Conference

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全国各地で映画上映を行っている人たちの情報交換と研究報告、そしてディスカッション、交流の場として、1996年から毎年開催しています。全国の映画館や、映画祭、シネマテークや公共ホール、シネクラブ、自主上映団体、配給会社、映画や文化政策を学ぶ学生等々、コミュニティシネマの活動に関心のある人たちが集まります。海外のコミュニティシネマ関係者をゲストとして招くこともあります。上映活動を行う人たちが、ネットワークを広げるための大切な場となっています。興味のある方なら誰でも参加できます。

 

全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎

▷ 全国コミュニティシネマ会議2024チラシ

今年の会議は川崎市で開催します。映画振興制度は大きな転機を迎えています。2024年6月に発表された首相を議長とする「新しい資本主義実現会議」の本年度実施計画案では、「コンテンツ産業活性化戦略」としてコンテンツ産業官民協議会と映画戦略企画委員会の設置が明記されました。クリエイター支援、クリエイター育成が重視される戦略の中で、つくり手(クリエイター)の育成の場である映画館等の上映の場はどのように位置づけられるのでしょうか。関係者とともに話し合い、考えます。
今年も、“映画上映の現在”を知り、これからの映画上映を豊かにするための、多彩なプログラムを準備しています。


◎プログラム

※出演者等は変更になる場合がございます。ご了承ください。

2024年9月19日[木]
会場:川崎市アートセンター小劇場 [定員:195人]

13:00 開場
13:30 開会・主催者挨拶
13:40-13:55 ◎オープニング上映
「川崎市政ニュース映画」セレクション〈川崎市映像アーカイブ〉

かつて県内の映画館で上映されていた「神奈川ニュース」の中で、川崎市に関連したニュース映像が、川崎市に権利譲渡されアーカイブ化されました。そのなかからのセレクションを上映します。
14:00-15:40 ◎プレゼンテーション+講演
“学びの場“としての映画館Ⅰ:コミュニティシネマの映画鑑賞教育プログラム

2021年にスタートした「夏休みの映画館」。全国各地の映画館やシネマテークが連携して子どものための上映会を開催、子どもたちに地域の映画館で多様な映画に出会う機会を提供するとともに、教育プログラムを専門に行うスタッフの育成、鑑賞ワークショップの方法論の構築を目指しています。国内の鑑賞教育プログラムのプレゼンテーションと、フランスの専門家による講演をききます。

プレゼンテーション1:コミュニティシネマの映画鑑賞教育プログラム~「夏休みの映画館」を中心に
プレゼンテーション2:川崎市アートセンターの映画教育プログラム
講演:フランスの映画教育プログラムと若年層観客の育成・開拓

保育園から小学校、中学校、高校、大学における公教育、地域の映画館においても徹底した鑑賞教育が行われるフランス。映画教育は観客の開拓・育成においてどのような成果を挙げているのでしょうか。

講師:ナデージュ・ルレ Nadège Roulet

フランスの映像教育プラットフォーム「アルシペル・デ・ルシオール(L’Archipel des lucioles)」映画教育プロジェクトマネージャー/教材制作出版担当
大学で映画制作を学んだ後、映画教育を専攻、以後、20年以上にわたり、幼児から高校生まで若い観客の開拓・育成・教育事業に携わる。子どものための映画館「ユルシュリーヌ」等いくつかの映画館での経験を経て、2013 年に子ども向けの映画の専門サイト「benshi」を共同で創設。現在は映像教育プログラムをコーディネートする機関「アルシペル・デ・ルシオール」 に所属している。

15:50-17:30 ◎プレゼンテーション+ディスカッション
“学びの場“としての映画館Ⅱ:映画館が「クリエイター」を育成する

現在、内閣府知的財産戦略推進事務局(「新しい資本主義実現会議」)や経済産業省、文化庁等で新しい映画振興策が検討されています。この中で特に重視されているのが「クリエイター支援」「クリエイター育成」です。このディスカッションでは、多様な映画の鑑賞機会を提供する映画館やコミュニティシネマといった上映の場が、多様な映画の鑑賞機会を提供する映画館やコミュニティシネマといった上映の場が、映画監督等のつくり手(クリエイター)のみならず、鑑賞者、上映者自身をも“育成”する場であり、幅広い意味でクリエイターの育成において重要な役割を果たす場所であることを確認し、その重要性と可能性を話し合います。

