ヴァレリー・ロワズルー | 映画編集者
Valerie Loiseleux

撮影監督ジャック・ロワズルーの娘。高等映画学院(IDHEC)卒業。オリヴェイラ作品には、1991年の『神曲』以降、『O Dia do Desespero(絶望の日)』(92)、『アブラハム渓谷』(93)、『階段通りの人々』(94)、『メフィストの誘い』(95)、『 Party (パーティ)』(96)、『世界のはじまりへの旅』(97) 『不安』(98)『クレーヴの奥方』(99)『Palavra e Utopia(言葉とユートピア)』(00)、『家路』(01)『わが幼少時代のポルト』(01)『永遠の語らい』(03)『O Quinto Império - Ontem Como Hoje(第五帝国──今日という昨日)』(04)『Espelho Mágicoマジック・ミラー 』(05)『夜顔』(06)『唯一の出会い(『それぞれのシネマ』所収)』(07)『コロンブス 永遠の海』(07)『アンジェリカの微笑み』(10) 『家族の灯り』(12)『ポルトガル、ここに誕生す〜ギマランイス歴史地区』(12)『レステロの老人』(14)とほとんどの作品に携わっている。他に、『優しい女』(05/ソフィー・フィリエール監督)、『雲の南側』(03/ジャン=フランソワ・アミゲ監督)、『サイの季節』(12/バフマン・ゴバディ監督)等多数。

筒井武文 | 映画監督・映画編集者/東京藝術大学大学院教授
Takefumi Tsutsui

東京造形大学時代より、映画製作を開始。1987年サイレント映画『ゆめこの大冒険』(86)で劇場デビュー。編集、監督の仕事の傍ら、映画批評を多数執筆。主な監督作品に、『オーバードライヴ』(04)、『バッハの肖像』(10)、『孤独な惑星』(11)。新作に、『映像の発見=松本俊夫の時代』5部作(15)、『自由なファンシィ』(15)がある。

司会:土田環 | 映画研究者/早稲田大学理工学術院講師
Tamaki Tsuchida