関係者の皆様
今年も残りわずかとなりました。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
コミュニティシネマセンターの活動にご支援、ご協力、ご高配を賜り、ありがとうございます。
今年5月に新型コロナウィルスが5類に移行され、コミュニティシネマの上映活動も通常の形に戻りました。国際映画祭等は海外からも多くのゲストを迎え、コロナ前の盛り上がりを取り戻しました。一方、映画館の観客数はコロナ前には戻っておらず、閉館を余儀なくされる映画館が出るなど懸念される状況が続いています。多くの映画館がデジタルシネマ機の入替の時期を迎えており、困難な状況に拍車をかけています。
そのような中、多様な映画を上映する地域の映像文化の拠点としての活動を継続していくための募金やクラウドファンディングに挑戦する映画館も少なくありませんでした。そのほとんどが、目標とする金額を大きく上回る支援金を得ることができています。
今年は、多くの映画館が地域の“コミュニティシネマ”として認識され、無くしてはならない大切な場所となっているのだということを感じる年ともなりました。
2023年は、コミュニティシネマセンターの活動の原点である「コミュニティシネマ憲章~地域における豊かな映画環境の創造のために~」を発表して、20年の節目の年でもあります。この憲章は少し古めかしくなっているところもありますが、現在もなお有効です。
この憲章を読み返しながら、来年も活動を続けてまいります。
今後ともご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
末尾となりましたが、皆様が、よい新年を迎えられますようにお祈り申し上げます。
コミュニティシネマセンター