監督たちのメッセージ:わたしと映画館(上映の場)
是枝裕和/リム・カーワイ/塚本晋也/深田晃司/濱口竜介/山﨑樹一郎/小田香/山中瑶子
アルノー・デプレシャン/ペドロ・コスタ/ジュヒ(製作・配給・興行)/エリック・クー/三宅唱 ほか

ディスカッション
[登壇者]
佐々木伸一(全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)会長、佐々木興業株式会社会長)
志尾睦子(一般社団法人コミュニティシネマセンター代表理事、NPO法人たかさきコミュニティシネマ代表)
諏訪敦彦(映画監督、action4cinema、東京藝術大学大学院映像研究科教授)
林健太郎氏(株式会社U-NEXT映画部)
渡辺栄太朗(経済産業省文化創造産業課総括補佐)
田村順也(文化庁参事官(芸術文化担当)付芸術文化調査官)
[司会]
とちぎあきら(コミュニティシネマセンター理事、フィルム・アーキビスト)
ほか映画振興関係省庁の登壇を予定しています。

17:45-18:45 プレゼンテーションマラソン2024

開催地域の映画館・シネマテーク・映画祭:川崎市アートセンター、日本映画大学、KAWASAKIしんゆり映画祭、チネチッタ、喜八プロダクション、「映像のまち・かわさき」推進フォーラム ほか
韓日アートシネマ交流フォーラム報告 ほか

19:15-21:00 レセプション

会場:新百合21(トウェンティワン)ホール[定員:100人]

2024年9月20日[金]
会場:川崎市アートセンター映像館、コラボレーションスペース/日本映画大学(新百合ヶ丘キャンパス)

10:00-12:00 分科会 ※以下はいずれも予定➀ アートハウス・カルチャーの応答可能性レスポンシビリティ

[進行]山崎紀子(シネ・ヌーヴォ)、山下宏洋(シアター・イメージフォーラム)、渡辺祐一(東風)
[ゲスト]小森はるか(映像作家)、月永理絵(ライター)北條誠人(ユーロスペース)

製作・配給・上映の現場における性加害やハラスメント、労働搾取など、提起される様々な問題に対して何ができるのか。いかにして映画の自律性を保持するのか。responsibility(責任)のresponseとは、他者の問いかけに応答することです。活動報告と対話を通じて、アートハウス・カルチャーに携わる私たち自身の「応答可能性レスポンシビリティ」を探ります。

➁ 新しいコミュニティシネマのつくりかた

[進行]竹中翔子(シネコヤ)、志尾睦子(コミュニティシネマセンター/NPO法人たかさきコミュニティシネマ)

仲間を募って上映会をやってみたい、身近な場所に上映できる場をつくりたい、映画館(ミニシアター)をつくりたい…コミュニティシネマにもいろいろな段階、あり方があります。あなたはどんな“コミュニティシネマ”をつくりたいですか。初めての人も、ベテランの映画館支配人も、“新しいコミュニティシネマ”のヒントが得られます。

③「こどもと映画」プログラム/鑑賞ワークショップの方法論

[進行]土田環(早稲田大学)
[登壇者]村上朗子(川崎市アートセンター)、阿部久瑠美(鎌倉市川喜多映画記念館)、ナデージュ・ルレ(通訳:金敬淑)、コミュニティシネマセンター

未来の観客や映画の制作者を育てるために、映画を上映する私たちに何ができるのか−−上映を行う人たちのためのワークショップや教育プログラムに関する情報を共有する場が求められています。この分科会では「夏休みの映画館」のための「鑑賞ノート」を使ったプログラムを中心にプログラムの立て方、作品の魅力を伝える際のポイントなどを考えます。

12:15-12:45 全体会

会場:川崎市アートセンター映像館

14:00- 全国コミュニティシネマ会議開催記念上映会

会場:川崎市アートセンター映像館

【上映作品】
映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 川崎市アートセンター
『近頃なぜかチャールストン』(監督:岡本喜八/1981年/116分)
[トークゲスト]利重剛(主演・共同脚本)

