「文化なしごと 創造事業」について
皆様
お世話になっております。
コミュニティシネマセンターでは、20世紀アーカイブ仙台等4団体でコンソーシアムを組み、内閣府が実施する「復興支援型地域社会雇用創造事業」において、「文化なしごと 創造事業」を実施することとなりました。
この事業では、被災地において実現可能な文化事業のあり方を提案し、文化芸術分野の社会的企業の起業を促す「起業支援事業」と当該分野における人材育成のための「研修プログラム」を実施いたします。
皆様、ご承知の通り、コミュニティシネマセンターでは、昨年5月から、みやこシネマリーン、20世紀アーカイブ仙台、山形県映画センター/山形国際ドキュメンタリー映画祭とともに、「シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト」 http://cinema-yell-tohoku.com/ を実施し、東日本大震災・福島第1原発事故の被災地を中心とする地域に映画を届ける活動を行ってきました。多くの方々のご支援・ご協力のおかげで、これまでに200回をこえる上映会を行うことができ、約8000人の方に映画を届けることができました。
この「シネマエール東北」の活動が契機となって、「文化なしごと 創造事業」を実施することになりました。事業概要は添付の通りです。
宮古の映画館「シネマリーン」からいわき市に至るまで、三陸沿岸地域には映画館がありません。けれど、多くの人たちがシネマエール東北が届ける映画を楽しみにしてくれています。
そういう地域で映画が上映できる場所を確保するための方法を考えたい。今後は、被災地の人と共同で上映会を実施する機会を増やし、ボランティアによる文化支援が減っても文化事業が継続される道筋をつくっていきたい。また、文化事業に携わる人材の育成や雇用の創造といった面にも活動の範囲を広げ、被災地の復興とともにある活動を続けていきたいと考え、この事業をやってみることにしました。
何らかの形で、"文化の力"で、新しいまちづくりに貢献できる方法を、この事業を通して考えていきたいと思っております。
今後とも、ご支援、ご高配のほど、よろしくお願いします。
また、この事業のことを、関心のありそうな方にお伝えくださいますようお願いします。
(映画館や文化施設など、チラシを置いてくださる方はお知らせください)
ウェブサイトもできました。 http://www.bunkanashigoto.jp/
こちらから、起業支援事業、研修プログラムの申請用紙をダウンロードすることができます。
また、7月7日(土)福島市、8日(日)南相馬市にて、「文化なしごと 創造事業」の説明会を開催いたします。
添付のファイルをご確認ください。お時間がございましたら、ご参加くださいますようお願いいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
岩崎ゆう子
■「文化な仕事創造事業」福島説明会0707案内
bunkanashigoto_fukushima0707.pdf
■「文化な仕事創造事業」南相馬説明会0708案内
bunkanashigoto_minamisoma0708.pdf
■文化なしごと_ちらし
bunkanashigoto_chirashi.pdf