今冬、特集《フレデリック・ワイズマンのすべて》開催!44作品を一挙上映

All about FREDERICK WISEMAN
フレデリック・ワイズマンのすべて
――フレデリック・ワイズマンの足跡 1967-2023

期間:2024年12月6日[金]~2025年3月29日[土]
会場:アテネ・フランセ文化センター
主催:コミュニティシネマセンター / アテネ・フランセ文化センター

チラシのダウンロードはこちら

今冬、特集《フレデリック・ワイズマンのすべて》開催!44作品を一挙上映!

今こそ見たい、ワイズマンが長年撮り続けた「アメリカ」を堪能する4ヶ月がはじまります。

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。50数年にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきました。今年の夏には最新作『至福のレストラン 三つ星トロワグロ』が公開され、注目を集めています。(近作を集めた傑作選も全国巡回中)

ワイズマン自身が、“〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出されます。

かつてワイズマンは、2016年のアメリカ大統領選の結果を受け、中西部インディアナ州の農業の町モンロヴィアを撮りました(『インディアナ州モンロヴィア』)。そして2024年秋、50数年をかけて、ワイズマンが見つめ続けたアメリカはどこへ向かおうとしているのでしょう。

本特集では、『チチカット・フォーリーズ』から、最新作『至福のレストラン 三つ星トロワグロ』(2023)まで、全47作品のうち現時点で上映可能なすべての作品、怒涛の44作品を一挙上映。巨匠フレデリック・ワイズマンの足跡をたどります。

◎ 上映作品一覧

チチカット・フォーリーズ 1967/84分
高校 1968/75分
法と秩序 1969/81分
病院 1970/84分
基礎訓練 1971/89分
エッセネ派 1972/89分
少年裁判所 1973/144分
霊長類 1974/105分
福祉 1975/167分
肉 1976/113分
パナマ運河地帯 1977/174分
シナイ半島監視団 1978/127分
軍事演習 1979/115分
モデル 1980/129分
ストア 1983/118分
競馬場 1985/114分
視覚障害 1986/132分
聴覚障害 1986/164分
適応と仕事 1986/120分
多重障害 1986/126分
ミサイル 1987/115分
臨死 1989/358分
セントラル・パーク 1989/176分
アスペン 1991/146分
動物園 1993/130分
高校2 1994/220分
BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界 1995/170分
コメディ・フランセーズ 演じられた愛 1996/223分
パブリック・ハウジング 1997/195分
メイン州ベルファスト 1999/248分
DV ドメスティック・バイオレンス 2001/195分
DV2 ドメスティック・バイオレンス2 2002/62分
最後の手紙 2002/62分
州議会 2006/217分
パリ・オペラ座のすべて 2009/158分
ボクシング・ジム 2010/91分
クレージーホース・パリ 夜の宝石たち 2011/134分
大学-At Berkeley 2013/244分
ナショナル・ギャラリー 英国の至宝 2014/181分
ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ 2015/190分
ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 2017/197分
インディアナ州モンロヴィア 2018/143分
ボストン市庁舎 2020/272分
至福のレストラン 三つ星トロワグロ 2023/240分

◎【限定50枚】全作品鑑賞券を1万円で販売!

映画に携わりたい、映画のつくり手を志す方へ、ぜひともワイズマンを見てほしい!という思いから、全作品鑑賞券を1万円で販売します!
なお、各作品1回鑑賞、複数人使用不可、1名につき1枚までの購入とさせていただきます。

◎ワイズマン作品に浸かるまたとない機会。製作年順に見るもよし、テーマ別にみるもよし!

会期前半では、ワイズマン監督作品を製作年順に上映。(一部順番が前後します。)
会期終盤の約2週間は、テーマ別にプログラムを組みました。
初めてワイズマンに触れる方にも、既にたくさん見た方も、作品との新たな出会いができるはずです!

ぜひとも足をお運びください!

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アテネ・フランセ文化センターウェブサイト
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/wi/wiseman2024-2025_1-2.html

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お問い合わせはこちら

コミュニティシネマセンター:Tel.050-3535-1573 e-mail: film@jc3.jp

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「全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎」を開催しました!

コミュニティシネマセンターは、9月19日[木]、20日[金]に川崎市アートセンターにて、全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎を開催しました。

「“学びの場”としての映画館」をテーマとして開催した今年のコミュニティシネマ会議、例年以上に多くの関心を集め、300人を越える参加者を迎えることができました。

プレゼンテーション+ディスカッション「映画館が「クリエイター」を育成する」では、コミュニティシネマ会議初参加となる全興連の佐々木伸一会長やU-NEXTの林健太郎映画部長が登壇、経産省や文化庁の映画振興担当者を交えて、国の新たな映画振興策を検討する場として第1回会合が行われたばかりの「映画戦略企画委員会」の報告などを元にディスカッションが行われ、映画館がクリエイターを育成する重要な場であるという認識を共有することができました。

ディスカッションに先立って上映された、国内外の13人の監督が「わたしと映画館」というテーマで映画館に対する想いを語る動画は、上映者と作り手の深い関係が、監督たち自身の言葉で繰り返し語られ、深い感動を誘いました。

また、今回の会議には、フランスから映画教育の専門家であるナデージュ・ルレさんをお招きしました。初日の講演ではフランスの教育プログラムの概観をお話しいただき、2日目の分科会では具体的な鑑賞ワークショップの方法を、また、9月21日、22日には川崎市アートセンターと東京日仏学院で、それぞれ『音のない世界で』と『マッチ売りの少女』の鑑賞とワークショップを実践していただき、“学びの場”となる映画館を具現化することもできました。

