネ・フランセ文化センターにて2月18日(月)より開催いたします。

昨年秋からの特集「フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.1&Part.2」では、同監督の軌跡を年代順にたどってきました。
本特集はその総集編として、監督デビュー作『チチカット・フォーリーズ』(1967)から、最新公開作『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』まで、現在、日本で上映可能な全作品および、日本初公開の『大学―At Berkeley』(2013)からなる40作品を一挙上映します。


(『大学―At Berkeley』)

“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。これまでに、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、福祉施設、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきました。ワイズマン自身が“〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーヴ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的な“アメリカ”が映し出されています。

期間中には、三宅唱(映画監督)、高橋洋(映画監督/脚本家)、樋口泰人(boid主宰/爆音映画祭プロデューサー)、相澤虎之助(映画監督/脚本家)、濱口竜介(映画監督)、細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部教授)、ジュリアン・ジェステール(映画批評家、リベラシオン紙)ら多彩なゲストによるトークも実施します。

昨年秋から続いてきた「フレデリック・ワイズマンの足跡」も、これで最終章となります。見逃した作品や、もう一度見たい作品など、この機会にどうぞご覧ください!

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フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.3
フレデリック・ワイズマンのすべて

会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
日程:2019年2月18日[月]~3月2日[土]|3月18日[月]~30日[土]
特集サイト:http://jc3.jp/wiseman2018/
アテネ・フランセ文化センターWebサイト:http://www.athenee.net/culturalcenter/
上映作品・スケジュールは、チラシPDFをご参照ください。

トークイベント:
2月18日[月]18:30『チチカット・フォーリーズ』上映後
三宅唱(映画監督)、高橋洋(脚本家/映画監督) 聞き手:石坂健治(東京国際映画祭プログラミングディレクター)
3月2日[土]16:00『福祉』上映後
樋口泰人(boid主宰/爆音映画祭)+相澤虎之助(映画監督・脚本家)ほか
3月23日[土]16:40『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』上映後
濱口竜介(映画監督)、細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部教授)
3月27日[水]16:00『メイン州ベルファスト』上映後
ジュリアン・ジェステール(リベラシオン紙文化欄チーフ、映画批評家) 聞き手:坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)

*本特集の半券をお持ちの方ならトークにご参加いただけます。

★「フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.2 1986-2014」
アテネ・フランセ文化センターにて開催中(2月9日[土]まで)

お問合せ:コミュニティシネマセンター TEL:050-3535-1573

カイエ・デュ・シネマが選ぶ フランス映画の現在 明日(12月15日[土])からユーロスペースで開催!

フランスの伝説的映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」とアンスティチュ・フランセ日本が提携し、
現在の映画を語るべく、選りすぐった作品を紹介してきた「カイエ・デュ・シネマ週間」。
明日12月15日(土)から始まるユーロスペースでの上映では、巡回作品10本に加え、
カイエ・デュ・シネマ誌が高く評価しつづけてきた、監督たちの作品を合わせた14本を上映します。
初日14:00『レット・ザ・サンシャイン・イン』上映後には、須藤健太郎氏(映画評論家)によるトークがあります!

現代フランス映画を代表する監督の代表作、最新作から新鋭監督の意欲作まで、
まさに“フランス映画の現在”をみることができる、貴重な、魅力的なプログラムです。
開催期間中には、ほかにも、五所純子(文筆家)、三宅唱(映画監督)という豪華ゲストによるトークも実施します。
今回上映する14本は、日本劇場未公開作品や、しばらく上映機会がなかった名作ばかり。
この機会に、大きなスクリーンでお楽しみください!