日本映画大学連携企画
日本映画学校卒業生・モンティンダン監督(ミャンマー出身)作品上映
『エイン』(2006年/45分)
[トークゲスト]モンティンダン(監督)+天願大介(監督/日本映画大学学長)

全国コミュニティシネマ会議2024イン川崎

日程:2024年9月19日[木]・20日[金]
会場:川崎市アートセンター(神奈川県川崎市)
ほか
川崎市麻生区万福寺6-7-1 tel.044-955-0107
小田急線「新百合ヶ丘駅」北口より徒歩3分
https://kawasaki-ac.jp/

9月2日[月]より一般受付開始!
※8月26日[月]よりコミュニティシネマセンター会員優先受付

[参加申込]
https://cckaigi2024-kawasaki.peatix.com

*参加を希望する方は、9月13日[金]までにお申込みください。
*定員になり次第締め切らせていただきます。

会議 1,500円
*参加費は、当日受付にて現金にてお支払いいただきます。
*コミュニティシネマセンター団体会員は1団体1名無料。
*9月19日、20日共に参加可。一部のみの参加も同じ。
レセプション 4,000円
映画上映
(入替制)
『近頃なぜかチャールストン』
一般・シニア1,100円(障がい者1,000円/高校生以下800円)
『エイン』
500円均一
*コミュニティシネマセンター団体会員は1団体1名無料。

◎申込に関するお問い合わせ
コミュニティシネマセンター
TEL: 050-3535-1573 Email: film@jc3.jp

◎会場に関するお問い合わせ
川崎市アートセンター
TEL: 044-955-0107 Email: info@kawasaki-ac.jp

主催:一般社団法人コミュニティシネマセンター
共催:公益財団法人川崎市文化財団
協力:日本映画大学
後援:川崎市 、神奈川県興行生活衛生同業組合、「映像のまち・かわさき」推進フォーラム 、NPO法人KAWASAKIアーツ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業・芸術家等人材育成)/独立行政法人日本芸術文化振興会 、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

 


これまでの全国コミュニティシネマ会議

2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年

2023年

9月22日(金)、23日(土) 高崎[会場:高崎芸術劇場]

– プレゼン+ディスカッションI :アートとまちづくりの現在
– プレゼン+ディスカッションII :再生する映画館~映画館はみんなのもの~
– プレゼンテーションマラソン2023
– 分科会1:映画祭の現在―地域の「国際」映画祭について考えよう!
– 分科会2:フリーディスカッション どうする映画館?!
– 分科会3:Fシネマ・プロジェクト!フィルムの可能性~映画の魅力を知ってもらうための試み~
– 全国コミュニティシネマ会議開催記念上映会:
「第16回国民文化祭・ぐんま2001 in たかさき」シンポジウム関連作品「2001 映画と旅」(15分/黒沢清監督)「新世界」(18分/阪本順治監督)「すでに老いた彼女のすべてについては語らぬために」(51分/青山真治監督)
『珈琲時光』(2004年/103分/侯孝賢監督)※[Fシネマ・プロジェクト]
『家族のレシピ』(2017年/89分/エリック・クー監督)

▷ コミュニティシネマ会議2023チラシ

2022年

11月18日(金)、19日(土) 盛岡[会場:岩手県公会堂]*オンライン配信も実施

– プレゼン+ディスカッションI :”映画祭”の時代
– プレゼン+ディスカッションII :「上映活動支援」制度を実現するために
– プレゼンテーションマラソン2022
– 分科会1:本と映画がであう場所—図書館・まちの書店とコミュニティシネマ—
– 分科会2:映画館(ミニシアター)における「こどもと映画プログラム」-若年層の観客を開拓する
– 分科会3:「”シアター未満”・”シアター以上”」-まちに創造される新たな上映空間。
– 全国コミュニティシネマ会議開催記念 フィルム上映会[Fシネマ・プロジェクト]:『息子』(1991/監督:山田洋次/121分)・『ハゲタカ』(2009/監督:大友啓史/134分)

▷ コミュニティシネマ会議2022チラシ

2021年

2月3日(木) [会場:ユーロライブ(東京・渋谷)]*オンライン配信も実施

– プレゼンテーション コロナ禍の中で始めました。
– ディスカッション:“持続可能” な映画館/コミュニティシネマ
– 『こころの通訳者たち What a Whonderful World』プレミア上映[ユニバーサル上映]

▷ コミュニティシネマ会議2021チラシ

2020年

12月16日(水) [会場:ユーロライブ(東京・渋谷)]*オンライン配信も実施

– 報告 コロナ禍と映画上映 これまで・現在・これから
・国内の映画館・上映者
・海外のアートハウスの状況(アメリカ、フランス、韓国)
– ディスカッション SAVE the CINEMA!

