Research&Reports 2020年度

 

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日本における映画館及び非映画館(公共ホール等)での上映状況のデータの収集・分析や、映画祭やコミュニティシネマといった公共的な上映活動に関する調査など、映画上映活動に関する様々な調査を行っています。

 

 

映画上映活動年鑑2020

(PDF)と書かれていない項目は、ウェブ上に公開していません。
報告書「映画上映活動年鑑2020」で、全体をお読みいただくことができます。

Ⅰ 映画館での上映

| 1 概況(PDF)
| 2 公開本数・公開作品(PDF)
| 3 諸外国との比較(PDF)
| 4 都道府県別概況(PDF)

Ⅱ 公共上映

| 1 公共の映画専門施設(シネマテーク)及び上映事業を行う美術館など(PDF)
| 2 上映事業を行っている公共ホールなど(PDF)

*「全国映画祭リスト」は、今年度は、特集「コロナ禍の中のミニシアター・上映者」の「2. コロナ禍の中の映画祭」にて掲載している。

Ⅲ 特集:コロナ禍の中のミニシアター・上映者

[1]上映者たちの言葉[2020年12月16日]

1. ミニシアター(PDF)
2. シネマテーク、自主上映など(PDF)
資料(PDF)
1:アンケートの結果
2:コロナ後に始められたミニシアター(アートハウス)・上映者を支援する様々な活動・プロジェクト
3:コロナ禍を乗り切るためにミニシアター・上映者自身が行った“SAVE the CINEMA”活動

採録:ディスカッション SAVE the CINEMA!(PDF)

[2]コロナ禍の中の映画祭(PDF)

[3]海外のアートハウスの現在
1. アメリカ(ニューヨーク)(PDF)
2. フランス(PDF)
3. 韓国(PDF)
 資料: 年表:コロナとSAVE the CINEMAの記録(PDF)

Ⅳ 都道府県別上映施設一覧

V 上映に関わる用語(PDF)

  本年鑑のデータ作成にあたっては、以下の資料を参照した。
●人口
総務省統計局発表「人口推計」 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/
2011年については、2011年10月1日現在の数値を参照。
2020年については、各都道府県が発表している「人口推計」(2020年10月1日現在)を参照した。●スクリーン数及び映画館数
「日本映画産業統計」(日本映画製作者連盟) http://www.eiren.org/toukei/data.html
『映画年鑑』別冊「映画館名簿」[1993~2020](時事映画通信社刊 /キネマ旬報社刊)
『映画上映活動年鑑』[2010/2016/2017/2018/2019](コミュニティシネマセンター刊)
*各年の1月1日から12月31日まで営業があった映画館をスクリーン数及び映画館数としている。
また、「映画館名簿」に掲載されていない上映施設でも、恒常的な上映を行っている場合は映画館に加え、また、掲載されている上映施設でも上映実績が確認できなかった場合は載せていない場合がある。

●観客数、公開本数、興行収入、都道府県別観客数
「日本映画産業統計」(日本映画製作者連盟) http://www.eiren.org/toukei/data.html
「特定サービス産業実態調査報告書 映画館編」(経済産業省) http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabizi/
*「日本映画産業統計」における観客数(日本映画製作者連盟2021年1月発表)には、都道府県別の内訳は示されていないが、2019年まで公表されていた「特定サービス産業実態調査報告書 映画館編」(経済産業省)には、都道府県別観客数が記載されている。
本年鑑では、「特定サービス産業実態調査報告書 映画館編」をもとに、各年の観客数総計に対して各都道府県の観客数が占めるシェアの平均値を計算、「日本映画産業統計」発表の全国の観客数にこの割合を乗じることで、各都道府県の観客数の概算値を算出している。

●諸外国の上映に関するデータ
- アメリカ(及びカナダ):アメリカ映画協会 Motion Picture Association of America(MPAA)”Theatrical Home Entertainment Market Environment (THEME) Report” http://www.mpaa.org/research-and-reports/
- フランス:フランス国立映画センター Centre National du Cinema et de l’Image Animee(CNC)”Bilan du CNC” http://www.cnc.fr/web/en/publications
- イギリス:英国映画協会 British Film Institute(BFI)”Statistical Yearbook”
http://www.bfi.org.uk/education-research/film-industry-statistics-research/statistical-yearbook
- ドイツ:ドイツ映画振興協会 Filmförderungsanstalt(FFA)”FFA Info”
http://www.ffa.de/studien-und-publikationen.html
- オーストラリア:スクリーン・オーストラリア Screen Australia “Fact Finders”
https://www.screenaustralia.gov.au/fact-finders/
- 韓国:韓国映画振興委員会 영화진흥위원회(KOFIC)”Korean Film Industry”
http://www.koreanfilm.or.kr/eng/publications/books.jsp
『映画年鑑2019』「統計編 世界主要各国映画諸統計」(キネマ旬報社刊)

●全国映画祭リスト
「映画祭に関する基礎調査2015-2016報告書」(コミュニティシネマセンター編集)の「全国映画祭リスト」を更新した。

●シネマテーク及び映画資料館、映画上映を行う美術館・博物館
全国のアーカイブ・シネマテークに対して行ったアンケート調査(2017年)を元に作成・更新した。

●上映事業を行っている公共ホールなど
前年のデータに、2020年に上映事業を行ったことが確認できた公共ホールを追加した。

●映画資料館
『全国映画資料館録2015』(東京国立近代美術館フィルムセンター編)を参照。


◆映画館の種別
本年鑑では、映画館を、その形態・上映プログラムにより、原則として下記の4種類に分類している。
・シネマコンプレックス(シネコン)
同一の運営組織が、同一の所在地に名称の統一された複数のスクリーンを設置し、かつ、出入り口、入場券売場、ロビー・売店、映写室等を集約化して共有する映画館。本年鑑では原則として「5スクリーン以上」としている。
・ミニシアター/名画座
大手映画製作・配給会社の直接の影響下にない独立した経営を行い、単館ないしは数館による公開を前提とした「単館系」「アート系」と呼ばれる作品を中心に番組編成を行う小規模劇場・映画館、及び旧作またはロードショー館での上映が終了した新作で番組編成をしている映画館。
・既存興行館
その地域の興行会社が経営する従来型の映画館。かつてはその多くが大手映画製作・配給会社の直営・系列館として経営されてきた。本年鑑では、新たに開館した映画館であっても、上映作品の多くが大手映画製作・配給会社の作品であれば「既存興行館」としている。
・成人映画館
「上映に関わる用語」を参照。

◆公共上映に関する用語
・シネマテーク
映画を定期的に上映する映画アーカイブや美術館等の文化施設や公立映画館など、公共的な映画上映のための専門施設。
・映画祭
特定の場所で期間を限定してコンペティション形式ないしは特集形式で複数の映画・映像作品を集め、上映するイベントで定期的に開催されるもの。