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カイエ・デュ・シネマが選ぶ フランス映画の現在
ウェブサイト:http://jc3.jp/filmsfrancais/

開催期間:2018年12月15日(土)〜12月27日(木)
会場:ユーロスペース http://www.eurospace.co.jp/
チケット[全席指定・定員入替制]:1回券=1500円/リピーター割引=1000円/学生・会員・シニア=1200円
トーク:
12月15日(土)14:00『レット・ザ・サンシャイン・イン』*上映後、須藤健太郎(映画批評家)
12月18日(火)18:20『ヴィクトリア』*上映後、五所純子(文筆家)
12月27日(木)18:25『クリーン』*上映後、三宅唱(映画監督)

上映作品(ユーロスペース): 全作品日本語字幕付
クレール・ドゥニ監督の新旧2本!
『レット・ザ・サンシャイン・イン』 2017年/95 分 監督:クレール・ドゥニ 出演:ジュリエット・ビノシュ、グザヴィエ・ボーヴォワ
『パリ18区、夜。』 1994年/109分/ 35ミリ 監督:クレール・ドゥニ 出演:カテリーナ・ゴルベヴァ、ベアトリス・ダル
奇才・ブリュノ・デュモン最近作
『ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期』 2017年/105分 監督:ブリュノ・デュモン 出演:リーズ・ルブラ・ブリュドム
『プティ・カンカン』 2014年/200分 監督:ブリュノ・デュモン
現代女性を描くジュスティーヌ・トリエ監督
『ヴィクトリア』 2016年/97分 監督:ジュスティーヌ・トリエ 出演:ヴィルジニー・エフィラ、ヴァンサン・ラコスト
『ソルフェリーノの戦い』 2013年/94分 監督:ジュスティーヌ・トリエ 出演:レティシア・ドッシュ、ヴァンサン・マケーニュ
ダミアン・マニヴェルとウジェーヌ・グリーン
『パーク』 2016年/72分 監督:ダミアン・マニヴェル 出演:ナオミ・ヴォクト・ロビー、マキシム・バシュルリー
『ジョゼフの息子』 2016年/115分 監督:ウジェーヌ・グリーン 出演:ヴィクトル・エゼンフィ、ナターシャ・レニエ
フランス映画の注目株アントナン・ペレジャトコ監督のコメディ2本!
主演はヴィマラ・ポンス+ヴァンサン・マケーニュ

『ジャングルの掟』 2016年/99分監督:アントナン・ペレジャトコ 出演:ヴァンサン・マケーニュ、ヴィマラ・ポンス
『7月14日の娘』 2013年/88分監督:アントナン・ペレジャトコ 出演:ヴィマラ・ポンス、ヴァンサン・マケーニュ
失われていく世界への讃歌、ドキュメンタリーの現在
『さよならは言わない』 2017年/99分 監督:クリストフ・アグ 
カイエ・デュ・シネマが生み出した監督たち
『クリーン』 2004年/110分/ 35ミリ 監督:オリヴィエ・アサイヤス 出演:マギー・チャン、ニック・ノルティ
『キングス&クイーン』 2004年/150分/ 35ミリ 監督:アルノー・デプレシャン 出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・ドゥヴォス
『ホーリー・モーターズ』 2012年/115分 監督:レオス・カラックス 出演:ドゥニ・ラヴァン、エディット・スコブ

お問合せ:コミュニティシネマセンター TEL:050-3535-1573

カイエ・デュ・シネマが選ぶフランス映画の現在、12月にYCAMとユーロスペースで開催!

フランスの伝説的映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」とアンスティチュ・フランセ日本が提携し、現在の映画を語るべく、選りすぐった作品を紹介してきた「カイエ・デュ・シネマ週間」。
コミュニティシネマセンターでは、この企画から10本をセレクトした「カイエ・デュ・シネマが選ぶフランス映画の現在」を全国に巡回しています。

12月1日からは山口情報芸術センター(YCAM)で6作品をセレクトして上映します。
12月15日にスタートする東京・ユーロスペースでの上映では、巡回作品10本に加え、
カイエ・デュ・シネマ誌が高く評価しつづけてきた、監督たちの作品を合わせた14本を上映します。
現代フランス映画を代表する監督の代表作、最新作から新鋭監督の意欲作まで、まさに“フランス映画の現在”をみることができる、貴重な、魅力的なプログラムです。
開催期間中には、須藤健太郎(映画批評家)、五所純子(文筆家)、三宅唱(映画監督)という豪華ゲストによるトークも実施します。

