コミュニティシネマセンターでは、映画上映に関する報告書『映画上映活動年鑑2019』を作成しました。
この年鑑は、映画館での上映(興行)の動向に関する既存の情報に映画祭や公共上映等のデータ等、2019年の映画の上映に関する様々なデータを掲載しています。
本年鑑の編集作業を行っていた時期、徐々に新型コロナウィルスの感染が深刻な状況となり、外出自粛要請~緊急事態宣言~全国の映画館の休館・上映事業の休止という事態に進行していきました。
「2019年は、2000年代に入って最高の興行収入を記録した」と書いたのが1月末、それから2ヵ月後にこのようなことが起こるとは想像もできないことでした。上映者は現在もなお、コロナ禍の渦中にあり、この年鑑で紹介している「鶴岡まちなかキネマ」は閉館に追い込まれました。
2020年の映画上映活動年鑑がどのようなものになるのか予想できない状況です。
このような状況ではありますが、『映画上映活動年鑑2019』を何かの役に立てていただければ、嬉しく思います。
A4変形 / 224ページ / 2020年3月刊行
- 国内外の映画館での興行に関するデータを、わかりやすくグラフ化(詳細な解説付き)
- 全国の映画祭や、映画上映を行う公共ホール、公共の映画上映施設(シネマテーク)リストを掲載
- 2010年代以降に全国各地で生まれた“新しいコミュニティシネマ/映画の場所”を調査&レポート
- 韓国のミニシアターやシネマテークなど、韓国各地のコミュニティシネマのレポートを収録
- 2019年9月に実施した「全国コミュニティシネマ会議2019イン埼玉」のディスカッションや分科会の採録も掲載
論考:次世代映画ショーケースの試み
全国コミュニティシネマ会議2019採録:上映者が作り手を育てる!
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