20日には、「 アートハウス・カルチャーの応答可能性(レスポンシビリティ)」、「新しいコミュニティシネマのつくりかた」、「「こどもと映画」プログラム/鑑賞ワークショップの方法論」という3つの分科会が、いずれも多くの参加者を得て、充実した内容で行われました。

プレゼンテーションもディスカッションも、分科会も、「次」につながる可能性のあるものであったように感じられます。多くの方から好意的なご感想をいただきました。

会議に合わせて実施した上映会も大変盛況となりました。

川崎市アートセンターのスタッフの皆様をはじめ、KAWASAKIしんゆり映画祭、日本映画大学など、「新百合ヶ丘」周辺で日頃から交流のある映画関係者の方々が集結くださり、漏れのない会場運営をしてくださいました。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

会議の最中に、スクリプターの白鳥あかねさんの訃報を聞きました。スクリプターとして日本映画史に重要な足跡を残された白鳥さんは、KAWASAKIしんゆり映画祭創設のメンバーのおひとりであり、今回の会場となった川崎市アートセンターの設立にも大きく関わり、その運営を常に温かく見守ってこられました。コミュニティシネマセンターもいろいろなことを教えていただきました。心よりご冥福をお祈りいたします。

「全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎」の模様は、その一部を後日採録として、ウェブサイト「Arthouse Press 藝術電影館通信」に掲載する予定です。こちらも楽しみにお待ちください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

コミュニティシネマセンター

「全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎」開催まであと1ヶ月!

今年の全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎は、来月9月19~20日に川崎市アートセンター等で開催します。

≫プログラムの詳細はこちら  (コミュニティシネマセンターウェブサイト「Conference」ページ)

コミュニティシネマセンターでは、1996年から、映画上映を行う人たちの情報交換と研究報告、ディスカッション、交流の場として「全国コミュニティシネマ会議」を開催しています。

現在、映画振興制度は大きな転機を迎えています。

2024年6月に内閣府(的財産戦略推進事務局)が発表した「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」には、「コンテンツ産業活性化戦略」としてコンテンツ産業官民協議会と映画戦略企画委員会の設置が明記されました。

クリエイター支援、クリエイター育成が重視される戦略の中で、クリエイター育成にとって重要な場所である映画館等の上映の場はどのように位置づけられるのか。目が離せない状況です。

今回の会議のディスカッションには、全興連の佐々木伸一会長UNEXTの林健太郎氏が初めて参加されるほか、新しい映画振興策で重要な役割を果たすと考えられている経済産業省文化創造産業課文化庁の参加も決定しています。

全国コミュニティシネマ会議で映画振興策の最前線の話を聞くことができます。

また、今年はフランスから若年層向けの映画プログラムの専門家ナデージュ・ルレNadège Roulet)さんをゲストに迎え、プレゼンテーションやレクチャーを行います。

さらに、3つの分科会、いずれも例年以上に充実した内容を準備しています。

 分科会1:アートハウス・カルチャーの応答可能性(レスポンシビリティ)
 分科会2:新しいコミュニティシネマのつくりかた
 分科会3:「こどもと映画」プログラム/鑑賞ワークショップの方法論

また今回は、9月21日[土](全国コミュニティシネマ会議翌日)には、ナデージュ・ルレさんを講師、若い観客に映画の魅力を伝え、より深く、楽しみながら映画を鑑賞してもらうための映画鑑賞ワークショップを開催します。

フランスで行われている“映画の授業”(鑑賞ワークショップ)を体験していただきます。(詳細は追ってお知らせします)

“映画上映の現在”を知り、これからの映画上映を豊かにするための多彩なプログラム、どうぞご期待ください!

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全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎
2024年9月19日[木]・20日[金]
会場:川崎市アートセンター(神奈川県川崎市)
ほか
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9月2日[月]より一般受付開始!
◎8月26日[月]よりコミュニティシネマセンター会員優先受付

参加申込 https://cckaigi2024-kawasaki.peatix.com
 *参加を希望する方は、9月13日[金]までにお申込みください。
 *定員になり次第締め切らせていただきます。
※プレスで参加をご希望の方は、上記申込をせずにコミュニティシネマセンター(Email. film@jc3.jp Tel. 050-3535-1573)までご連絡ください。

会議 1,500円
 *参加費は、当日受付にて現金でお支払いいただきます。
 *コミュニティシネマセンター[団体]会員は1団体1名無料。
 *9月19日、20日共に参加可。一部のみの参加も同じ。
レセプション 4,000円
映画上映(入替制)
 『近頃なぜかチャールストン』 一般・シニア1,100円(障がい者1,000円/高校生以下800円)
 『エイン』 500円均一

  *コミュニティシネマセンター[団体]会員は1団体1名無料。

全国コミュニティシネマ会議2024 9/19・20に川崎市で開催!

今年の「全国コミュニティシネマ会議2024」は
9月19日[木]・20日[金]に神奈川県川崎市・川崎市アートセンターで開催します!

今年も新しい視点からのプレゼンテーション・ディスカッションや、いろいろなテーマの分科会を企画しています。

本日は、現在予定しているプログラムを少しご紹介します!

