コミュニティシネマ支援センター自主企画第一弾 成瀬巳喜男監督生誕100年記念企画 映画監督 成瀬巳喜男レトロスペクティヴ 全国30会場以上を好評巡回中!
2005年は、日本が誇る巨匠成瀬巳喜男監督の生誕100年という記念の年です。 1930年の『チャンバラ夫婦』から、1967年『乱れ雲』に至るまで、90本近い作品をつくってきた成瀬監督は日本映画を代表する監督であり、『浮雲』『めし』『放浪記』『女が階段を上る時』といった名作の数々はいまもなお、みるものに新たな感動を与えてくれます。 コミュニティシネマ支援センターでは、この記念の年に、できるだけ多くの人にもう一度、成瀬作品の素晴らしさを、そして、日本映画の素晴らしさを見直す機会を提供したいと考え、成瀬巳喜男監督作品の中から、映画評論家山根貞男氏の協力を得て珠玉の24作品を選定、東宝、松竹といった映画会社と東京国立近代美術館フィルムセンターの協力を得て10月以降、全国巡回事業をスタートしました。 この巡回事業のために、コミュニティシネマ支援センターとして、『噂の娘』、『鶴八鶴次郎』2作品のニュープリントを作成、A4判90ページに及ぶカタログも編集・発行しました。 詳細⇒http://www.acejapan.or.jp/film/network/naruse/naruse_catalogue.html
10月から3月まで、北海道から沖縄まで、すでに30会場以上が上映を希望、現在も問合せ・申し込みが続いています。
■巡回作品■ 『君と別れて』(1933/サイレント/松竹/16ミリ) / 『夜ごとの夢』(1933/サイレント/松竹) 『乙女ごころ三人姉妹』(1935) / 『妻よ薔薇のやうに』(1935) / 『噂の娘』(1935) 『女人哀愁』(1937) / 『まごころ』(1939) / 『鶴八鶴次郎』(1938) / 『旅役者』(1940) 『三十三間堂通し矢物語』(1945) / 『めし』(1951) / 『おかあさん』(1952) 『稲妻』(1952/角川映画/16ミリ) / 『山の音』(1954) / 『晩菊』(1954) / 『浮雲』(1955) 『流れる』(1956) / 『あらくれ』(1957) / 『女が階段を上る時』(1960) / 『娘・妻・母』(1960) 『放浪記』(1962) / 『乱れる』(1964) / 『女の中にいる他人』(1966) / 『乱れ雲』(1967) 以上24本 太字はニュープリントでの提供 ※製作社名のない作品はすべて東宝提供 ※『君と別れて』『稲妻』以外はすべて35ミリ
|