11月18日[金]、19日[土]に岩手県盛岡市で開催する「全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡」。
開催記念フィルム上映会のプログラムが決まりました。
3.11震災後の被災地上映では、「男はつらいよ」シリーズや『幸福の黄色いハンカチ』を何度も上映しました。その山田洋次監督が岩手を撮った『息子』と、盛岡出身であり、震災後に始まった上映団体「<映画の力>プロジェクト」の発足のきっかけを作った大友啓史監督の映画第一作『ハゲタカ』を上映します。
岩手県ゆかりの2作品をフィルムでご覧いただく、貴重な機会となります。(映写:鈴木映画)
『ハゲタカ』上映後には、大友啓史監督も来館、トークも開催します。
どうぞお見逃しなく!
全国コミュニティシネマ会議の申込も受付中です。
プログラムによっては定員に限りがありますので、申込をお早めに!
申込はこちら:https://cckaigi2022-morioka.peatix.com/
全国コミュニティシネマ会議2022イン盛岡
開催記念フィルム上映会
日程:2022年11月19日[土]
会場:岩手県公会堂 大ホール
❶14:00-『息子』(1991/監督:山田洋次/121分)
❷16:30-『ハゲタカ』(2009/監督:大友啓史/134分)
上映後、大友啓史監督のトークあり(トーク予定:60分)
料金(各作品):一般 1000円 | 高校生以下 500円
※事前販売はなし、当日券のみとなります。
※コミュニティシネマセンター団体会員は1名無料。
『息子』
1991年/121年/日本/配給:松竹
監督:山田洋次 原作:椎名誠 脚本:山田洋次/朝間義隆
出演:三國連太郎、永瀬正敏、和久井映見、田中邦衛、いかりや長介
妻に先立たれ、岩手に住む父親(三國連太郎)の悩みは、東京に住む末っ子・哲夫(永瀬正敏)のことだ。定職もなくアルバイトで気ままに暮らす息子をたしなめる父、そして反発する息子…。そんな哲夫も下町の工場で働くうち、可憐なろうあ者の娘(和久井映見)に恋をする。愛する人のために働く喜びを見出した哲夫は、父親や故郷に対する自分の想いに気づき、やがて岩手に帰っていくのだった…。
『ハゲタカ』
2009年/134分/日本/配給:東宝
監督:大友啓史 原作:真山仁 脚本:林宏司 製作:富山省吾
出演:大森南朋、玉山鉄二、栗山千明、高良健吾、遠藤憲一、松田龍平
徹底した合理主義で幾多の企業を買い叩き、”ハゲタカ”の異名を持つ鷲津。日本のマーケットに絶望し海外生活を送っていた。そんな彼の元へ盟友・茂野(柴田恭兵)が現れ、巨大中国系ファンドからの買収の危機から救ってほしいと頼む。中国系ファンドの命を受けたのは、かつて鷲津のもとで働いていた過去を持つ”赤いハゲタカ“劉(玉山鉄二)。運命的にである二人のファンドマネージャー。”ハゲタカ”対”赤いハゲタカ”の壮絶なバトルが始まる。
トークゲスト:大友啓史監督
1966年岩手県盛岡市生まれ。 慶應義塾大学法学部法律学科卒業。 90年NHK入局、秋田放送局を経て、97年から2年間ロサンゼルスに留学、ハリウッドにて脚本や映像演出に関わることを学ぶ。 帰国後、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ、『深く潜れ』『ハゲタカ』『白洲次郎』、大河ドラマ『龍馬伝』等の演出、映画『ハゲタカ』(09)監督を務める。 2011年4月NHK退局、株式会社大友啓史事務所を設立。 同年、ワーナー・ブラザースと日本人初の複数本監督契約を締結する。『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14)が大ヒットを記録。『プラチナデータ』(13)、『秘密 THE TOP SECRET』(16)、『ミュージアム』(16)、『3月のライオン』二部作(17)、『億男』(18)など話題作を次々と手がける。2020年『影裏』、2021年『るろうに剣心 最終章 The Final』/ The Beginning』が劇場公開。2018年からは、株式会社OFFICE Oplusを立ち上げ、海外での映像制作を視野に活動を続けている。最新作は来年1月公開予定の東映70周年記念作品『THE LEGEND & BUTTERFLY』。
上映に関するお問い合わせ:
全国コミュニティシネマ会議2022盛岡実行委員会(Tel.0193-64-5588/みやこ映画生活協同組合)