皆様、ぜひともご予定ください。

全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎
日時 9月19日[木]・20日[金]
会場 川崎市アートセンター 他

  • オープニング上映では懐かしい川崎市のニュース映像を上映!
  • 「こどもと映画」(映画鑑賞教育プログラム)に関するプレゼンテーションと講演
    フランスから映画教育の専門家を迎え、フランスの映画教育が若い観客の育成・開拓にどんな効果をもたらしているのかを聞きます。川崎市アートセンターやコミュニティシネマの「こどもと映画」プログラムのプレゼンテーションも。
  • “学びの場”としての映画館をテーマにディスカッション!
    現在、内閣府「新しい資本主義実現会議」)や経済産業省、文化庁等で新しい映画振興策が検討されています。この中で特に重視されているのがクリエイターの「支援」「育成」です。つくり手のみならず、鑑賞者、上映者自身をも“育成”する場であり、幅広い意味で “学び”(教育)の場でもある映画館(上映者)の重要性と可能性を、多彩な登壇者とともに考えます。
  • 今年もやります!プレゼンテーションマラソン2024
    川崎市で活動する多彩な上映者等のプレゼンテーション、乞うご期待!
  • 3つの重要で魅力的な分科会!(いずれも予定、仮題)
    ① アートハウス・カルチャーの応答可能性(レスポンシビリティ)
    ② 新しいコミュニティシネマのつくりかた
    ③ 子ども(若年層)と映画プログラム/鑑賞ワークショップの方法論
  • 映画上映も見逃せません!
    岡本喜八生誕百年記念企画
    日本映画大学連携企画
    素敵なゲストも登場!

詳細はConferenceをご覧ください。

9月、川崎市アートセンターにお集まりください!

お問い合わせ:コミュニティシネマセンター TEL:050-3535-1573 email:film@jc3.jp

「夏休みの映画館2024」いよいよ今月開催!

「夏休みの映画館2024」ウェブサイトを公開しました!

https://kodomoeigakan.jp/natsuyasumi/

子どもたちは日常的に多くの映像に囲まれて
生活していますが、大きなスクリーン(映画館等)で
映画を見る機会は限られています。
また、シネマコンプレックスで話題の大作や
アニメーションを見ることはあっても、
地域にある多様な映画を上映するコミュニティシネマ/ミニシアターで
映画を見たことがある子どもはとても限られています。

「夏休みの映画館」は、
夏休み期間中に、地域に暮らす子どもたちに、
地域の映画館を訪れてもらうための新しい取り組みです。

2021年にスタートした「夏休みの映画館」、今年で4回目を迎えます。

「夏休みの映画館2024」の5つのポイント

少しずつ実施会場も増え、今年は全国9会場で開催!
シネマテークたかさき(群馬)/東京都写真美術館/横浜シネマ・ジャック&ベティ/松本CINEMAセレクト(長野)/大阪シネ・ヌーヴォ/元町映画館(兵庫)/福岡市総合図書館/Denkikan(熊本)/ガーデンズシネマ(鹿児島)

映画をより深く知り、より楽しんでもらえるように上映作品の鑑賞の手引きとなるような小さな冊子「鑑賞ノート」を作成しています。これまでに7作品の鑑賞ノートを作成しました。『セロ弾きのゴーシュ』/『音のない世界で』/『タレンタイム』/『はちどり』/『世界のアニメーション作品集』/『37セカンズ』/『フロリダ・プロジェクト』

今年は過去3回の上映作品から、鑑賞ノートを作成した作品を中心にプログラムを組んでいます。

サイレント映画の活弁付上映や伴奏付上映、上映に合わせたミニコンサートを実施!ライブで映画を楽しんでもらえます。

それぞれの会場で独自にワークショップや映写室見学、トークイベントを企画しています!

【主催】

シネマテークたかさき 東京都写真美術館 横浜シネマジャック&ベティ
松本CINEMAセレクト シネ・ヌ―ヴォ(大阪)  元町映画館(神戸)
福岡市総合図書館 Denkikan(熊本) ガーデンズシネマ(鹿児島)
一般社団法人コミュニティシネマセンター

【対象】

小学生~高校生及び大学生など若い観客を主な対象に設定(観客としては大人も可)

【料金】

高校生以下 500円(福岡市総合図書館では400円)、大学生以上は各劇場で設定
※ミニコンサート付上映などで料金が異なる場合がございます。ウェブサイトをご確認ください。

【上映作品】

サイレント映画 活弁・演奏付上映
『ルパン三世 カリオストロの城』100分/1979年/日本/監督:宮崎駿
『セロ弾きのゴーシュ』63分/1982/日本/監督:高畑勲
『ロシュフォールの恋人たち』123分/1966年/フランス/監督:ジャック・ドゥミ
『音のない世界で』99分/1992年/フランス/ドキュメンタリー/監督:ニコラ・フィリベール
『はちどり』138分/2018年/韓国/監督:キム・ボラ
ほか

◎詳細はウェブサイトをご参照ください。
 

【お問い合わせ】

コミュニティシネマセンター
050-3535-1573 film@jc3.jp

「夏休みの映画館2024」今年も開催します!