▷ コミュニティシネマ会議2020チラシ

2019年

9月6日(日)、7日(月) 埼玉[会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ]

– プレゼン+ディスカッションI :日韓コミュニティシネマ会議
– プレゼン+ディスカッションII:上映者が作り手を育てる
– プレゼンテーションマラソン2019
– 分科会1:やっぱり、ここで映画をみたい―映画館をつくる/映画館を再生する
– 分科会2:映画館におけるデジタルシネマの今後と公共施設におけるデジタルシネマの導入を考える
– 分科会3:子どもと映画プログラム~若年層の観客を開拓する

▷ コミュニティシネマ会議2019チラシ

2018年

9月28日(金)、29日(土) 山形[会場:山形グランドホテルほか]

– ディスカッション:映像文化創造都市の可能性-“映画”が都市を魅力的にする
– プレゼンテーション+ディスカッション:映画上映の現在と未来―映画配信時代の上映
– 分科会1:地域の映像アーカイブとその活用について
– 分科会2:Fシネマで行こう!フィルム上映を企画しよう!
– 分科会3:若年層の観客を開拓する―大学生・高校生と映画館
– 分科会4:劇場の運営効率化を現場レベルで考えよう!
– 分科会5:上映初心者のための分科会~上映会企画ワークショップ

▷ コミュニティシネマ会議2018チラシ

2017年

9月8日(金)、9日(土) 横浜 [会場:横浜市開港記念会館]

– 講演 ヨーロッパの映画館の現在と未来
– レクチャー:“上映”を定義する(仮)―映写の資源と映画館文化―
– ディスカッション:“上映”とは何か。~多様化する「上映」を考える
– プレゼンテーションマラソン “映画都市・横浜!”を中心に
– トーク:映画の世界へ誘う、字幕という仕事
– ディスカッション:あしたの映画館のすがた―続・ミニシアターの20年
▷ コミュニティシネマ会議2017チラシ

2016年

9月30日(金)、10月1日(土) 高崎 [会場:高崎電気館]

– プレゼンテーション:高崎における“コミュニティシネマ”~高崎映画祭からシネマテークたかさき、高崎電気館へ
– ディスカッション:温故知新?~コミュニティシネマのこれまでとこれから
– 特別上映+トーク:『煙突と映画館 みやこシネマリーン閉館の記録(仮題ダイジェスト版)
– コミュニティシネマ“プレゼンテーション・マラソン!”
– ディスカッション:地域のミニシアターの20年
– トーク:「映画の本『ジャックと豆の木』創刊関連トーク“劇場と映画と観客を結ぶ”
– コミュニティシネマの映画“コミュニティシネマのシネマ”のススメ
▷ コミュニティシネマ会議2015チラシ

2015年

9月4日(金)、5日(土) 新潟 [会場:新潟県民会館小ホール/リュートピア 新潟市民芸術文化会館]

– 基調報告:文化創造都市・新潟と映画
– ディスカッション:文化政策の中の映画上映振興策
– プレゼンテーション:新潟のコミュニティシネマ
– ディスカッション:新しい映画上映のかたち~これから映画上映をはじめる人たちのために
– 分科会1:小さな町のコミュニティシネマ
– 分科会2:大きな町のコミュニティシネマ
▷ コミュニティシネマ会議2015チラシ