カイエ・デュ・シネマが選ぶ フランス映画の現在
ウェブサイト:http://jc3.jp/filmsfrancais/

[山口]
開催期間:2018年12月1日(土)〜12月9日(日)
会場:山口情報芸術センター(YCAM)https://www.ycam.jp/cinema/

[東京]
開催期間:2018年12月15日(土)〜12月27日(木)
会場:ユーロスペース http://www.eurospace.co.jp/
トーク:
12月15日(土)14:00『レット・ザ・サンシャイン・イン』*上映後、須藤健太郎(映画批評家)
12月18日(火)18:20『ヴィクトリア』*上映後、五所純子(文筆家)
12月27日(木)18:25『クリーン』*上映後、三宅唱(映画監督)

上映作品(ユーロスペース): 全作品日本語字幕付
クレール・ドゥニ監督の新旧2本!
『レット・ザ・サンシャイン・イン』2017年/95 分 監督:クレール・ドゥニ 出演:ジュリエット・ビノシュ、グザヴィエ・ボーヴォワ
『パリ18区、夜。』1994年/109分/ 35ミリ 監督:クレール・ドゥニ 出演:カテリーナ・ゴルベヴァ、ベアトリス・ダル
奇才・ブルノ・デュモン最近作
『ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期』2017年/105分監督:ブリュノ・デュモン 出演:リーズ・ルブラ・ブリュドム
『プティ・カンカン』2014年/200分 監督:ブリュノ・デュモン
現代女性を描くジュスティーヌ・トリエ監督
『ヴィクトリア』2016年/97分 監督:ジュスティーヌ・トリエ 出演:ヴィルジニー・エフィラ、ヴァンサン・ラコスト
『ソルフェリーノの戦い』2013年/94分 監督:ジュスティーヌ・トリエ 出演:レティシア・ドッシュ、ヴァンサン・マケーニュ
ダミアン・マニヴェルとウジェーヌ・グリーン
『パーク』2016年/72分 監督:ダミアン・マニヴェル 出演:ナオミ・ヴォクト・ロビー、マキシム・バシュルリー
『ジョゼフの息子』2016年/115分 監督:ウジェーヌ・グリーン 出演:ヴィクトル・エゼンフィ、ナターシャ・レニエ
フランス映画の注目株アントナン・ペレジャトコ監督のコメディ2本!主演はヴィマラ・ポンス+ヴァンサン・マケーニュ
『ジャングルの掟』2016年/99分監督:アントナン・ペレジャトコ 出演:ヴァンサン・マケーニュ、ヴィマラ・ポンス
『7月14日の娘』2013年/88分監督:アントナン・ペレジャトコ 出演:ヴィマラ・ポンス、ヴァンサン・マケーニュ
失われていく世界への讃歌、ドキュメンタリーの現在
『さよならは言わない』2017年/99分 監督:クリストフ・アグ 
カイエ・デュ・シネマが生み出した監督たち
『クリーン』2004年/110分/ 35ミリ 監督:オリヴィエ・アサイヤス 出演:マギー・チャン、ニック・ノルティ
『キングス&クイーン』2004年/150分/ 35ミリ 監督:アルノー・デプレシャン 出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・ドゥヴォス
『ホーリー・モーターズ』2012年/115分 監督:レオス・カラックス 出演:ドゥニ・ラヴァン、エディット・スコブ

お問合せ:コミュニティシネマセンター TEL:050-3535-1573

フレデリック・ワイズマンの足跡Part.2@アテネ・フランセ文化センターで開催!(12/4-)

フレデリック・ワイズマン監督の創作活動を制作年代順に辿る総特集「フレデリック・ワイズマンの足跡」Part.2 1986-2014が、アテネ・フランセ文化センターにて、12月4日(火)に始まります!