「夏休みの映画館」は、夏休み期間中に、地域に暮らす子どもたち(小学生~高校生や大学生)に、地域の映画館を訪れてもらうための新しい取り組みです。

昨年は、全国8会場・1000人の来場者に映画を届けることができ、「夏休みの映画館」が少しずつ定着してきています。

今年の「夏休みの映画館2024」の5つのポイント

  • 2021年から続き、4回目となる今年。少しずつ実施会場も増え、今年は以下の9会場で開催!
    シネマテークたかさき
    (群馬)/東京都写真美術館/横浜シネマ・ジャック&ベティ/松本CINEMAセレクト(長野)/大阪シネ・ヌーヴォ/元町映画館(兵庫)/福岡市総合図書館/Denkikan(熊本)/ガーデンズシネマ(鹿児島)
  • これまで、下記の7作品の鑑賞ノート(鑑賞の手引きとなるワークシート)を作成しました。今年は対象作品の鑑賞ノートを無料配布!子どもたちの自由研究にも使えます
    『セロ弾きのゴーシュ』/『音のない世界で』/『タレンタイム』/『はちどり』/『世界のアニメーション作品集』/『37セカンズ』/『フロリダ・プロジェクト』
  • 今年は過去3回の上映作品から、鑑賞ノートを作成した作品を中心にプログラムを組んでいます。
  • いくつかの会場では、今年もサイレント映画の活弁付上映や、伴奏付上映を行います!
  • 今年からは、各会場の独自性も重視。それぞれの会場でワークショップ映写室見学、トークイベントを実施します!

本日は、実施会場と上映プログラムを発表

2024年の「夏休みの映画館」へ、ご来場をお待ちしております!


夏休みの映画館2024

シネマテークたかさき 7月26日(金)~8月8日(木)

  • NFAJ短篇集:歌とリズム
  • ヤマムラアニメーション
  • 『パンダコパンダ』
  • 『音のない世界で』
  • 『はちどり』
  • 『ぼくたちの哲学教室』

東京都写真美術館 7月23日(火)~8月4日(日) ※月曜休館

  • 山村浩二アニメーション特集
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』
  • 『セロ弾きのゴーシュ』
  • 『ぼくの好きな先生』
  • 『すべての些細な事柄』
  • 『音のない世界で』

横浜シネマ・ジャック&ベティ

7月27日(土)~28日(日)、8月3日(土)~4日(日)、24日(土)~25日(日)

  • サイレント映画 演奏付上映
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』
  • 『はちどり』
  • 『ロシュフォールの恋人たち』
  • 『音のない世界で』

松本CINEMAセレクト(まつもと市民芸術館/松本市エムウイング) 

7月20日(土) まつもと市民芸術館 小ホール

  • 『狂った一頁』活弁付上映

7月27日(土)、8月18日(日) 松本市エムウイング 6階ホール

  • 『ルパン三世 カリオストロの城』
  • 『セロ弾きのゴーシュ』

大阪シネ・ヌーヴォ 7月27日(土)~28日(日)、8月24日(土)~25日(日)

  • サイレント映画 活弁・演奏付上映
  • 『セロ弾きのゴーシュ』
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』
  • アニメーション作品集 山村浩二作品集/NFAJ短篇集:歌とリズム
  • 『ロシュフォールの恋人たち』
  • 『音のない世界で』

元町映画館(神戸) 7月27日(土)~28日(日)、8月10日(土)~11日(日)

  • 『ロシュフォールの恋人たち』
  • サイレント映画 活弁・演奏付上映
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』
  • 『セロ弾きのゴーシュ』

福岡市総合図書館 7月25日(木)~7月28日(日)

  • 『セロ弾きのゴーシュ』
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』
  • 『太陽の王子 ホルスの大冒険』

Denkikan(熊本) 7月27日(土)~28日(日)、8月17日(土)~18日(日)

  • 『セロ弾きのゴーシュ』
  • サイレント映画 活弁付上映
  • 『ロシュフォールの恋人たち』
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』

鹿児島ガーデンズシネマ 7月27日(土)~28日(日)、8月3日(土)~4日(日)

  • サイレント映画 活弁付上映
  • 『セロ弾きのゴーシュ』
  • 『音のない世界で』
  • 『ルパン三世 カリオストロの城』

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\\「夏休みの映画館」印の上映会も全国で!//

前橋シネマハウス 7月13日(土)~7月28日(日)の土日祝日

鎌倉市川喜多映画記念館 8月2日(金)

川崎市アートセンター(映画タイムマシン) 8月6日(火)~8月9日(金)

宇和島市生涯学習センター(IDo)8月11日(日・祝)

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詳細は続報をおまちください!

「フランス映画の現在をめぐって」チラシが完成

Mois de la critique – édition spécial Yokohama 2024
映画批評月間 横浜 2024 スペシャルエディション
~フランス映画の現在をめぐって

2024年6月29日(土)~7月12日(金)、横浜シネマ・ジャック&ベティにて開催!


コミュニティシネマセンターでは、アンスティチュ・フランセが、フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新のフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間」の全国巡回を行ってきました。今回は、横浜シネマ・ジャック&ベティと共催で、「映画批評月間 横浜2024スペシャルエディション〜フランス映画の現在をめぐって」を開催します。
この企画では、これまでに「映画批評月間」で上映してきた作品の中から、「子どもたち、若者たち、恋人たち」、「女たちの現在」というふたつのテーマを設定して選んだ13本の作品を上映、また、『落下の解剖学』(2023)でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、世界の注目を集めるジュスティーヌ・トリエ監督の3つの作品を上映します。チラシを見る

今月末6月29日(土)よりスタート。
週末にはトークイベントも開催(アルノー・デプレシャン監督オンラインで登壇)します。

ぜひ足をお運びください!

