文化庁「新進芸術家海外研修制度」募集開始のご案内

平成29年度新進芸術家海外研修制度短期研修(後期)と、平成30年度長期研修の募集が始まりました。

文化庁の「新進芸術家海外研修制度」は、美術、音楽、舞踊、演劇、舞台美術等、メディア芸術の各分野で活躍する人たちが、海外で研修することを支援する制度です。
映画もそのジャンルのひとつとなっており、映画のつくり手はもちろんのこと、海外のコミュニティシネマや映画祭、映画教育やフィルムアーカイブ、アートマネジメントに携わる人たちの海外での研修も支援対象となっています。

平成29年度後期の短期研修につきましては、文化庁に直接申請をして下さい。 
*7月21日(金)まで

平成30年度長期研修は、「書類提出先団体」であるコミュニティシネマセンターを通して申請することができます。
映画の「上映事業」や、「映像アートマネジメント」に携わる研修の申請を希望する方は、なるべく早めに、一度、コミュニティシネマセンターにお問合せください。
(お電話にて 050-3535-1573 担当:岩崎)
事前にご連絡の上、締切日1週間前の7月28日(金・必着)までに、コミュニティシネマセンターへメール(film@jc3.jp)または ファックス(03-3461-0760)にてお送りください。
(コミュニティシネマセンターで、一度申請書類の内容を確認し、その後、正式な書類を、8月4日(金)までにこちらに提出していただきます。)

海外の先進的なシネマテークや、コミュニティシネマの状況、あるいは映画政策や映像振興策を、現地の機関で研修をしながら学ぶことは、いまの活動を見直したり、新しい展開を考えたりするための貴重な体験となると思います。
これまでにも、中南米で映画祭やアーカイブの調査・研究をした人、イギリス・フランスで地域の映画館の運営や映画教育を学んだ人、カンボジアでフィルムの修復・保存の研修、支援事業をした人などがいて、現在もこの経験を活かして活動を続けています。

ぜひこの貴重な機会を活用してください。

関心のある方は、以下のURLをご参照ください。
平成29年度新進芸術家海外研修制度(短期研修・後期)
対象期間…1ヵ月程度(20日~40日)
http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/h29_shinshin_tanki_koki.html
平成30年度新進芸術家海外研修制度(長期研修)
対象期間…特別研修80日~3年
http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/h30_shinshin_choki.html
募集要領や申請書類などをダウンロードできます。

よろしくお願いいたします。