2014年

10月22日(水)、23日(木) 東京 [会場:東京国立近代美術館フィルムセンター]
スクリーン体験フォーエバー! ~私たちはスクリーンで映画をみたい/みせたい

– トーク:香川京子(女優) 「映画は大きなスクリーンでみてほしい」
– プレゼンテーション: 「スクリーン体験」をめぐる現状 / 新しい映画上映振興策について
– ディスカッション: 映画上映の現状と望ましい映画上映振興策 ~その実現に向けて
– 映画上映と解説: 「MoMAニューヨーク近代美術館映画コレクション」関連企画
– 『ニューヨークの地下鉄』 他 上映  解説: MoMAフィルムコレクションの魅力とFシネマ・プロジェクト
– コミュニティシネマのプレゼンテーション
– セッション1:コミュニティシネマとしての映画館(シネマ・シンジケート・プロジェクト)
– セッション2:Fシネマ・プロジェクト ~フィルムの上映環境を確保するために(シネマテーク・プロジェクト)
– セッション3:コミュニティの中の映画祭の可能性
▷ コミュニティシネマ会議2014チラシ

 

2013年

9月6日(金)、7日(土) 浜松市 [会場:クリエート浜松]
コミュニティシネマのリノベーション! ~映画を軸にクリエイティブなまちづくりを考える~

– ワークショップ: あなたの劇場の「デジタル化」の現状を話し合おう!
– ディスカッション: 映画館(コミュニティシネマ)のリノベーション!
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『楽隊のうさぎ』(監督:鈴木卓爾/2013年/97分) *プレミア上映
– 分科会1: 映画祭の現在―魅力的なプログラムのあり方
– 分科会2: Fシネマ・プロジェクト~フィルムの上映環境を確保するために
– 分科会3: シネマ・シンジケート・プロジェクトを検証する
– プレゼンテーション: 『楽隊のうさぎ』ができるまで
– ディスカッション: 映画をつくること/映画を上映すること/コミュニティをつくること
– ワークショップ: 作品に即した広報宣伝戦略とは ~『楽隊のうさぎ』をモデルケースに~
▷ コミュニティシネマ会議2013チラシ

 

2012年

9月8日(土)、9日(日) 那覇市 [会場:桜坂劇場]
魅力的なまち、居心地のいい場所≒コミュニティシネマ

– プレゼンテーション: 魅力的なまち・那覇をかたちづくる人たち ~桜坂劇場のまわりにいる人たち~
– ディスカッション: 居心地のよい場所≒コミュニティシネマ ~桜坂劇場 大解剖!~
– 報告: 「シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト」 レポート
– ディスカッション: 残す? 残さない? -35ミリ上映環境の確保について考える
– 映画上映: 『ビラルの世界』(監督:ソーラヴ・サーランギ/2008年/88分) *コミュニティシネマ賞授賞作品
– ディスカッション: 高校生の映画館 イン 桜坂
▷ コミュニティシネマ会議2012チラシ

 

2011年

9月2日(金)、3日(土) 広島市 [会場:広島市映像文化ライブラリー他]
シネマエール東北 ~映画の可能性を信じて

– 基調報告: 映画応援団―シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト
– ディスカッション: 映画に何ができるのか
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『広島・長崎における原子爆弾の影響』 (1946年/164分) *部分上映
– 講義: ヨーロッパにおける映画教育の現在
– 報告とディスカッション: 高校生のための映画館(仮)プロジェクトの実施について
– 映画上映:
『ボクシング・ジム』(監督:フレデリック・ワイズマン/2010) *日本初上映
『ニュース映画に見るヒロシマ、ナガサキ、ビキニ』
『二十万の亡霊 200000 Phantoms』(監督:ジャン・ガブリエル・ペリオ/2007)
▷ コミュニティシネマ会議2011チラシ

 

2010年

9月10日(金)、11日(土) 山口市 [会場:山口情報芸術センター(YCAM)]
“メディア芸術センター”としてのコミュニティシネマの可能性

– 基調報告: メディア芸術センターとしてのコミュニティシネマ
– 基調報告Ⅰ: 山口情報芸術センターの中の“映像”
– 基調報告Ⅱ: コミュニティシネマの未来系 “映像メディアセンター”プラン
– プラン1: 弘前市吉井酒造煉瓦倉庫アートメディアセンター構想
– プラン2: 「空想のメディア芸術センター」構想
– ディスカッション: “メディア芸術センター”としてのコミュニティシネマの可能性
– 新しいコミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 名画座フォーラム: 日本映画クラシック作品の上映環境を考える
– 講義: デジタルシネマの現在
– 映画上映:
『海炭市叙景』(監督:熊切和嘉/2010) *シネマ・シンジケート作品
『トラス・オス・モンテス』(監督:アントニオ・レイス/1976) *シネマテーク・プロジェクト作品
▷ コミュニティシネマ会議2010チラシ