映画批評月間 横浜 2024 スペシャルエディション ~フランス映画の現在をめぐって
会期:2024年6月29日(土)~7月12日(金)
会場:横浜シネマ・ジャック&ベティ
https://www.jackandbetty.net/cinema/detail/3512/

上映作品
 - 子どもたち、若者たち、恋人たち
 - 女たちの現在
 - ジュスティーヌ・トリエ監督特集
トークイベント
上映スケジュール


《上映作品》

子どもたち、若者たち、恋人たち
おとなへと近づく中で、自分の内にある欲望、エネルギー、感情をうまく制御できず、不安定で、ときに野蛮で、ときに繊細、とにかく生命力、好奇心、驚きに満ちた若者たち。そんな若者たちの身体、心の動き、囁き、叫び、世界との対峙、出会いを映画はどのように描いてきたでしょう。アサイヤス監督の『冷たい水』(1994)から、デプレシャン監督の『あの頃エッフェル塔の下で』、ギヨーム・ブラック監督の『みんなのヴァカンス』、2021年の『スペアキー』まで、7本の“青春映画”を上映します。

冷たい水 L’eau froide 

1994年/92分/カラー/フランス

監督:オリヴィエ・アサイヤス 出演:ヴィルジニー・ルドワイヤン、シプリアン・フーケ、ラズロ・サボ

1972年の冬のある日。日常のすべてに鬱屈を抱える少女が同級生の少年を連れ、森の奥へ逃げ出す。ジャニス、CCR、アリス・クーパー…、当時のアメリカン・ロックの響きと若者たちの躍動が交錯する。「16ミリの超軽量キャメラを使用し、低予算、短期間で、まるでアンダーグランド映画を撮っているようで、70年代の雰囲気が自ずと甦ってきた」(O・アサイヤス)。

あの頃エッフェル塔の下で Trois souvenirs de ma jeunesse 

2015年/123分/カラー/フランス ※R15+

監督:アルノー・デプレシャン 出演:マチュー・アマルリック、カンタン・ドルメール、ルー・ロワ=ルコリネ、アンドレ・デュソリエ

恋愛映画の金字塔『そして僕は恋をする』から20年の時を経て、人生も半ばを過ぎた主人公が、恋に生きた青春の日々を追憶する。長い海外生活を終えてフランスへ戻ることになった人類学者で外交官のポールは、スパイ疑惑がかけられ空港で止められ、心の奥にしまい込んでいた青春時代の思い出を呼び起こしていく。

シェエラザード Shéhérazade

2018年/112分/カラー/フランス ※R12+

監督:ジャン=ベルナール・マルラン 出演:ディラン・ロベール、ケンザ・フォルタス、イディール・アズグ

ザカリは17歳、刑務所から出所したばかり。母親にも見捨てられ、マルセイユの下町をぶらついていたところ、シェエラザードという名の少女と運命的な出会いをする……。2018年ジャン・ヴィゴ賞受賞作品。「J-B・マルランの初監督作は、マルセイユのある界隈の社会的暴力に鋭く切り込む。そしてその界隈出身の初映画出演の俳優たちに白熱のエピソードを提供する」(マルコス・ウザル、リベラシオン)。

思春期 彼女たちの選択 Adolescentes

2019年/135 分/カラー/フランス/ドキュメンタリー

監督:セバスチャン・リフシッツ

育った環境も、性格も似ていないアナイスとエマ。13 歳から18 歳、思春期を生きる少女2 人の5年間を追ったドキュメンタリー。エマとアナイスの間に少しずつ差異が生まれ、互いの距離が広がっていく。2020年ルイ・デュリュック賞受賞。

みんなのヴァカンス À l’abordage

2020年/100分/カラー/フランス

監督:ギヨーム・ブラック 出演:エリック・ナンチュアング、サリフ・シセ、エドゥアール・シュルピス

女の子、もてない男、水遊び、サイクリング、嫉妬、諍い…。勢いにまかせて夏を謳歌しようとする若者たちの姿を、ギヨーム・ブラック監督が優しい眼差しで描いた青春映画。南フランスのきらびやかな風景の中、不器用で愛おしいヴァカンスが、静かに映し出されていく。

揺れるとき Petite nature

2021年/93分/カラー/フランス

監督:サミュエル・セイス 出演:アリオシャ・ライナート、アントワン・ライナルツ、メリッサ・オレクサ、イジア・イジュラン

10歳のジョニーは東フランスの貧しい地域でシングルマザーの母と二人の兄妹と共に暮らしていた。敏感で賢い彼は様々な物事に関心を持つが、ある日、都会から赴任してきた新任教師に心惹かれてゆく。注目の若手監督サミュエル・セイスの長編2作目。カンヌ国際映画祭〈批評家週間〉出品。

スペアキー Fifi

2021年/108分/カラー/フランス

監督:ジャンヌ・アスラン&ポール・サンティラン 出演:セレスト・ブリュンケル、カンタン・ドルメール

フランス東部の町ナンシー。低家賃住宅で暮らすソフィーは、カオスな家庭環境にウンザリしている。夏のある日、ヴァカンスへ旅立つ旧友の大きな家の鍵を手にして…。人生と自由に目覚めていく少女を瑞々しく演じるS・ブリュンケル、デプレシャンの『あの頃エッフェル塔の下で』で発見されたC・ドルメールを迎えた、詩情とユーモア溢れる作品。

女たちの現在
価値観が多様化し急激に変化する社会の中で、女性の生き方も大きく変化してきました。仕事、恋愛、家族、セクシュアリティ…苦悩し、もがきながらも、生き生きと、ときに楽しみながら自分らしい生き方、愛し方を模索する女性たち。そうした新たな女性像をレア・セドゥ、アナイス・ドゥムースティエ、ヴィルジニー・エフィラ、ノエミ・メルラン、アデル・エグザルコプロスといった新世代の女優たちはどのように体現しているのでしょうか。