“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けるドキュメンタリー映画の巨匠、フレデリック・ワイズマン。昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された『エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館』は2019年初夏に劇場公開されることが決まり、前作『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』(2015)は現在劇場公開中です。
今年のヴェネチア国際映画祭には最新作”Monrovia, Indiana(原題)”をもって登場したワイズマン、88歳となっても創作意欲は衰えることを知らないようです。
「フレデリック・ワイズマンの足跡」では、1967年の監督第1作『チチカット・フォーリーズ』から、2014年の近作まで、半世紀にわたる創作活動を製作年代順に辿ります。

12月4日から始まる「Part.2/1986-2014」では、アラバマ聾盲学校で撮影された「Deaf and Blindシリーズ」(86)4作品から、生と死の境界をめぐる問題を臨床現場から掘り起こした6時間の超大作『臨死』(89)、約五千人の貧しい居住者が暮らすシカゴ郊外の公共住宅供給事業を記録した『パブリック・ハウジング』(97)、地域やコミュニティ全体に目を向けた『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』に先立つ『メイン州ベルファスト』(99)、家庭内暴力の現実を追う『DV』(01)、『DV2』(02)、さらに、劇場公開された『パリ・オペラ座のすべて』、『クレイジーホース・パリ』、『ナショナル・ギャラリー』まで、22作品を上映します。
ほとんどがソフト化されていないワイズマン作品を、オリジナルの16ミリフィルムみることができる貴重な機会となります。

1月26日(土)の『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』上映後には、大学で映画を教える3氏(斉藤綾子/明治学院大学文学部、藤井仁子/早稲田大学文学部、土田環/早稲田大学基幹理工学部)が、“学生に見てもらいたいワイズマン作品”について語るトーク・セッションも実施します。

多くの皆様のご来場をお待ちしています!

「フレデリック・ワイズマンの足跡」のPart.2 1986-2014
http://jc3.jp/wiseman2018/

会場:アテネ・フランセ文化センター 
千代田区神田駿河台2-11アテネ・フランセ4F (Tel.03-3291-4339) アクセス
開催期間:
2018年12月4日[火]-15日[土]
2019年1月22日[火]-26日[土]
2019年2月5日[火]-9日[土]
★1月26日[土]『DV2 ドメスティックバイオレンス』上映後、18:45よりトーク
斉藤綾子(明治学院大学文学部)、土田環(早稲田大学基幹理工学部)、藤井仁子(早稲田大学文学部)

上映作品:
視覚障害 Blind 1986年/132min./カラー/16mm
聴覚障害 Deaf 1986年/164min./カラー/16mm
適応と仕事 Adjustment and Work 1986年/120min./カラー/16mm
多重障害 Multi-Handicapped 1986年/126min./カラー/16mm
ミサイル Missile 1987年/115min./カラー/16mm
臨死 Near Death 1989年/358min./白黒/16mm
セントラル・パーク Central Park 1989年/176min./カラー/16mm
アスペン Aspen 1991年/146min./カラー/16mm
動物園 Zoo 1993年/130min./カラー/16mm
高校2 High School 2 1994年/220min./カラー/ブルーレイ
BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界 Ballet 1995年/170min./カラー/16mm
コメディ・フランセーズ演じられた愛 La Comédie-Française ou l’amour joué 1996年/223min./カラー/16mm
パブリック・ハウジング Public Housing 1997年/195min./カラー/16mm
メイン州ベルファスト Belfast, Maine 1999年/248min./カラー/16mm
DVドメスティック・バイオレンス Domestic Violence 2001年/196min./カラー/16mm
DV2 ドメスティック・バイオレンス2 Domestic Violence 2 2002年/160min./カラー/16mm
最後の手紙 La Derniere Lettre 2002年/62min./白黒/16mm
州議会 State Legislature 2006年/217min./カラー/16mm
パリ・オペラ座のすべて La Danse 2009年/158min./カラー/35mm
ボクシング・ジム Boxing Gym 2010年/91min./カラー/ブルーレイ
クレージーホース・パリ 夜の宝石たちLa Crazy Horse 2011年/134min./カラー/DCP
ナショナル・ギャラリー英国の至宝 National Gallery 2014/年181min./カラー/DCP