 

2009年

9月4日(金)、5日(土) 川崎市 [会場:川崎市アートセンター ほか]
政策の中の映画

– 基調講演:岡島尚志(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹/国際フィルム・アーカイヴ連盟会長)
「フィルム・アーカイヴと映画上映の未来」
– プレゼンテーション: 映画館と映像のまちづくり
– ディスカッション: 政策の中の映画
– 分科会1: 映画祭/シネクラブ~地域における映画祭を考える~アジア映画の魅力
– 分科会2: シネマテーク・プロジェクト+映像教育部
– 分科会3: シネマ・シンジケート~ 映画館における“アウトリーチ”を考える
– 映画上映:
『オルエットの方へ』(監督:ジャック・ロジェ/1969年/154分)
– 「生誕百年記念 映画監督 山中貞雄」シンポジウム(シネマテーク・プロジェクト関連企画)
シンポジウム:
青山真治(映画監督/小説家)、西山洋市(映画監督)、
廣瀬純(龍谷大学経営学部教員)、クリス・フジワラ(映画批評家)
上映作品:『河内山宗俊』(監督:山中貞雄/1936年/81分)
▷ コミュニティシネマ会議2009チラシ

 

2008年

8月29日(金)、8月30日(土) 仙台市 [会場;せんだいメディアテーク]
都市に映画の文脈(コンテクスト)を育む

– 基調講演: ワン・パイジャン(「台北之家」プログラム・ディレクター)
「台湾のコミュニティシネマ “台北之家”について」
– プレゼンテーションとディスカッション: 都市に映画の文脈(コンテクスト)を育む
– 分科会1: シネマテーク・プロジェクト
– 分科会2: シネマ・シンジケート
– 分科会3: 映画祭/シネクラブ
– 分科会4: 映像学芸員 ―資格の新設とその目的
– 分科会5: 子どものための映画映像教育
– 映画上映:
『秉愛』(監督:馮艶(フォン・イェン)/2007) *監督舞台挨拶
『シャーリーの転落人生』(監督:冨永昌敬/2008)
『罪の天使たち』(監督:ロベール・ブレッソン/1943)
▷ コミュニティシネマ会議2008チラシ

 

2007年

8月31日(金)、9月1日(土) 東京 [会場:東京国立近代美術館フィルムセンター]
映画を伝達する ~批評、メディア、観客

– 基調講演:蓮實重彦(映画批評家/東京大学元総長)
「『モンゴメリー・クリフ(ト)問題』について―映画史のカノン化は可能か?」
– ディスカッション1: 映画を伝達する─批評、メディア、観客
– ディスカッション2: 上映システムを強化する
– 分科会1: アートシネマ・シンジケート(仮称)構想
– 分科会2: シネマテーク・プロジェクト構想
– 映画上映:
『煙り草物語』(1924)、『斬人斬馬剣』(1929)、『石川五右衛門の法事』(1930)、『國士無双』(1932)、
『RHYTHM [リズム]』(1935)『百年後の或る日』(1933)
– コミュニティシネマのプレゼンテーション
▷ コミュニティシネマ会議2007チラシ

 

2006年

9月8日(金)、9日(土) 札幌市 [主催:NPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌]
デジタル時代の映画上映 ~上映することの意味を考える

– 基調講演: 中谷健太郎(由布院「亀の井別荘」主人) 「ソコが、ココになる日~由布院盆地は再生するか?」
– プレゼンテーションとディスカッション: デジタル時代の映画上映
– 分科会1: 映画教育について考える ~学校と映画の関係
– 分科会2: デジタル上映とは何か ~デジタルシネマの世界的動向から日々の上映まで
– コミュニティシネマに関するプレゼンテーション
– 映画上映: 『壁男』(監督:早川渉/2006年/98分) *プレミア上映
▷ コミュニティシネマ会議2006チラシ

 