アトランティック Atlantique

2019年/106分/カラー/フランス、セネガル、ベルギー

監督:マティ・ディオップ

都市開発が進むセネガルの首都ダカール。建設現場で働くスレイマンと恋仲にある17歳の少女アイダは、裕福な婚約者との結婚を控えていた。職場に耐えかねたスレイマンたちはスペインへと旅立つ。女たちが残された空虚な港町へ、彼らは思いもよらない姿で帰還する。現代セネガル社会の暗部を映しながら意表を突くストーリーと幻想的なビジュアルイメージで唯一無二の世界観を打ち出したマティ・ディオップ初長編作品。2019年カンヌ国際映画祭コンペティショングランプリ。

フランス France

2021年/134分/カラー/フランス=ドイツ=イタリア=ベルギー

監督:ブリュノ・デュモン 出演:レア・セドゥ、バンジャマン・ビオレ、ユリアーネ・ケーラー

スター・ニュースキャスター、フランス。交通事故で移民家族の息子に怪我を負わせたことをきっかけに生き方を変えようとするが…。プロの俳優を使いたがらないブリュノ・デュモンが、主演にレア・セドゥを迎えた。一人の女性の肖像であり、フランスという国、メディアというシステムの肖像でもある。第74回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品。

恋するアナイス Les Amours d’Anaïs

2022年/116分/カラー/フランス

監督:シャルリーヌ・ブルジョワ=タケ 出演:アナイス・ドゥムースティエ、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ドゥニ・ポダリデス

博士論文も書き終えられず、将来にも恋愛にも見通しが立たない30歳のアナイス。ダニエルという年配の男性とつき合い始めるが、次第にダニエルのパートナー、エミリーに魅かれていく。第74回カンヌ国際映画祭批評家週間で注目を集めたシャルリーヌ・ブルジョワ=タケの長編デビュー作。

そんなの気にしない Rien à foutre

2022年/115分/カラー/フランス=ベルギー

監督:エマニュエル・マール、ジュリー・ルクストル 出演:アデル・エグザルコプロス、アレクサンドル・ペリエ、マーラ・タキン

格安航空の客室乗務員カサンドラは、フライトからフライトへ、パーティからパーティへ、しがらみのない毎日を生きている。しかし、会社のプレッシャーは厳しさを増し、カサンドラは次第に自分を見失っていく。A・エグザルコプロスが素晴らしい演技を見せている。第75回カンヌ国際映画祭批評家週間出品。

パリの記憶 Revoir Paris

2022年/105分/カラー/フランス

監督:アリス・ウィンクール 出演:ヴィルジニー・エフィラ、ブノワ・マジメル、グレゴワール・コラン

ミアはパリのとあるブラッスリー襲撃事件に巻き込まれてしまう。3ヶ月経ってもかつての日常を取り戻せないミアは、襲撃現場を訪れ当時の記憶を辿りはじめる。2016年にパリで起きた同時多発テロ事件を彷彿とさせる。気鋭の若手女性監督A・ウィンクールの長編4作目。カンヌ映画祭監督週間出品。

イノセント L’innocent

2022年/100分/カラー/フランス

監督:ルイ・ガレル 出演:ルイ・ガレル、ロシュディ・ゼム、ノエミ・メルラン、アヌーク・グランベール

60歳の母シルヴィが服役中の男と結婚しようとしていることを知ったアベルはパニックになる。親友のクレマンスの助けを借りて、母を守るために男を追い始める。しかし、新しい継父ミシェルとの出会いはアベルを変えていくことに…。人気俳優であり、監督としても着々と力を付けているルイ・ガレルの監督長編4作目。ペーソス溢れる家族ドラマから、60年代のイタリアン・コメディ、そして犯罪コメディへとジャンルを横断していく快作。

ジュスティーヌ・トリエ監督特集
『落下の解剖学』がカンヌ、セザール賞、アカデミー賞と快進撃を続け、世界中がその才能に注目するジュスティーヌ・トリエ。ギヨーム・ブラック、ヴァンサン・マケーニュ、そして、公私ともにパートナーであるアルチュール・アラリらとともに、2000年以降、それまでとは異なるテーマや方法で映画を撮り始めた新世代の監督です。仕事と私生活の間で苦悩しながらも、自分の道を見出していく女性たちの繊細かつワイルドな魅力を描いてきました。トリエ・ワールドにようこそ!

ソルフェリーノの戦い La bataille de Solférino

2013年/94分/フランス

出演:レティシア・ドッシュ、ヴァンサン・マケーニュ、アルチュール・アラリ

レポーターのレティシアはフランス大統領選挙の決選投票の取材の真最中。そこへ、娘たちとの面会を求める元夫が押しかけ…泣き叫ぶ娘たち、途方に暮れるベビーシッター、通りには歓喜と悲嘆が渦巻く。パリの歩道、バスティーユ広場やフランス社会党の本部がある「ソルフェリーノ通り」などは実際に大統領選挙決選投票の日(2012年5月6日)に撮影された。

ヴィクトリア Vitoria

2016年/97分/フランス 

出演:ヴィルジニー・エフィラ、ヴァンサン・ラコスト、メルヴィル・プポー

弁護士のヴィクトリアは出席した結婚式で、昔の友人ヴァンサンと以前担当した依頼人サムに再会する。ヴィルジニー・エフィラが仕事、家庭、恋愛の間で、自分の生き方を模索する現代的女性を魅力的に演じ、V・ラコストもその魅力を十二分に発揮、さらにM・プポーが油断のならない二枚目を好演。本国でも大ヒットの恋愛コメディ!