主催|コミュニティシネマセンター、アテネ・フランセ文化センター 共催|映画美学校
協力|イメージフォーラム、岩波ホール、山形国際ドキュメンタリー映画祭、セテラ・インターナショナル、ショウゲート、弘前大学医学部、Zipporah Film

お問い合わせ:コミュニティシネマセンター Email: film@jc3.jp Tel: 050-3535-1573

12月1日(土)、立命館松竹スタジオにて「フィルム映写ワークショップ イン 京都」開催!*受付終了

デジタル化が進行する中で、多くの映画館・劇場からフィルム映写機がなくなり、フィルムで映画をみる機会は急速に減少しています。
コミュニティシネマセンターでは、”フィルム”でみる映画の素晴らしさ、面白さを伝えようと「Fシネマ・プロジェクト」を実施しています。フィルムの魅力を伝えるための上映企画を実施するほか、フィルムの知識や情報を提供する当ウェブサイト「Fシネマップ」を開設、またフィルム上映技術を伝えるための35ミリフィルム映写ワークショップも継続的に行っています。

今回は、コミュニティシネマセンター、立命館大学映像学部の共催により、立命館松竹スタジオ(撮影所)にて映写ワークショップを開催します。
フィルムに関心を持つ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

Fシネマ・プロジェクト
フィルム映写ワークショップ イン 京都

日程:2018年12月1日(土)  [定員・申込制]
会場:立命館松竹スタジオ(スタジオR2、教室) 京都市右京区太秦堀ケ内町12-9 
概要:
フィルム映写を定期的に行っている技師を中心に、上映用35ミリフィルムの取扱い方、適正な映写方法をおさらいするとともに、映写機メンテナンスの実習を通し、映写技術のステップアップと技術の継承をはかります。
映写の経験はないが、フィルムでの上映企画を考えている、フィルム映写に興味があるという未経験者・映写初級者は、フィルムと映写機の基礎を学ぶ講義+松竹撮影所内見学のコースに参加することができます。
講師(予定):石井義人(シネマトグラファー京都)、神田麻美(国立映画アーカイブ) ほか
定員:
【未経験者・初級クラス(見学・講義のみ)】15名 *午後の中級者向け実習は、見学可能
【中級者クラス(経験者のみ)】6名 

スケジュール:
10:30~11:15 撮影所見学(初級・中級共通)
11:30~12:30 講義:フィルム映写の基礎知識(初級・中級共通)
13:30~19:00 中級クラス実習:移動映写機を用いた映写機の点検と調整
(光軸、シャッター流れ、Aチェーンの調整他) 
20:00~ 懇親会(参加自由)

参加費無料[コミュニティシネマセンター会員、立命館大学映像学部・映像研究科生に限る]
*会員以外で参加したい場合は、コミュニティシネマセンターまで電話にてお問い合わせください。

お申込み:[受付終了]
件名に「12/1映写ワークショップ申込み」と記載の上、下記項目をメール本文に記入し、
11月22日(木)までに、コミュニティシネマセンター宛(film@jc3.jp)に送信してください。
1.所属団体
2.お名前
3.ご住所
4.メールアドレス
5.電話番号
6.参加を希望するクラス【初級/中級】
7.このワークショップで学びたいこと など

立命館松竹スタジオ…
立命館松竹スタジオは、日本のハリウッドとうたわれた京都・太秦の松竹京都撮影所内にあります。2009年、松竹京都撮影所のリニューアルに伴い、同撮影所内に立命館大学映像学部生が使用する実習施設(スタジオ2棟、編集施設、教室、メディア収蔵庫など)が建設されました。施設は歴史と伝統を誇る時代劇撮影所に隣接しており、学生たちはプロの制作現場に実際に身を置きながら、映像制作を学ぶことができます。

主催:一般社団法人コミュニティシネマセンター、立命館大学映像学部
文化庁(平成30年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)

フレデリック・ワイズマンの足跡 Part. 1、10月8日(月・祝)よりアテネ・フランセ文化センターで開催!