2005年

11月11日(金)、12日(土) 金沢市 [会場:金沢市文化ホール、金沢21世紀美術館]
芸術の創造力がまちを再生する -映画とまちの関係を考える –

– 基調講演:ジャン=ルイ・ボナン(フランス・ナント市文化局長) 「文化でよみがえるフランスの都市ナント」
– プレゼンテーション:
公設民営映像ホールの実現に向けて (KAWASAKIしんゆり映画祭)
金沢コミュニティシネマ構想 (金沢コミュニティシネマ推進委員会)
– ディスカッションⅠ: 芸術の創造力がまちを再生する――映画とまちの関係を考える
– プレゼンテーション:
アーティストと子どもたちの出会い ~ASIASの試み
フィルム・アーカイヴによる映画教育プログラムの可能性
– ディスカッションⅡ: 子どもたちと映画 ~映画上映と教育プログラム
– コミュニティシネマに関するフリーディスカッション
– 映画上映: アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品
『トロピカル・マラディー』(2004)、『アイアン・プッシーの大冒険』(2003)、
『ブリスフリー・ユワーズ』(2002)、『真昼の不思議の物体』(2000)
▷ コミュニティシネマ会議2005チラシ

 

2004年

8月20日(金)、21日(土) 高知市 [会場:高知県立美術館]
映画教育について考える

– 基調講演1: アラン・ベルガラ(パリ第三大学映画教授、映画作家・研究者)
「フランスにおける映画教育」
– 基調講演2: ウェンディ・アール(英国映画協会BFI教育部門リソース・エディター)
「イギリスにおける映画教育の実践」
– ディスカッション:映画教育を考える
– 映画教育に関するプレゼンテーションⅠ:高知における教育プログラムの事例報告
– 映画教育に関するプレゼンテーションⅡ:国内の映画教育実践報告
– アラン・ベルガラ氏によるワークショップ
– コミュニティシネマに関するフリーディスカッション
– ワークショップと映画の上映: のぞいてみようよ 映画の国 『菊次郎の夏』(監督:北野武/1999年/121分)
▷ コミュニティシネマ会議2004チラシ

 

2003年以前の会議

映画上映ネットワーク会議2003イン大阪 (9月 大阪市)
“コミュニティシネマ”宣言!

映画上映者ネットワーク会議2002 (9月 岐阜市)
地域における映画環境の変化と“コミュニティシネマ”(公共映画館)の可能性

基調講演: ポク・ファンモ(韓国湖南大学演劇映像学科助教授) 「韓国の映画振興制度」

映画上映者ネットワーク会議2001 (11月 東京)
日本における映画文化の振興を考える 地域の活性化(まちづくり、都市計画)と映画

映画上映者ネットワーク会議2000 (11月 高崎市)
地域の活性化・映画の活性化

基調講演: デビー・シルバーファイン(ニューヨーク州芸術評議会副理事、電子メディア・映画部門ディレクター)
「ニューヨーク文化はいかにしてつくられるか」

映画上映者ネットワーク会議1999 (9月 青森市)
地域における映画・映像上映・創造の拠点づくり~地域を結ぶネットワークの将来像~

基調講演: カレン・アレクサンダー(英国映画協会BFIマーケティング部門責任者)
「英国における公共上映の状況――BFIの活動を中心に」

映画上映者ネットワーク会議1998 (9月 山形市)
公共上映の諸問題――日々の上映活動を考える

基調講演: マーク・ノーネス(ミシガン大学助教授)
「アメリカにおける公共上映の状況――ミシガン州アン・アーバー」

映画上映者ネットワーク会議1997 (8月 萩市)
地域の映画祭・映画上映を考える

基調講演1: ペーター・ベア(マンハイム・コミュナール・キノ「シネマクアドラ」)
「ドイツの都市・地方自治体における文化事業としての映画の上映活動について」
基調講演2: マリー=クリスチーヌ・ド・ナヴァセル(東京日仏学院院長、当時)
「フランスにおける映画とオーディオ・ヴィジュアル作品」

映画上映ネットワーク会議1996 (7月 福岡市)
地域の映画祭・映画上映を考える

基調講演: 高野悦子(岩波ホール総支配人) 「映画がつくる文化交流」