落下の解剖学 Anatomie d’une chute

2023年/152分/フランス 

出演:サンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール

雪山の山荘で起きた転落事故。死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻、唯一の証人となった視覚障害の息子…。事件の裁判が進む中、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦の間の秘密や噓が露わになっていく。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞、第96回アカデミー賞でも5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。


《トークイベント》

6月29日(土)  14:00の回『あの頃エッフェル塔の下で』上映後、アルノー・デプレシャン監督トーク(聞き手:坂本安美

7月6日(土)    15:50の回『ヴィクトリア』上映後、坂本安美[アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任]による作品解説

7月7日(日)     14:00の回『そんなの気にしない』上映後、トークを予定しています。詳細は追ってお知らせします。


《上映スケジュール》

[会場]

横浜シネマ・ジャック&ベティ
〒231-0056 横浜市中区若葉町3-51 ☎045-243-9800
https://www.jackandbetty.net/

お問い合わせは…

一般社団法人コミュニティシネマセンター
Tel.050-3535-1573 Fax.03-3461-0760
e-mail:film@jc3.jp web:http://www.jc3.jp/

映画批評月間 フランス映画の現在《スペシャルエディション》6/29より横浜で開催!

mois de la critique – édition spécial Yokohama 2024

映画批評月間 横浜 2024 スペシャルエディション
~フランス映画の現在をめぐって

2024年6月29日[土]~7月12日[金] 横浜シネマ・ジャック&ベティで開催!

アンスティチュ・フランセが、フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新のフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間」。

これまでに「映画批評月間」で上映してきた作品の中から、「子どもたち、若者たち、恋人たち」、「女たちの現在」というテーマで選んだ珠玉の作品たち、そして、『落下の解剖学』で、世界中で注目されるジュスティーヌ・トリエの作品を上映します。

どうぞ、ご期待ください!


チラシはこちら


映画批評月間 横浜2024スペシャルエディション〜フランス映画の現在をめぐって

開催期間2024年6月29日[土]~7月12日[金]
会場横浜シネマ・ジャック&ベティ  
上映作品16作品

子どもたち、若者たち、恋人たち

おとなへと近づき、そうした通過儀礼の中で自分のうちなる欲望、エネルギー、感情をうまく制御できず、不安定で、ときに野蛮で、ときに繊細で、とにかく生命力、好奇心、驚きに満ちた若者たち。そんな若者たち、恋人たちを描く青春映画の傑作選。

あの頃エッフェル塔の下で Trois souvenirs de ma jeunesse 2015年/監督:アルノー・デプレシャン

思春期 彼女たちの選択 Adolescentes jeunesse 2019年/監督:セバスチャン・リフシッツ

揺れるとき Petite nature 2021年/監督:サミュエル・セイス ほか

女たちの現在

価値観が多様化し急激に変化する社会の中で、女性の生き方も大きく変化してきました。恋愛、仕事、家族…フランスの女性たちは、自分らしい生き方、愛し方を模索しています。そうした新たな女性像を、レア・セドゥ、アナイス・ドゥムースティエ、ヴィルジニー・エフィラ、ノエミ・メルラン、アデル・エグザルコプロスら、現在のフランス映画を代表する女優たちがどのように体現しているのか発見できる特集でもあります。

フランス France 2021年/監督:ブリュノ・デュモン

恋するアナイス Les Amours d‘Anaïs 2021年/監督:シャルリーヌ・ブルジョワ=タケ

そんなの気にしない Rien à foutre 2022年/監督:エマニュエル・マール、ジュリー・ルクストル

パリの記憶 Revoir Paris 2022年/監督:アリス・ウィンクール ほか

ジュスティーヌ・トリエ特集

『落下の解剖学』がカンヌ、セザール賞、アカデミー賞と快進撃を続け、世界中がその才能に注目するジュスティーヌ・トリエ。

仕事と私生活の間で苦悩しながらも、自分の歩道を見出していく女性たち、へこたれては立ち上がり、泣きそうになりながらも走り、仕事をし、育児をし、恋愛もする女たちを描く、トリエ・ワールドにようこそ!

ソルフェリーノの戦い La bataille de Solférino 2013年/監督:ジュスティーヌ・トリエ

ヴィクトリア Victoria 2016年/監督:ジュスティーヌ・トリエ

落下の解剖学(予定) ほか

上映作品は近日中に確定します。
トークイベントも開催します。

続報をお待ちください!

お問い合わせは…

一般社団法人コミュニティシネマセンター
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 5F
Tel.050-3535-1573 Fax.03-3461-0760
e-mail:film@jc3.jp web:http://www.jc3.jp/ 

映画上映に関する調査報告書『映画上映活動年鑑2023』(A4変形判/196頁)発行!

映画上映に関する調査報告書『映画上映活動年鑑2023』(A4変形判/196頁)が完成しました!