フレデリック・ワイズマン監督の創作活動を制作年代順に辿る総特集「フレデリック・ワイズマンの足跡」のPart.1が、
アテネ・フランセ文化センターにて、10月8日(月・祝)よりスタートします!

新作『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』(2015)と『エクス・リブリス―ニューヨーク公共図書館』(2017/仮題)の公開が待機中のアメリカの偉大な映画作家フレデリック・ワイズマン。
その半世紀にわたる創作活動を制作年代順に辿る総特集を、10月から3月にかけて、アテネ・フランセ文化センターにて上映します。

Part.1では、初監督作『チチカット・フォーリーズ』(1967)から、『競馬場』(1985)まで、ワイズマンの初期16作品を上映します。

初日の10月8日[月・祝]17:20からは、(16:00- 『高校』(1968)上映後)映画評論家、村山匡一郎氏によるトークが行われます。

この貴重な機会を、どうぞお見逃しなく!
多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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フレデリック・ワイズマンの足跡 Part.1 1967年-1985年

■開催期間:
第一期:10月8日[月・祝]-11月10日[土]
第二期:10月15日[月]-10月19日[金]
第三期:11月6日[火]-11月10日[土]

■会場:アテネ・フランセ文化センター http://www.athenee.net/culturalcenter/
東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ4F Tel. 03-3291-4339

■チケット:
一般1300円(三回券3000円)
学生・シニア1000円
アテネ・フランセ文化センター会員900円(三回券2400円)
*各回入替、当日券のみ *本特集の半券をお持ちの方ならトークにご参加いただけます。

■上映スケジュール 
*チケットは1回目上映開始の20分前から、当日上映分を販売します。
第1期:
10/8(月・祝) 14:00 『チチカット・フォーリーズ』(84分) 16:00 『高校』(75分) 17:20 トーク:村山匡一郎(映画批評家)
10/10(水) 17:15 『高校』(75分) 19:00 『チチカット・フォーリーズ』(84分)
10/11(木) 17:10 『法と秩序』(81分) 19:00 『病院』(84分)
10/12(金) 17:10 『病院』(84分) 19:00『法と秩序』(81分)
10/13(土) 14:00 『基礎訓練』(89分) 16:00 『エッセネ派』(86分)
第2期:
10/15(月) 17:00 『エッセネ派』(86 分) 19:00 『基礎訓練』(89分)
10/16(火) 16:10 『少年裁判所』(144分) 19:00 『霊長類』(105分)
10/17(木) 16:15 『霊長類』(105分) 18:30 『少年裁判所』(144分)
10/18(木) 15:45 『福祉』(167分) 19:00 『肉』(113分)
10/19(金) 15:30 『肉』(113分) 18:00 『福祉』(167分)
第3期:
11/6(火) 15:30 『パナマ運河地帯』(174分) 19:00 『シナイ半島監視団』(127分)
11/7(水) 15:20 『シナイ半島監視団』(127分) 18:00 『パナマ運河地帯』(174分)
11/8(木) 16:30 『軍事演習』(115分) 19:00『モデル』(129分)
11/9(金) 16:20 『モデル』(129分) 19:00 『軍事演習』(115分)
11/10(土) 14:30 『ストア』(118分) 17:00 『競馬場』(114分)

お問い合わせ:コミュニティシネマセンター Tel.050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

★フレデリック・ワイズマン監督作品『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』(2015)
10月20 日[土]より、シアター・イメージフォーラムほか、全国順次ロードショー http://child-film.com/jackson/
★ワイズマン最新作『エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館』(仮)、2019年公開予定