新年のご挨拶~全国コミュニティシネマ会議は、2/3にユーロライブ(渋谷)で開催します!

明けましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いいたします!

コロナの感染者の増加が気がかりな新年のはじまりとなりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

昨年は、たびたび緊急事態宣言やまん延防止重点措置が出される中、文化庁の「ARTS for the future!-コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業(AFF)」が始まり、多くの上映者、配給者等、映画関係者が、この支援事業を活用することができました。
とりわけ、秋~冬にかけては、全国各地で多彩な特集上映やイベントが開催され、困難な中でも、映画館やコミュニティシネマの魅力を伝える様々な試みが行われました。AFF事業は、来年度も後継事業が継続される見込みですが、このような映画館や上映者を支援し、上映活動を活性化するための施策が恒常的に行われるように、コミュニティシネマセンターでは他の団体と連携をして活動を続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

全国コミュニティシネマ会議、2月3日にユーロライブ(渋谷)で開催!

今年の「全国コミュニティシネマ会議」は、「コロナ禍の中で考える“持続可能な”コミュニティシネマ」(仮)というテーマで、2月3日(木)に開催します。
この2年間、コロナ禍の中でも、新しい映画館が開館し、ミニシアター(コミュニティシネマ)が映画の製作や配給、あるいは配信に挑戦したり、オンラインを活用したイベントが行われたり‥と、様々な新しい試みが始められました。コロナ以前から考えられてきた企画も多いのですが、コロナによって、これまでペンディングにしてきた課題が顕在化し先送りできなくなった、あるいは、この機会に思い切って新しいことに挑戦してみようということもあったように思われます。できるだけ多くの活動を盛り込んだ内容にしたいと考えています。
今回も、会場参加に加え、オンラインでの配信も行います。
ご参加をお待ちしております。

全国コミュニティシネマ会議2021

日程|2022年2月3日[木]
会場|ユーロライブ(東京・渋谷) 会場参加、オンライン参加ともに可

◎プログラム(予定):
プレゼンテーション|コロナ禍の中で始めたこと(仮)

シネマネコ(青梅)、jig theater(鳥取)、小野沢シネマ(島根) K2(下北沢)、ほとり座+Da Friends(富山)、うえだ映劇/うえだ子どもシネマクラブ(上田)、Asian Film Joint(福岡)、チャーリー・バワーズ特集(神戸)ほか
『誰かの花』(横浜シネマ・ジャック&ベティ)、『きょう、映画館に行かない?』(元町映画館)、『こころの通訳者たち』(シネマ・チュプキ・タバタ)、『フタリノセカイ』(シネマテークたかさき/高崎映画祭)
その他 SAVE the CINEMA  ほか

ディスカッション|コロナの中で考える“持続可能な”映画館/コミュニティシネマ

【主なトピックス】
・関西の映画館の連携にみる「持続可能性の模索」
・労働環境・ジェンダー問題を考える
・劇場公開と配信の関係
・国際映画祭のあり方 など

近日中に詳細をお知らせします。

「ジョージア映画祭2022」スタート!~1月29日(土)より、岩波ホールにて

映画の王国ジョージア(グルジア)、ソ連時代(1921~91)の歴史的名作、サイレントの傑作から、コメディー、ミュージカル、社会派作品まで、政治体制の抑圧にもかかわらず、人間味にあふれ、独創的で、映画への愛がこめられた黄金期のジョージア映画、全34作品を一堂に集めて一挙上映します。

ピロスマニのアラベスク
ピロスマニのアラベスク

-岩波ホールでの上映についてはこちら
-全国の巡回情報についてはこちら

【主催】ジョージア映画祭2022実行委員会 企画:はらだたけひで/企画協力・日本語字幕:児島康宏/上映素材制作:大谷和之
【共催】一般社団法人コミュニティシネマセンター
【協力】ジョージア国立フィルムセンター、ジョージア国立アーカイブ、ジョージア・フィルム、ジョージア映画発展基金、ジョージア映画アカデミー
【後援】在日ジョージア大使館
【上映・巡回に関するお問い合わせ】
コミュニティシネマセンター Tel:050-3535-1573 Email:film@jc3.jp

「映画上映活動年鑑2021」制作中!(3月末発行予定)


このほかにも様々な事業を実施いたします。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。

岩崎ゆう子 小川茉侑
コミュニティシネマセンター事務局一同