映画の上映は、映画産業・コンテンツ産業の一部であると同時に、文化事業、教育事業、公共的な事業でもあります。「映画上映活動年鑑」では、幅広い視点から上映活動をとらえ、「映画館での上映(興行)」(及び配給)に関するデータを収集するとともに、映画祭やシネマテーク、「映画館以外」での公共的な上映活動に関するデータを収集、これらを合わせて分析することによって、我が国における映画上映の現状を提示しています。映画館や公開作品については独自に詳細なデータを収集、巻末には、47都道府県別に全映画館と公共的な上映活動のリストを掲載しています。我が国における映画上映のリアルな状況を提示し、その課題を分析しています。

また、今年の年鑑では、「コロナ後のコミュニティシネマ」「フィルム上映の現状を考える」という二つの特集を掲載。「全国コミュニティシネマ会議2023」「日韓映写技師ミーティングin福岡」でのディスカッションやプレゼンテーションを採録、コロナ後の映画館の新しい試みや、日本と韓国のフィルム上映の現状等を読むことができます。


【POINT】

映画館での上映

  • 映画館での上映(興行)に関する様々なデータ[観客数、興行収入、映画館数、スクリーン数、公開作品]を表やグラフとともに提示。10年前(2004年)との比較も。
  • コロナが映画館に与えた影響について、2019年と2023年のデータを比較、分析
  • シネコン・ミニシアターの映画館数の10年間の変化を、都道府県別に掲載。
  • アメリカ、フランス、韓国など、諸外国の映画上映に関するデータを提示。日本と比較・分析。

公共上映

  • 映画専門施設(シネマテーク)や映画祭、公共ホール等、映画館以外の多様な場所で行われている上映に関するデータを提示。

※この年鑑でしか知ることができない貴重なデータです。

特集1|コロナ後のコミュニティシネマ

  • 全国コミュニティシネマ会議2023イン高崎(2023年9月開催)よりコロナ後の映画館コミュニティシネマについてのディスカッションを収録。
  • 持続可能な映画館として独自の試みを展開する「小倉昭和館」と「ミッドランドスクエア シネマ」のプレゼンテーションも。

※こちらの章はArthouse Pressでもお読みいただけます。

特集2|フィルム上映の現状を考える

  • 日本と韓国のフィルム上映に関するプレゼンテーションを掲載。
  • 日韓の映写技師によるディスカッションでは、映写技師たちがフィルムの魅力を語ります。

都道府県別映画上映施設一覧

  • 全国47都道府県の全映画館リスト(過去10年間の映画館の開館・閉館がわかる)、各都道府県で行われる映画祭・公共上映のデータを作成

年鑑の一部は、コミュニティシネマセンターウェブサイトResearch&Reportsでもお読みいただけます。

年鑑の購入を希望される方は、ウェブサイトまたは添付のご注文用紙よりご注文ください。
ウェブサイトでの注文はこちら:http://jc3.jp/wp/books/
※ご注文後、コミュニティシネマセンター(film@jc3.jp)より、入金方法など詳細をご連絡いたします。

※コミュニティシネマセンター会員には本報告書を送付しています!ご入会もウェブサイトよりお申し込みください。
申込はこちら:http://jc3.jp/wp/entry/

『映画上映活動年鑑』に関するお問い合わせ:コミュニティシネマセンター
Tel:050-3535-1573 Email: film@jc3.jp

映画上映活動年鑑2023

A4変形/ 196ページ/2024年3月刊行 文化庁「令和5年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

【目次】

I 映画館での上映
・概況|公開本数・公開作品|諸外国との比較|都道府県別概況|全国映画館リスト2023

Ⅱ 公共上映
・全国映画祭リスト2023
・公共の映画専門施設(シネマテーク)及び上映事業を行う美術館
・映画館以外で行われる上映活動

Ⅲ 特集1|コロナ後のコミュニティシネマ
・プレゼンテーション+ディスカッション:再生する映画館~映画館コミュニティシネマはみんなのもの~
・ディスカッション|プレゼンテーション「小倉昭和館の再建」
・プレゼンテーション「ミッドランドスクエア シネマの試み」
・資料「映画館の経営状況と今後についてのアンケート」

Ⅳ 特集2|フィルム上映の現状を考える―採録:日韓映写技師ミーティングin福岡
・フィルムで見る映画について
・日本におけるフィルム上映の現状|韓国におけるフィルム上映の現状
・ディスカッション「映写技師という仕事」

Ⅴ 都道府県別上映施設一覧

Ⅵ 上映に関わる用語

Arthouse Press 記事「再生する映画館~映画館はみんなのもの~」を公開!

\\ 5月上旬より一般販売予定「映画上映活動年鑑2024」の特集の一部を一足先に公開! //

昨年秋の全国コミュニティシネマ会議2023採録より、特集:「再生する映画館~映画館(コミュニティシネマ)はみんなのもの~」を公開しました!

全国約80館のミニシアターにご回答いただいたコロナ禍の経営状況のアンケート結果や、東京のミニシアターの興行力、シネコンの動員推移データなど、貴重な資料も掲載!

◎「再生する映画館~映画館(コミュニティシネマ)はみんなのもの~(1)」

ディスカッション

  • 「映画館の経営状況と今後についてのアンケート」の結果について〈レポート〉
  • ミニシアターだけではない「コミュニティシネマ」、「ミニシアターvsシネコン」ではない
  • 新しい上映支援制度のポイント
  • 文化資源としての映画館 …など

◎「再生する映画館~映画館(コミュニティシネマ)はみんなのもの~(2)」

  • プレゼンテーション1 小倉昭和館の再建
  • プレゼンテーション2 シネコン「ミッドランドスクエア シネマ」の試み

ぜひともお読みください!

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【Arthouse Press】
「再生する映画館~映画館(コミュニティシネマ)はみんなのもの~(1)」
https://arthousepress.jp/articles/community_cinemas_after_corona/
「再生する映画館~映画館(コミュニティシネマ)はみんなのもの~(2)」
https://arthousepress.jp/articles/community_cinemas_after_corona2/
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コミュニティシネマセンター