学校、病院、警察、軍隊、図書館…様々な組織を撮り続けたフレデリック・ワイズマンが描く“大学”『大学―At Berkeley』、ついに日本初公開!

 

ワイズマンの最高傑作のひとつ、これまでのキャリアに基づく映画作りの集大成。
–Leslie Felperin, VARIETY

国家が誇る傑作。できるだけ多くの人が見るべき極めて重要な作品。
–Oliver Lyttleton, The Playlist

コミュニティシネマセンターは、3月29日[金]、30日[土]に、世界屈指の名門公立大学カリフォルニア大学バークレー校の2010年秋学期を描いた未公開作『大学—At Berkeley』(2013)を日本で初公開します。

UCLAなど、10大学からなるカリフォルニア州立大学群の中で最も古い歴史をもつバークレー校。100人以上のノーベル賞受賞者を輩出し、優れた教育研究機関として世界的に知られています。同大学を追う今作は、講義や研究の風景や課外活動、授業料値上げに抗議する学生たち、資金難に直面し奮闘する経営陣など、大学の様々な側面を映し出しています。
「現存の最も偉大なドキュメンタリー作家」と称されるワイズマンの作品を年代順に追ってきた昨年秋からの特集「フレデリック・ワイズマンの足跡」の総集編「フレデリック・ワイズマンのすべて」の最後を飾る『大学―At Berkeley』。
“世界で最も有名な図書館”の舞台裏を追った新作『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の5月公開前に是非とも見てもらいたい作品です。
ご来場を心よりお待ちしております。

大学―At Berkeley
At Berkeley/2013年/244分/DCP/監督:フレデリック・ワイズマン/撮影:ジョン・デイヴィー
カリフォルニア大学バークレー校は、1868年に創設された州立カリフォルニア大学の発祥地であり、アメリカで最も古く権威のある総合大学。世界有数の研究教育機関であり、学生運動の拠点にもなったリベラルな校風でも知られる。知的・社会的使命を果たすための授業や研究活動、構内で行われる学生たちの様々な活動やイベント、大学を維持・管理・経営していくための無数の会議や行政との折衝など、あらゆる活動を追う。

会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
上映日時:3月29日[金]17:30- | 3月30日[土]13:00- / 17:30- *3回のみ
料金:一般|1300円 学生/シニア|1000円 アテネ・フランセ文化センター会員|900円
*当日券のみ。連日1回目の上映開始20分前から当日上映分のチケットを販売。特集上映のお得な3回券もあり。

★★特集「フレデリック・ワイズマンのすべて」好評実施中★★
公式サイト http://jc3.jp/wiseman2018/
アテネ・フランセ文化センター公式サイト http://www.athenee.net/culturalcenter/
上映作品やスケジュールなどの詳細については、上記のウェブサイトをご参照ください。